2005年10月14日

壁式RCって何?そして平井

神戸級の大震災でも構造被害の発生しない工法があります。
「壁式RCです」
高級低層(高層化のためにはSRCが必要)RCの工法で、低層RCでは代表的な工法ですがそうそう数がありません。
見わける方法は簡単で、図面詳細の構造を見なくても、図面性に柱を意味する■があるものは一般のRCで、壁式ではありません。
(全部の図面資料が正確って事は無いので、これ簡単な見わけ方です)

時々耐震性を不安視する方がいらっしゃいますが、この壁式なら全く心配ありません(やはり高級建築工法なので、相場より若干賃料も高いです)。現実問題通常のRCでも十分な強度を持ちます、特に1981年の建築基準法改正を気にする方もいますけれど、構造強度で問題になるのは「老築の1階店舗型(店舗部分の強度が弱い)」とか、見るからにわかるもので、外観からガッチリしている『特に都内のRC』で心配する事はありません、これは開発が古いだけに各施工会社の力作も多く、一部年次では(築浅)手抜き工事もあるので、地方の個人オーナー工務店型RCと比べれば十分強度は補償されています。(実際耐震基準の見直しは、破壊構造の検証と残っていた頑丈なRCから研究されていますから)
建築基準法改正を部屋探しの条件にするのは、ケースバイケースで一律では無いのです。
それぐらい耐震性を心配するならやはり「壁式」でしょう。
その安全性がダントツだからです、


さて、賃料も安く都内にも至近、意外と知られていない街があります。総武中央緩行線「平井」です。
今回はそんな平井とお勧めの壁式マンションを紹介しましょう。

平井ってどんなとこって言うと「亀戸の隣」わかりやすく言うと「錦糸町の歓楽街はちょっと」な人には、ちょどいいバランスに位置する街です。(詳しくは現地レポートで)

さて今回紹介する物件は、
こんなお部屋です。
阿久津.png

どこにでも見かけるようで、よく見ると「ちょっと無い間取り」なのがおわかりでしょうか?
「バルコニーの位置」「収納の位置関係(これは壁式構造だからで隣室と入れ子構造にすることができないからです)」「玄関から完全に見えないキッチン」「窓の数の多さ(実質三面採光でいいと思います)」
これには理由があります。このマンションの物件名称は「阿久津マンション」というのですが、管理会社が「有)阿久津商事」。そうなんです、これは阿久津商事の直接の管理物でマンション内の1室に管理会社があります。“拘りの壁式構造”でわかる通り「オリジナル設計」なんですね。

他にも特徴があります。
物件概要にある「ユニット式(水を綺麗にする装置)」ちょっとこれだけだとそういう設備なのかわからないのですが、このマンションが阿久津商事の拘りの自信作である事がわかります。
実際この物件を知ったのは一年ほど前になるのですが、その時にも社長さんは随分誇らしげに説明してくれました。
そんなお部屋が悪い筈ありません。
「壁式で凄く贅沢な造りなんだよ、遮音性なんかその辺のマンションと同じにしてもらったら困る」と豪語するほどで、この物件は「内見前申込可」なんです。それの意味はどういうことかといいますと、通常申込の条件に「内見」が含まれるのは、入居直後の退出リスク(「予想と違った」などで入居直後に退出等があると、再び空室リスクが発生するので一見家主は得するように見えますが、現実には1ヶ月分以上の損になるのです)を考えるためで、「内見して気に入っていただいた」の言質を取るために「内見が申込の条件」なのです。
なので「内見前申込可」なのは自信の表れです。
(違うケースもあるので、全部が全部じゃないですよー)

さて、物件概要です。

JR総武中央緩行線平井5分、江戸川区平井4、東南角部屋、エアコン、浴室乾燥機、追焚機能、ユニット式清水機能、オートロック、エレベーター、壁式RC造5階建ての2階、築H11、40.50u2DK、賃料10万3千円(共益10000円)、礼敷2/2


最近の若いご夫婦の方の相場12万から考えると、平井って非常にお得な地域だとわかります。
そんな地域で、大手デベロッパー以上のグレードのマンションです。内容重視の「違いのわかる方」にお勧めです〜
外観取材と平井ルポは週明けを予定していますよっ
posted by iwahara at 23:06 | Comment(1) | TrackBack(1) | 不動産な夕べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


この記事へのコメント
コメント有難う御座います。

物件に関するコメントは、基本的に自由ですが
事インターネットのルールとして個人情報に関わる部分は原則として公開できません。tokumeiさんのコメントはこのコメント内で要約した上で利用規約として、コメント自体は削除させていただきました。ご理解ください。

(tokumeiさんコメント要約)
>記事表現での遮音性能は確かでしょうか

当該記事は物件構造『壁式RC』を中心に取り上げたもので、そこに間違いはありませんし、取材時に管理会社さんにも説明を受け管理内容等も伺いましたが、「退出時の修繕を最小限に留める工夫のお話と同時に、解約時の請求についての一般論の部分も伺っており」私としても見識であると思いました。

又マンションであっても(特に建材や設計の関係もあって)築年数の浅いものの遮音性能は平たく言っても限界があります。これはどの物件にもある傾向です。最新作のタワー型などは高層階の重量を軽くしなければなりませんから分譲マンションであってもほどほどの遮音性能と言えます。

暮し方に依存する事は言うまでもありませんが、生活騒音を完全に物件構造でカヴァーするのはスタジオ等の音響建築の面からも明らかです、
音に関する性能評価の点で又同物件の構造的評価には間違いありません。又、壁式に関しては神戸震災等での壁式の強度に関するDATAの裏付けのある話として記載しております。
Posted by iwahara at 2007年12月28日 02:43
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[Blog] 壁式RCって何?
Excerpt: 耐震性を重視するのならこの工法を選択するべきらしいです。あとは防火関係の壁材とかが進歩すれば、というか自身の多い国においてそれらの開発は国家の重要案件として、今後も重要になっていくんでしょうが。 (r..
Weblog: 昨日の風はどんなのだっけ?
Tracked: 2005-10-15 02:47



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