機械ばかりは、どうにもなりません。
何かにつけ情報収集でも大事なツールのFAXがですね、今日は不調で明日サービスが来ます。
そこで今日は業界話をしようと思います。
不動産屋さんの選び方
自爆ネタもありますが、現代社会は公開性と透明性ですから。
地域の不動産屋さんの利点は、地の利と情報です。しかし会社の社員さんにとって、居住区が地元なわけありません。地の利って事で捉えると、社員さんの数も少ない小さいお店になってしまいますが、今度は営業範囲が狭くなる事もあり、物件情報が少なくなります。
広域で仕事をしている大手は営業範囲は広いが、今度は営業のノルマやらって話で(物件検索にしても投入するコストが大きいですから)そんなに時間をかけていられません、メールだけの問い合わせにはあまり積極的になれない事情はこの辺にあります。
最近増えているインターネットに特化した不動産屋さんには、逆にメールの問い合わせを大事にしていますが、逆にそれだけ(正直な話、メールの問い合わせを1日に6件7件と対応するだけで1日が終わってしまいまます)対応は淡白になります。「こうじゃないの、あーじゃないの」と考えるゆとりはありません。
何がベストって実は無いんです。
「後悔しないたちで、暮らす街は一駅も動かさない」って時にはある意味極端に小さい駅前不動産屋さんでしょう。
「漠然としていて、実際引越しすらしないかも知れない」や「物件には詳しい方なので情報が欲しい」な時にはインターネットに特化した不動産屋さんでしょう。
「通勤駅へのアクセスを確保出きるなら、沿線も複数選択肢だ」な時には大手の営業の強い不動産屋さんでしょう(一日に多めに物件を内見して、その日に決めるぐらいの感じで)。
「物件の事は良く知らないので、どういうものがあるのか、から始めたい。新しい発見があるならもっと面白い」な時にはretourみたいな、ネットもあるが規模も小さい(自慢じゃないですが)ところがいいでしょう。実際retourの物件検索は1000以下で業界的には少ない方です。
実はどんなスタンスでお部屋を探すのかって事に応じて、お店がある感じですね。一番「何が何」なのは(駅前店の「はしご」はアリですが)複数のお店に大量に問い合わせをする事です。間違い無く紹介される物件が重なりますよ。つまり、ほぼ全部どこの業者も同じ物件を紹介できるからなんです(駅前店には地域だけの物件があるのは事実です)。ただ、業者にとっても物件を探す時間には限りがありますし、お客様の問い合わせ+αをどう考えるのかの差だけです。「もっとこういうのがいいんです」と言って頂くのが一番早いんですね。
人の目には錯覚があります。
業界的には「最後に回る業者に負ける」って格言があるぐらいです。
つまり印象に残った物件(最後の方に見た物件)の勝ちって事で、必ずしも自分に向いている部屋を選んだんだって言えなかったりするんです。
まさに「不動産屋さんの選び方」です。
選んじゃったほうがいんですよね〜