マンションの諸条件相談には、様々なものがあります。「事務所可、ペット可、保証人不要、外国人可、バイク可、2人入居可、子供可(これをオーナーが規制するのは疑問です、個人的意見ですが。)、店舗可、大型犬可、インターネット引き込み可、ルームシェア可、水商売可、賃料相談、ピアノ可、楽器相談、ねこ相談、高齢者可、」
この反対が「堅い職業の方限定、学生限定、男子学生限定、女子学生限定、男性の入館不可(親族許可制)、友人宿泊不可、女性限定、バイク不可、自転車不可、暴力団関係者否」
審査も様々です「保証人は現在就職されている血縁者のみ(保証人、借主ともに収入証明=納税証明必要)、年金生活の親族でも可、外国籍であるので法人契約希望、法人契約の場合全部証明書のコピーで可、法人契約の場合登記謄本のコピー要、前年度収入証明(源泉徴収)、前年度収入証明(納税証明その2)、内定勤務先の見込み年収で可、保証人は友人で可、保障会社(主にカード決済会社)との契約になるので保証人不要、本人確認の電話有り(無し)、保証人確認の電話有り(無し)、ペット面接あり、借主オーナー面談有り、借主勤務先会社審査あり、ルームシェアの場合入居者両名の保証人必要、勤務先会社概要、法人契約につき会社概要、入居者が学生のため借主を親とし他の親族から保証人を立てる事、、、」
審査や入居条件は管理会社が決めるのではなく、オーナーだからです。
(分譲マンションの場合は、管理組合の規約も関係してきます。)
元々が「賃料を払う見込みも無いのに入居を希望する」なんてナンセンスなお客さんがいる筈もなく、家賃の滞納が起きる経緯は、「会社から解雇」「事業の失敗」「借金」などで、いくら審査してもその辺の事情はよくわからないでしょう。むしろ入居後に管理会社がオーナーと密に連絡を取って、滞納などがあったときに早めに事情を聞くなどの対応の方が有効でしょうし、ゴミだしや騒音で問題を起こすお客さんは内見などをしている時の立ち振る舞いでわかるものです。ここは仲介業者がちゃんと生活について注意すべき事で、それでも問題になりそうなお客さんには「どうしてそうなのか」と話を聞くぐらいでないと、元付け管理不動産会社に面倒を持ち込む仲介会社になり下がってしまいます。
アメリカの様に「プライヴァシー法」などがしっかりしていないので、この国の審査(入居条件)は時折行き過ぎます。最近の話題は「敷金が戻るのか」などの金銭をめぐる話が多く、審査や条件の話はああまり論議がありません。
特に東京は賃貸生活がメインとも言えるのですから、入居審査どう整理すべかって、大事な事だと、私は思うのですが、、。
一般に入居条件が緩和される背景は、築年数が古い、オーナーが法人、オーナーは投資が目的で「入居優先」、寛大な人だから(事情を聞けば考えてくれる)、リフォームのコストとのバランス、広告費とのバランス、、様々でこうときまった法則はありません。
世田谷区豪徳寺1、小田急線豪徳寺6分、築昭和47、RC造6階建ての2階、47u1LDK、小型犬可(ペットの場合敷金償却1)、2人入居可、事務所使用可、外国籍相談、水商売可、社員寮相談、賃料9万円(管19000円)、礼敷
0.5/1、バストイレ別、エアコン、ガスキッチン、洗濯機置場室内
こんなお部屋です。

確かに築年数は古いのですが(RC造の耐用年数は税務上47年、実質60年です)、47uで9万円(管19000円)は破格です。間取りも申し分の無いもので、近日取材間違いなし、なにか気になる物件ですね〜
posted by iwahara at 17:47
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不動産な夕べ
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