アパートとマンションには、お部屋に入った瞬間に感じる雰囲気がまるで違います。何度もこのブログで取り上げていますが“音”です。
音響の事をご存じなくても、高音の遮音は簡単でも、低音の遮音が難しい事をご存知でしょう。「振動を伝えるから音も伝わる」のですが、低周波の力は強く、容易にコンクリートぐらいなら突破します。一番遮音に適しているのは空気層とも言えて(共振して増幅する事は無く、減衰するので)、マンションの構造や(遮音の盾のような側壁や、階段状に音を乱反射して位相ズレを起こして減衰させる構造)ベランダの向き、窓などの設計が巧みに出来ていないと「中高音ばかり遮音します」(それがストレスに感じる事も在り得るんです)。
言い換えると、RC・SRCマンションの部屋に入った時に感じる「静かな感じ(人の脳は会話を聞き取りやすくするイコライザーが入っているので、中高音に敏感)」とは、「遮音の容易な中高音を、間違いなく遮音している」からです。
暗騒音と言ったりしますが、ノイズの全てが人体にとって悪条件だとは言えません。
実際可聴帯域を越える高周波がα波を発生させるのは良く知られています、安易に遮音すると、この高周波から真っ先に遮音されるのです。お部屋から生活ノイズがあれば無音状態の不快感は気になりませんが、屋外の風や木の葉の揺れが起こすような高周波は不足がちになってしまいます。
窓を開けたときに感じる開放感は、気圧や換気の関係だけでは無いのです。確かにアパートは「音が入ります」しかしデメリットばかりでは無いのです。しっかり造られたアパートと、学生時代に暮らした(或いはお友達の部屋の)あの部屋の「端の部屋から端まで筒抜け」なんてのは、或る意味極端な話です。(フローリングの場合防振構造が無いと『床が木琴になる』のは事実です)マンションの静けさではなく、表現は難しいですがアパートには開放感があります。
都会の真ん中でアパートの賃貸物件を探すのは意外と難しかったりしますから、『表参道のアパート』ちょっといい感じですね〜
30uしかないのですが、このお部屋もデッドスペースになりがちなDK部分を効率的にすることで、部屋の広さを確保しています。2Kって間取りは実はいいんですよこれが。10.5帖の1Kにも見えますが「広く感じる間取り」ですね。
銀座・半蔵門・千代田線表参道徒歩2分、港区北青山3、木造2階建ての2階、バストイレ別、フローリング、30u2K、二人入居可(お子様不可)、事務所相談(事務所の時は賃料12万3900円、管2000、礼敷2/3)エアコン・キッチン新品、諸条件応相談、11万3000円、管2000円
「表参道にアパートの事務所」ってのもカッコいいかも知れませんね〜
(業種や人の出入りなどの条件によるので、相談です。)