しかし、非常に稀な物件があります。
この物件は「事務所可能」で、賃貸条件が住居も事務所も同じですから、事業物件が改装するように住居としての改装も相談になるんです。
ですから、各室部屋の内容が大幅に違っています。「浴室トイレの内容や位置」「キッチンの位置」です。床材も「基本はCF・Pタイル」ですがその内容は各室バラバラなんです。
以前紹介したこの物件です。何度か内見するうちにその全貌が判明したのです!
正確に補足していない(オーナーがのんびりしている方で、、)のですが4室は空室です。
http://retour.seesaa.net/article/2616025.html
http://retour.seesaa.net/article/2638459.html
この物件実は知る人ぞ知る物件で、デザイナー・カメラ・インテリア・映像・大学等の「玄人な人ばかり」のマンションで、オーナーの話だと「飛んでる人ばかりなんだよね〜」との事、このオーナーが又変わった人で「天井抜けちゃう抜けちゃう、8万円ぐらいな〜、で、現状回復は18万ぐらい」「いいよ立て付けの収納とか全部はずしちゃっても」「浴槽いらないなら撤去してもいいし」「あーここね、ここはね換気扇つけてダクト伸ばしてさ」、、、。「床のCFまで真っ白にペンキ塗っちゃってる人がいてさ、いんですかそれって聞いたんだけど、いんですって言うんだよね、わからないな〜。でも本人はどうしても白にってさ、、」
こんなマンションです。
床がPタイルだったり(この部屋の壁のペンキは「未完成」)
玄関部分に後付けダクトがついていたり、
玄関ドアはまるで「資料室」
スケルトンな部屋はバレエ教室のようで
(この部屋が『成約』大改装されますよーー)
痛快に広い部屋でも窓の開口が広いので暗くはありません。
味のある廊下、昔の役場のそれのような、、
メンテナンス用のドアは「空けると何かいけないことが起きそうで」、屋上にも出られます。
一番内容のいいタイプのバストイレはこんな感じ
「レトロ」です
どうですか、この広さは!
「空室がまだあるよ」と聞いて見に行くと「見る部屋見る部屋内容が違います」、合板敷きのままで「今ならPタイルとかCFのデザイン選べるよ」とか「ここのお風呂は完全に排水埋めちゃってるからもう住居はダメ、事務所専用だね」とか。。
実はインテリア関係の方がこのマンションの一室に契約したのです。お客様に相談して「改装その後の取材」承諾得ました。
どんな部屋に変貌するのか、ワクワクしますね〜
ちなみに「基本的には現状復帰してもらわないと困るんだけど次借りる人がそのままでって話だと、原状回復義務が次借りる人にリレーさるってのはアリだから」、、とんでもない物件です。
以前にアパレル系の会社が100万以上かけて張りなおした特殊な床の部屋は「まだ残っていて、気に入った人が借りている」そうです。
この物件、インテリア雑誌に紹介されていたり、テレビのロケも多いとか、、あるんですね〜こんな世界が。というかこの物件とオーナーが飛びぬけてるんですが。。
他にもいろんな話があって、ちょっと語り尽くせないぐらいなんです。
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