実はこの物件は一ヶ月ほど前から空室を確認していたのですが賃料が大幅に引き下げられました、夏価格です。
「15万→13万」かなり大幅な下げなので、「もう申し込みかなぁ」という部分もありますが、一般媒介のこの物件は複数の管理会社からまだ広告中ですから「まだ空室はかたい」でしょう。
誰にでもって物件では無いので、この物件も「古築の魅力を探る」な特集としてお送りします。
築年数に関しては、管理会社によって複数の説があって明確ではありません(増改築の年数の可能性もあるので)「説@昭和22年」「説A昭和40年」18年もの開きがあるで、正直「築年数は不詳」です。
物件概要としても「各種相談」が多いですから(これは入居申し込みの方の希望内容・信用度と家主の判断になりますので、完全に明快なものではありません)、「この物件に魅力を感じるのか」ってとこが一番大事に思います。
さて、間取り内容は今回も芸術的です。
センターの居間を囲む小部屋、旧縁側部分は「サンルーム」になっていて(そのためこの物件を5DKとする業者と6DKとする業者に分かれます)、他のお部屋もセンターの居間を補完するように並びますから「開放系小家族向き」に違いありません。円を描くような導線は、「全ての個室からセンター居間へ最短距離のアクセス優先」で設計され、今日的『完全振り分けへのアンチテーゼ』に他なりません。
ある意味現代ならシングルで借りる事で「円形序列型ワンルーム」と定義も可能でしょう。
とにかく間取り内容は芸術的です。
(このブログで再三お話している「日本家屋の南向きは縁側と廊下により直射日光をコントロールした」、正にそういった間取りですね。巧みに居間への直射日光をコントロールしています。)
東急目黒線西小山7、品川区荏原7、各種相談(事務所・一時借り・外犬・ピアノ)、ガスキッチン3口、エアコン1基、ウォシュレット、浴室追焚可、木造68.85u(敷地82.5u)、庭付き一戸建て平屋、築年数不詳(昭和22or昭和40)、賃料13万円、礼敷1/1
さて、こちらも取材してきますよー。