値下げが行われた背景は「現状貸し(業界用語としては、これ以上のクリーニングやリフォームを考えていない)」を主張する家主と、再三の“お話(お客さんの)”が食い違うため、管理会社としては「オーナーさん現状貸しなら賃料下げないと難しいですよ」となっていたのです。
壁紙系やペンキ系マンションとも違い、一戸建てとなるとルーチンの管理は「畳と襖、キッチン等のクリーニング」となりますが、現状は「襖に汚れアリ、畳は表替えしたとの事ですが既に焼けている状態」で、家主さんの親族のお爺さんが増改築された屋根裏の倉庫に出いるしているのですが、家主さんの私物が庭に結構残っていて、あ〜なるほど誰しもが「考える」か「その場で質問しないと」な部分が多いのです。
しかし、このu数は西小山では飛びぬけているのです。魅力的な物件ですよ。画像はありませんが、お風呂は増築部分で内容も良くて基本的な内容に不安な点が無いからです。
西小山ってどういうとこかといいますと、東急目黒線で目黒至近(3つ目ですから東横の祐天寺にあたります)目黒線はそのまんま地下鉄南北線という非常に利便性の高い街ですが、街並みは豪徳寺のようにのんびりしていて中央線の高円寺等とは全くイメージが違います。
物件は駅の南側で

目黒線の駅は大井町線のように小規模なもので、商店街は「ホーム至近」
雰囲気もどこかのんびりしています

北側は


こんな感じ、古びた看板がいいですね〜
物件も「相当なもの」なのですが、この街は学芸大や祐天寺以上に思います「何が何でも渋谷」じゃないなら、目黒線の方が正直お勧めなのです。
物件のご近所(裏)は摩耶寺

その又裏には、誰が決めたのか「世田谷百景のひとつ」小山八幡

ここの八幡の鳥居には番人がいて


何が百景なのかこの人達は「知らない」そうです。
さて、肝心の物件ですが、象徴的なショットでまとめてみようと思います。
中央の居室からサンルーム(自転車は、管理人のおじいさんのものです)

まるで田舎の縁側、ここは東京かと思いますね。
室内の雰囲気も全体的にどこか懐かしい感じ

(キッチンのシートは板の間保護用のものです)

管理会社さんの話だと、登記関係で最も古い記録は昭和22年なのだけれど、昔は家を新築しても未登録でもいい時代に突入してしまい増改築前のセンター居室から玄関までの部分が一体いつ建築されたのか「わからない」のでした。
この玄関を見て「おして知るべし」です。

凄いデザインですね、今造ると幾らかかるんでしょうか、、
どうですか、希少性ってものは安易なデザイナー以上です。
「部屋を綺麗にする分には」内装関係も家主さんと随意相談可能でしょうから、この物件をよく知って自分の暮らしに合わせて手を入れていけば、クラッシックな良さをもっと引き出せるでしょう。玄人向けの物件ですね〜
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