二階建ての物件を見極める上で大事なポイントがあります。
「階段の占有面積」です、
一戸建てのように階段部分が「別室と同様」に設計されていると当然それなりの平米数を取ります。デザイナーズで御馴染みのメゾネット螺旋階段は、デザインばかりでは無く、ある意味効率的な設計のひとつです(実際上り下りの利便性は別ですが、、)。
ロフト付き物件となると「階段かはしごか」が今度は居住性の問題となります。
で、この物件は?おなじみアメリカ屋根裏部屋(グルニエ)まんまなのです。
なんといってもこのギミックが特徴です、実はこのタイプは居住性も損なわず、平米数的にも最もコンパクトに階段が取れますから。来客の時に完全に2階をセパレートすることもできます、
そしてグルニエの居住性は?
確かに空室状態ですから、この時期となると「暑い」のですが、木造建築はRCと比べて熱伝導率が低い(光熱費が安い)ので、一定温度を保っていれば、そう気にならないでしょう。
このエアコンが
グルニエには前後にバッチリつています。
風通しもいい構造なので
十分部屋としての居住性が担保されています、
さて、外観は
こんな感じで山荘風、2階のこのお部屋は「独立階段」ですから、アパートというジャンルは、正確には正しくないでしょう。
とにかく特徴は「どの窓からも緑が見える」とこです。
これは玄関の窓
これは下の階居室から
その下の階居室は
こっともスタンダードなお部屋で「ルームシェアの場合」“上階の人と下の階の人”と分けても喧嘩にはならないでしょう、キャラクターが随分違いますから。
リビング・キッチンは高級タイプではありませんが、必要にして十分使いやすい設計で、窓が多い開放感が特徴です。
再びグルニエに戻ります、屋根の傾斜が入っていますから、実質「4畳半×2かな」の内容ですが、開放感があるので、これはこれで他には無い雰囲気です、ウッドパネル貼りの天井が特徴です。
窓からは
そして徒歩2分ほどで善福寺川
この裏は広大な和田掘公園なのですーー
山荘風のこの物件には、ピッタリのロケーションですね〜
そして番外編、この物件の一階にも空室が
賃料8万円(管理費3000円)、34.78uの1R+地下室
この地下室は成城グリーンテラスとは違い「マジな地下室」
基礎部分を利用しているので、アパートなのに打ちっぱなし(高さは1.2Mほどでしょうか)「どういう用途に使うのか」はともかく、、、
これも珍しいお部屋です〜
ライフィックスさんの物件にはまだまだ紹介したいものがありますから、機会を見て又取材の予定です。