実際内見してみたところ、その内容は想像以上で内部の状態はかなり良好です。
使いこなしといっては何ですが「この部屋に慣れる」というか「この部屋に慣らす」という時間が必要かも知れませんが、結果手に入るものは「想像以上に大きい」と確信しました。
先ず専用シャッターを開け、階段を上ります、階段部分(玄関)の雰囲気は正に店舗のそれです。
玄関ドアには『蘇る金狼』のジュピター仮面かと思う“ノックノック”が、
はい、こんな玄関ドアです。

どう見てもアパートの1室って玄関じゃありません、、
お部屋です

雰囲気は「少人数の喫茶店」的なもので、独特の落ち着きがあります。ワンフロア占有なので一戸建てのような静かさがあるのも特徴です。
上階への階段は「西洋式屋根裏収納型」で、床材は大理石風タイルです。ここは施工からあまり年数が経っていないようで状態がとても良く「ここの床が防音かな」とわかるぐらいしっかりしています。
浴室(洗濯機設置可)部分
ハイ、引き戸を開けるとアポロ11号かと思う「お風呂ボックス」が“収納”されています。
どこかアウトドア感のあるこのお風呂、使い慣れてくれば「半身浴的気軽さ」があって意外といいかもな感じで、防滴TVなんかを持ち込んで“ながら入浴”するにはこの方がいいかもです。
このスペースに入るシャワーボックスがあるのか微妙ですが「10年暮らす」という気持ちがあれば、入居者負担での改装の交渉をしてみるのもいいかも知れません。洗濯機は屋上にも設置可能です、
(改装を保証するものではありません)
キッチンは分譲並みの内容で

なんとオーブンまでついています。
リビングの窓からは西武線が至近で見えますが、音は意外とおとなしくほとんど気になりませんでした。

トイレは豪華なタイル張り、そして上階へ
居室です。

思ったより広い部屋で(階段部分に柵がないためでしょう)、寝室としては十分な広さです。エアコンは上下両室に2基、
そして屋上です

二本の道がさーっと開けて見えて、開放感は抜群

「誰にでもお勧め」というコンベンショナルなお部屋ではありません。しかし普通に暮らす条件は設備面でも内容としても十分備えていますから、いろんな可能性がある事だけは間違いなく、このお部屋の魅力は「使い方次第」で何倍にもなるでしょう。
内見時もなかなか去りがたく、自分が暮らすのでもないのに「どうしようかな」とあれこれ考えてしまう魅力があります。
文系ですね、
次回は青山1丁目から「静かな大人の部屋」を紹介します。