全体としてリビングだって雰囲気にするにはキッチンと玄関の位置関係がDKタイプなので(キッチンが広い事もあって、イメージ的にもDKイメージが支配的)、一工夫必要なところです。
そこがこのお部屋はオーナーさんの好意で、モデルルームのように「こんな風にすると素敵でしょ」っと移動家具が設置されているのです(そのまま使いたい場合には、家具付きになります)

このレイアウトは広い1Rストゥデイオの使い方の参考になります。移動家具をひとつ置くだけで部屋のイメージはきっちりとキッチンとリビングに分かれ壁で仕切られているより解放的で、広さ感を損なう事がありません。

ここが私が「若いカップルの方」に2DKではなく1LDKを勧めている理由なんです、2DKでも扉を外してしまって1LDK風に使うだけで居住性も上昇しますよ(キッチンが寒いという事も無くなります)。
又居室との間もガラス戸になっているため、使い勝手のいいストゥディオのようなイメージで、築浅1Kよりも明解に内容は上です。


キッチンは大型でバスルームも清潔感があります
窓からの景色も見晴らしがよく、このお部屋の開放的なキャラクターがよくわかります。


ルーフバルコニーは十分ガーデニングのできる広さです。
(402号室の画像を参照してください)
そして大型のクローゼット

青山1丁目至近で、これだけ落ち着いた内容のシングル向けの1Lは滅多にありません。そしてクオリティーが高いです、
こちらのマンションは「お子様不可」なんですが、その意味合いも喫茶店なんかで時々見かける「小さいお子様不可」と同じもので、ここは静かな大人の部屋ですよって意味があり、青山というロケーションもあって、その意味合いがよくわかるお部屋です。
ではオリジナルの和室はどうでしょう。
402号室を見てみましょう

和室の窓も開口率の高いもので(窓の先は渋谷です)、バルコニーの存在が生きています。

ご覧になるとわかると思うのですが、バルコニーは『塀』ではなく『柵』です。
時々お話しているのですが、南向きに作るため(直射日光を制限するため)とプライヴァシーへの配慮から、昨今のマンションのバルコニーはほぼ100%『塀タイプ』です、つまり窓から見える景色も「バルコニーの裏側」なんですよね、昔のタイプですとここは『柵』
になっていて俄然解放感に違いがあります。
LDK部分の広さは十分で、こちらは対面形式なのでイメージは最初からリビングのそれです

窓からは青山が見えます

キッチンは大型で

洗面やバスルームは301と同様の内容です
こちらはもうひとつの和室

完全振り分けですから、こちらのお部屋は書斎として完全に分けて使えます。
オーナーさんのお話ですと「和室の部屋もどうしても残したかった」との事で、このお部屋はオリジナルなのです。
全室共通するのは「古さを感じさせないクオリティーの高さ」で、広さ的には驚くほどではありませんが、バルコニーを含めた内容の良さは「築浅からは探せない」ものです。
場所が場所ですから青山1丁目至近で住居を探している方となると、どうしても仕事の関係であったり、終電を気にしないで家に帰れる等の方になってくるでしょう。そんな時に「この静かさとくつろぎ」は、とても貴重な筈です。
アーバンホームズの担当吉村さんが「本気で綺麗にしますよ」と太鼓判の401号室リフォーム完成が楽しみですね。
部屋の位置関係から「最高の部屋」との認識でフラッグシップとなるリフォームが計画となったのです。
築年数が古いというのは、ネガティヴな事ではなく、むしろチャームだと気がつかされるお部屋ですね。
都心でお部屋を探されている方、お勧めですよっ
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