担当者の(アーバンホームズ)吉村さんの話ですと、完成前から一件お話があったのですが事情によりキャンセルとなったそうです。
このマンションはその驚異的な立地のよさと内容も(特に広さのバランス)いいですから「完成前に募集終了かな」と思っていました。
今がチャーンスですよ、
そう滅多に無いタイプのお部屋ですから(新築系では無いので)、青山〜外苑前なんかでお部屋をお探しの「シングル・カップル」の方にお勧めです。
前回のレポートはこちら↓
http://retour.seesaa.net/article/9817675.html
http://retour.seesaa.net/article/9939037.html
改装のコンセプトは、元々のお部屋の特徴「独特の間取りと、ルーフバルコニーを生かした開放感」を生かす方向でまとめられ、レトロなテイストはそのままに設備は全て新品という理想的なものです。
これが新築物件で不可能なのは、マンション構造の合理性が追求された結果最近作では内容の均一化(デザイナーズでもそうです)の傾向にあって、「新作はある枠からはみ出す事が無い」からなのです。
一番わかりやすい部分は、バルコニーの構造です。
一般的には「壁で囲われた箱構造」になっていて、デザイナーズ等で稀に採光メッシュが採用されますが、基本的には「リビングの窓から外を見ると、視界の半分はバルコニーの内壁」という現状です。
しかし、昔は採光優先で(結果的には直射日光が入りすぎて居住性の問題となり最近の壁型が定着したのです)ワイヤーの柵型だったのです。

この柵型バルコニーの開放感は独特で、ある時目黒の高層マンション14階内見の時に、高いところの苦手なお客さんには「ちょっと怖いぐらい」なのです。弱点は「直射日光入りすぎ」になるんですが、このマンションにはそれを回避する構造があります、
当時の日照権規制の厳しさからピラミッド構造している関係で、傾斜がかかっている外壁から

わかります?
「ひさしがある」んですっ
このひさしが、直射日光をコントロールしつつ、開放感を損ねない(ひさしは室内から視界に入る事が無い)独特な構造につながっています。



室内から見た開放感わかっていただけるでしょうか。
物件概要ざっとおさらいしてみましょう。続きを読む