そんなワケでまず、物件概要からです。
小田急線参宮橋5分南新宿7分、JR・大江戸線代々木10分、京王新線初台10分、大江戸線都庁前11分、JR新宿駅14分、渋谷区代々木3、
光パーフェクTV導入、BS・110度CSアンテナ設置、高速インターネットサービス、住戸内LAN、マルチメディアコンセント、TVモニター付オートロック、ディンプルシリンダーキーオートロック、防犯カメラ、コスモスコール24(物件管理)、
窓防犯センサー(2階住戸)、フローリングカラー二色ホワイト(白木系)・ブラウン(ダーク系)、浴室乾燥機付セミオートバス、全室エアコン実装、スラブ200〜220mm+LL45フローリング、
一部住戸床暖房、一部住戸T-3等級の防音サッシ、宅配ボックス、大型給湯器、屋寝付き駐車場(機械式有料39台:上40000円、下38000円)、バイク置場(6台)、駐輪場1住戸1台、24h換気、総戸数117戸、竣工2006年1月下旬(2月1日より入居)、RC造14階建、
31.36u1K〜62.15u1LDK(Aタイプ〜Lタイプ)
賃料12万9千円〜24万4千円、礼敷2/2
貸主:株式会社リクルートコスモス アセットマネージメント事業部
施工:清水建設株式会社
媒介:株式会社リーヴゥエンティーワン(担当 倉岡)
物件概要が強烈ですね、これ以上ない装備設備内装部材、下手な分譲マンションのクオリティーを完全に凌駕しています。
そしてデザインも大手デベロッパーならではのプルーフされたもので、所謂「名前だけはデザイナーズ」というレヴェルの向こう側にあるマンションです。
これだけの設備が、賃貸契約という中で「経年変化による補修保全が貸主負担」であるんですから、
常にそのクオリティーが落ちる心配がありません。
昨今の『分譲クオリティーのマンションをそのまま賃貸で運用する』というタイプの典型でコストパフォーマンスは一般賃貸と比較になりません。
ある意味「何故売らないの?」とも言えますが、
建築する上でいろいろ考えなくちゃいけないことがあります。
分譲マンションの供給量であったり、
コンセプトとして単身者向きや二人入居向きに設計する事は、東京の住居のニーズに合っているのですがこのタイプだと、
「家族が増えたら住み替え」になります=「中古市場に売りに出さなければならない」→つまり、一般の入居者の方が最初から中古売買のリスクを負う事になる。
シングル・二人入居向きの設計でハイクオリティーのものは賃貸の方が社会的合理性に合っています。
簡単に言うと「借りる側も貸す側も得」というジャンルです。
物件のキャラクターとしては、トヨタのレクサスです。
retourのブログでよく取り上げているは、個性的な中古車だったり、独創的な(ある意味居住性を犠牲にしても)コンセプトの部屋ですが、
「それはそれ、これはこれ」です。
流石に新型は凄いね、って感じでしょうか。
さて、こちらの物件まだ未完成で、年末に一部フロアの内覧会があったというワケです、
公開された部屋は「2階のI’、J、K2、Lタイプ」です。
その4室を紹介しましょう
Lタイプ213号室56.52u1LDK賃料22万6千円管理費10000円

ルーフバルコニーが特徴的です
通常56.52uというと2LDK取れる間取りです。
しかし実際のLDKは12帖以上ないと体感「広いリビング」という内容になりません、最近のシングルの部屋のニーズが30u以上ですから、単純に考えても二人入居で水周りを10uと考えて減算しても50u、今考えられる二人入居の理想的な広さなのです、
雰囲気は「しっかりと部屋が分けられた1LDK」です。続きを読む