虎ノ門といえば、近所の愛宕レポートがあるので、こちらも参照ください。
http://retour.seesaa.net/article/271340.html
さて、実際虎ノ門といえば某TV局や高級ホテルなどがある一等地です、
キャラクターとしてはオフィース街なんですが、静かでとておも落ち着いたところです。住宅街ではありませんが、その一部に上質な住宅街があり所謂広尾なんかみたいに住居を探す時に直に思いつくような場所ではないでしょう。
そんな意味で「知る人ぞ知る」的な静かさがあるんだと思います。
土地の持つビヘイビアーのランクの違いが「体感できる」それぐらいの街です。
なんていいますか、セブンイレブン自体違う店みたいな感じ
ここは神谷町の交差点で、物件はすぐ近くの遊歩道を歩いていくと至近にあるのです。
この遊歩道も、歩行者も少なく「隠れたイイトコ」な雰囲気
そして間違いなくハイレヴェルなオフィース街です
ここに素晴らしいお部屋があるんです。
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2006年02月21日
2006年02月16日
「川口隊長ーー」懐かしいですね〜、春日2丁目から昭和モダニズムを紹介します。
先日「川口アパートメントが本当は希望なんです・・」という問合わせがありまして、川口アパートメントは分譲(複数社が分譲賃貸で管理しているのです)なのでどこかの管理会社に空室があるのじゃないかと早速探してみると、国土交通省サイト(宅建業者に公開されている最大の公的サイト)に「ありました」。
「本当は」って諦めているような話でしたから早速「川口に空室ありますよ」と返信です。
※国土交通省のサイトはほクエリー検索すらできないのです(これはDATAの改竄や勝手な流用を防ぐためで閲覧プログラムのカスタマイズすらほとんど不可能な代物)が、住所の特定につていはかなり細かく設定可能なのです。
部屋は希望のタイプでは無かったのですが、予想より賃料もずっと安かったので早速内見の手配をしたのです
さて、その川口アパートメントってどんなマンションなのかと言うと、築昭和40年の「日本の高級マンション創生期の代表作のひとつ」なのです。
大映の重役で第一回直木賞作家、妻は女優三益愛子さんという川口松太郎氏が造ったマンションで、芸能人(加賀まり子さんや野際洋子さん)が暮らす高級マンションのはしりで、元々高級住宅街であった文京区春日2丁目自体を有名したとも言える名作マンションです。
有名な建築デザイン系の雑誌にも「昭和モダニズム」の傑作として紹介されているマンションなのです。続きを読む
「本当は」って諦めているような話でしたから早速「川口に空室ありますよ」と返信です。
※国土交通省のサイトはほクエリー検索すらできないのです(これはDATAの改竄や勝手な流用を防ぐためで閲覧プログラムのカスタマイズすらほとんど不可能な代物)が、住所の特定につていはかなり細かく設定可能なのです。
部屋は希望のタイプでは無かったのですが、予想より賃料もずっと安かったので早速内見の手配をしたのです
さて、その川口アパートメントってどんなマンションなのかと言うと、築昭和40年の「日本の高級マンション創生期の代表作のひとつ」なのです。
大映の重役で第一回直木賞作家、妻は女優三益愛子さんという川口松太郎氏が造ったマンションで、芸能人(加賀まり子さんや野際洋子さん)が暮らす高級マンションのはしりで、元々高級住宅街であった文京区春日2丁目自体を有名したとも言える名作マンションです。
有名な建築デザイン系の雑誌にも「昭和モダニズム」の傑作として紹介されているマンションなのです。続きを読む
2006年02月10日
白金高輪のアパートを紹介します
立地に関しては、白金高輪の交差点から見れば前回のストゥデイオと同じサイドにあるのですが、実はこの辺って「抜け道が少ない」のです。ですからちょっとした位置関係でエライ遠回りしてしまったりします。
今回紹介するアパートは白金高輪2番出口(図書館口)から向かわないとどうにも遠回りする場所にあるんです。ところが、この2番出口が「何もないとこ」で、キャラとしては白金高輪駅が通勤を含むメインの駅には違いないのですが、「帰りに買い物して買える」とすると「白金台から帰るのもいんじゃなかろか?」な位置にあります。
物件概要です、
これは又アパートならではの素敵な間取りですね〜
二面採光による開口・風通しの良さ、洋室3帖が効いています。まるで『個人専用のリビング』ここの空間の居住性はちょっとマンションではあり得ないものでしょう。
「狭さもひとつの大事なポイント」なのです。心理的パーソナルスペースは守られてこそ安心感が増します、かといって空間がパブリックなら狭いと感じる、だからこそ「パーソナル」を意識させれば居住性にもなるのです。
この気の効いた使い分けがアパートらいいところです。
南北線・三田線白金高輪7分、都営浅草線泉岳寺10分、南北線・三田線白金台10分、港区高輪1、エアコン、木造2階建の2階、35u2DK、築昭和47年、賃料8万8千円、礼敷2/3
礼敷はちょっと変則的ですが、u数から見ると桁外れに賃料が安いので、条件が悪いとは言えないでしょう。事務所用途は不可です、
そんなワケで今回は白金台から物件に向かいます
白金台から明治学院交差点へ右折します
ここの界隈は古い寺院が沢山あり古風な街ですが、こんなちょっとお洒落なお店も多く、これが又良く似合います。
で、このお店が何のお店って、ケーキ屋さんです。
で、間もなくすると交差点へ。
明治学院とシティタワー高輪
前にもお話しましたが、確かに“高輪”もタワー開発地域なのです。
その交差点から高輪地区の先まで少し入ります
これはモンサンミッシェルでつか?
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今回紹介するアパートは白金高輪2番出口(図書館口)から向かわないとどうにも遠回りする場所にあるんです。ところが、この2番出口が「何もないとこ」で、キャラとしては白金高輪駅が通勤を含むメインの駅には違いないのですが、「帰りに買い物して買える」とすると「白金台から帰るのもいんじゃなかろか?」な位置にあります。
物件概要です、
これは又アパートならではの素敵な間取りですね〜
二面採光による開口・風通しの良さ、洋室3帖が効いています。まるで『個人専用のリビング』ここの空間の居住性はちょっとマンションではあり得ないものでしょう。
「狭さもひとつの大事なポイント」なのです。心理的パーソナルスペースは守られてこそ安心感が増します、かといって空間がパブリックなら狭いと感じる、だからこそ「パーソナル」を意識させれば居住性にもなるのです。
この気の効いた使い分けがアパートらいいところです。
南北線・三田線白金高輪7分、都営浅草線泉岳寺10分、南北線・三田線白金台10分、港区高輪1、エアコン、木造2階建の2階、35u2DK、築昭和47年、賃料8万8千円、礼敷2/3
礼敷はちょっと変則的ですが、u数から見ると桁外れに賃料が安いので、条件が悪いとは言えないでしょう。事務所用途は不可です、
そんなワケで今回は白金台から物件に向かいます
白金台から明治学院交差点へ右折します
ここの界隈は古い寺院が沢山あり古風な街ですが、こんなちょっとお洒落なお店も多く、これが又良く似合います。
で、このお店が何のお店って、ケーキ屋さんです。
で、間もなくすると交差点へ。
明治学院とシティタワー高輪
前にもお話しましたが、確かに“高輪”もタワー開発地域なのです。
その交差点から高輪地区の先まで少し入ります
これはモンサンミッシェルでつか?
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2006年02月02日
現代ストゥディオ事情、白金高輪のユニークなマンション
ストゥデイオとは「何もない箱」「だだっ広い部屋」を意味しているので、20u以下の“所謂それしか広さが無いので結果ワンルームと言う1R”とは同じではありません。寝室や居室を特定するDKや寝室を特定しない間取りの事で(対極にあるのが2DKファミリータイプ)、一定の広さが必要なので一般に高級タイプを意味しています。
ストゥデイオなんて言うとちょっと洒落ているって事で広告文句のひとつになるケースもありますが、高級な間取りって意味ではありません。
欧米なんかではこのタイプの部屋が「アパートメント(日本のマンション)」としては一般的なので日本の部屋は狭いなんて言われますが、世界的な相場から言えばuあたりの相場はロンドンがトップ(売買価格は日本がトップ)、日本が極端に狭いのではなく(礼金敷金制度のおかげで賃貸住宅の相場は安い)、このストゥディオタイプが少ないのです。
昨今の暮らしはほとんど西洋化されてしまっていますから、「寝具がベッドでTVはソファーだ」且つ非木造住宅の場合、本来ストゥデイオの方が効率的に暮らせます。
2×4以外の木造住宅は機密性の悪さ(反面風通しがいいのですが)から、冷暖房器具のカタログ見るとわかると思いますが、アパートで1部屋が極端に広いと効率面から温度の管理が大変なのです(※2×4の高級アパートは逆にマンションより光熱費が安く、一般のアパートはマンションの「熱伝導率の高さ」を考えるとどっこいどっこいでしょう)。
コンクリート系の建築においての冷暖房効率の致命傷は「熱伝導率の高さ(対抗手段は外断熱工法)」になりますが、これも直射日光が当るバルコニー部分(外壁)と室内全面積の比率から言えば「室内容積が広いほうが温度変化は安定的」なので効率性もストゥディオが上です。
居室だけ快適なら良く、DKやLDKの居住性がどうでもいいなら別ですが、、
弱点は「寝室が見られる」点にありますが、都会のシングルライフで頻繁な人の出入りはあまり考えられないですし(そのために街があるんですから)、インテリアとして優れているベッドも多いですから「寝室を別に」は二人入居から考えるのが自然で、シングルライフを考える場合マンションにおける“ストゥディオ”という間取りは優れものなのです。
(ちなみにストゥディオにはコンパクトなKで設計される1Kも含まれます)
日本では文化住宅の開発に始まり、アパートメントを一戸建ての縮小というイメージから出発しましたから、ちょっと広い部屋は「1DK〜」という間取りが多いのです。
現実問題『供給過剰』の賃貸にあって、シングルの潜在需要は『30u』なんだと思いますし将来的には、そこが8万円台に落ち着く事も可能なんだと思うのですが、構造的に間取りのギャップがありますから30u台の部屋というと、「9万円から」というのが昨今の相場です。
■前置き長くなりましたが、そーんなワケで「お得なストゥデイオはリノベーションで間取り改装されたもの(か、大手デベロッパーの新築)」になります。
ひとつの例として、数週間前に内見した白金高輪のお部屋を紹介しましょう。
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ストゥデイオなんて言うとちょっと洒落ているって事で広告文句のひとつになるケースもありますが、高級な間取りって意味ではありません。
欧米なんかではこのタイプの部屋が「アパートメント(日本のマンション)」としては一般的なので日本の部屋は狭いなんて言われますが、世界的な相場から言えばuあたりの相場はロンドンがトップ(売買価格は日本がトップ)、日本が極端に狭いのではなく(礼金敷金制度のおかげで賃貸住宅の相場は安い)、このストゥディオタイプが少ないのです。
昨今の暮らしはほとんど西洋化されてしまっていますから、「寝具がベッドでTVはソファーだ」且つ非木造住宅の場合、本来ストゥデイオの方が効率的に暮らせます。
2×4以外の木造住宅は機密性の悪さ(反面風通しがいいのですが)から、冷暖房器具のカタログ見るとわかると思いますが、アパートで1部屋が極端に広いと効率面から温度の管理が大変なのです(※2×4の高級アパートは逆にマンションより光熱費が安く、一般のアパートはマンションの「熱伝導率の高さ」を考えるとどっこいどっこいでしょう)。
コンクリート系の建築においての冷暖房効率の致命傷は「熱伝導率の高さ(対抗手段は外断熱工法)」になりますが、これも直射日光が当るバルコニー部分(外壁)と室内全面積の比率から言えば「室内容積が広いほうが温度変化は安定的」なので効率性もストゥディオが上です。
居室だけ快適なら良く、DKやLDKの居住性がどうでもいいなら別ですが、、
弱点は「寝室が見られる」点にありますが、都会のシングルライフで頻繁な人の出入りはあまり考えられないですし(そのために街があるんですから)、インテリアとして優れているベッドも多いですから「寝室を別に」は二人入居から考えるのが自然で、シングルライフを考える場合マンションにおける“ストゥディオ”という間取りは優れものなのです。
(ちなみにストゥディオにはコンパクトなKで設計される1Kも含まれます)
日本では文化住宅の開発に始まり、アパートメントを一戸建ての縮小というイメージから出発しましたから、ちょっと広い部屋は「1DK〜」という間取りが多いのです。
現実問題『供給過剰』の賃貸にあって、シングルの潜在需要は『30u』なんだと思いますし将来的には、そこが8万円台に落ち着く事も可能なんだと思うのですが、構造的に間取りのギャップがありますから30u台の部屋というと、「9万円から」というのが昨今の相場です。
■前置き長くなりましたが、そーんなワケで「お得なストゥデイオはリノベーションで間取り改装されたもの(か、大手デベロッパーの新築)」になります。
ひとつの例として、数週間前に内見した白金高輪のお部屋を紹介しましょう。
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