都心近隣の有力な地下鉄路線で賃料が安いとなると、不動産業界で「板橋」を知らない人はいません。大手町まで20分、終点近くの高島平団地は審査が厳しいので有名で地下鉄の中の風景もどこかのんびりしている。勤務先が東京〜丸の内方面の人なら抜群に利便性の高い路線のひとつなんですが、ひとつ問題があったのです。環7と国道17号、そして高速、国道17号は後に山手通りへという交通量からくる大気汚染の環境で有名だった時代があるんです。
そんなこんなで昔は池袋や新宿のイケイケ営業系の不動産会社なんかで、築年数や部屋の広さ賃料面で難しいお客さんがくると、「いい部屋ありますよ〜。これどうですか?早速見に行きましょう」とそそくさと車にお客さんを乗せ「すわ板橋へ」って事もありました。
そんな印象が先行していた板橋ですが、そもそも先入観無く板橋ってどんな場所なのかって意味も込めて今回のレポートになりました。
※現在の板橋は、区が相当緑地化を進めて大気汚染はかなり改善されていて、笹塚幡ヶ谷がOKな人なら違和感ないレベルですよ。
さて、板橋本町に降りてみます。
先ず目に付くのは、立体交差の構造の凄さで、昔のSF映画を思わせる風景なのに町は大人しく幹線道路から一歩入ると杉並みたいな静かな街ってのが特徴です。
確かに商店街もあるんですが、ちょっと黄昏ていて
こーんな感じです、
特徴的な事は、暮らしている人が都心の人と何かが違うとこです。女性のファッションや、子供達の雰囲気も(子供は都心部よりグッと多いですね、恐らく出生率も高いのじゃないかって思います)飾らない普段着の街って雰囲気です、
そこにこの構造
一本裏はとても静かで
今回紹介するお部屋はこちらです〜
なんと言っても特徴は「広さと安さ」で、構造もとてもガッチリしていますからマンションに特別に拘るよりクレバーな選択です。ここで3点ユニットストゥディオ型キッチンならその広さはマックスになるんですが、ここはトレードオフです「キッチンと居室の分離・バストイレ別希望」ならむしろグッと内容のいい間取りになっています。
室内に入ると、キッチン部分の分離感も十分で、とにかく広いですから居室をリビング風に暮らすタイプの人にお勧めですよ〜
都営三田線板橋本町1分、板橋区大和町、木造2階建の2階、築H5.8、ガスキッチン、バストイレ別、室内洗濯機置場、エアコン、フローリング洋間9(防音シート処理)帖、大型クローゼット、東向き、諸条件相談、23.22u1R(201号室)、24.23u1R(202号室)、賃料7万円、礼敷1/1
※こちらも元々礼敷2/2からのダウンになっていますから、お部屋の内容は全く心配ありません。
物件の外観は、確かにアパートには違いないんですが、この画像から「ちょっと奥まったとこにある」のわかっていただけますでしょうか?
駅近:徒歩1分なのに、静かでロケーションは防犯性も良く(袋小路は防犯性が高いのです)安心です。
この「サボテン」が今回のテーマに被るんです
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