住宅付店舗はホントになかなか無いのです。一見商店街にはシャッター降りていて「あらどうしたのかしら」なお店は良くあるんですが、そもそも賃貸の形として住宅付きで店舗を賃貸するって形のニーズそのものが後退している部分もあります。人気のある商店街なら二階部分も店舗として貸せるように改装した方が収益も高くなりますし、そもそも「自営業小規模店舗って業態が経済的にかなり厳しい」って昨今の経済事情もあると思います。
そんなこんなで、募集の形としてなかなか住宅付店舗は多くないのです。
(それこそ通常の店舗一部で調査して、図面資料を見たら「住居も付いていますが=改装して全部店舗でもいいよ」だったりする。)
それがその住宅付店舗が中野で空室です、しかも物件概要がとてもユニークなんです。
ひょっとすると住居部分だけを見ても注目かも知れません、
4階建てのビルだからです。
その商店街ですが、サンモールは以前レポートしたことがあるので
http://retour.seesaa.net/article/2595844.html
今回は一本裏の「ふれあいロード」から向かいます、
サンモールとの違いは「物販中心のサンモール」「飲食中心のふれあいロード」といったところなんですが、ここの”道幅”が独特なんです。中野⇒薬師⇒野方という中野区特有の文化はちゅうおうせん文明から独立した存在で(新宿からも完全に独立しています)徒歩を前提にしたこの狭い道幅の商店街は「地元の人はこっち歩くから」みたいな色分けさえあります。
実は開発も古いので既に「ブロードウェイへの道」には歴史的退廃感のような雰囲気すら漂っていて(それが反対にサブカルチャーとして又独立している)、ぶっちゃけ飲み屋街的なふれあいロードなんですが不思議とこちらのほうが道を歩く安心感のようなものがあるんです。
「ふれあいロード」の特徴のひとつに左右に細かく枝分かれする構造をもっていて、メインストリート一本ではありません(又一本隣は別の飲食街なのです「昭和新道商店街」)、
そんな小道には
こんなお店もあって、ちゅうおうせん特有の文芸路線の影響もちらほら、
西友はブロードウエィ地下(こんなところも中野の迷宮感に繋がっています)
早稲田通りへ抜けます
いかにも地元の人の道です。
早稲田を渡るとすぐに薬師商店街へ
ちょうど商店街の真中あたりに物件はあります
(画面中央の白いビルです)続きを読む