主に賃貸中心にレポートしているretour&Rtourですが、今回はちょっと趣向を変えまして(以前レポートした「分譲か賃貸か」のような大げさなテーマじゃありません)、今後更に拡大する『東京シングル』的社会階層における売買ってこんなのがアリじゃないかな実例を紹介しようかと、こういうワケです。
ひょんなところから見つけた具体例がことのほか内容がよかったものですから、現地レポート交えてお伝えします。
『東京シングル』だけでなく高齢化時代にも適合する話じゃないかと思うんですが、フルタイムをリタイアするなど生活の幅が自室中心になると同時にコンパクトになってくると20uをベースとする1Rへの需要は更に高まると思うんです。
ご存知のように東京って街は圧倒的に賃貸の街なんですが、専ら特に高齢化って部分を考える場合に「退職金なり合算してローン無しで中古マンションを買う」というオプションが増えてくると思うんです。
※今後日本は社会福祉が充実してきますから、将来的に高齢者である事が社会的身分保全に繋がるので=高齢者が不安から個人的貯蓄を重視する傾向は更に後退する。
※中古マンションの場合建替え決議など取り壊しの不安も無いじゃ無いですが、昨今の需給比率(供給過剰)から考えて将来的に等価交換方式の建替えはほとんど無理になりますから、大規模リフォームなどによる”棟全体のリノベ技術”の開発にシフトするでしょう。
上記のようにこの購入動機は「住宅ローン無し」がポイントになりますから、価格も1千万以下が前提になります。
そこであれこれ調べてみたんですが、よさげなのがあるんですよ。
参考として今回紹介するのは東中野です、

マンションを探すポイントは中高層建築が可能な”幹線道路整備なり街自体が都会化している街”となります。母数的には山手線内側の都内が当然有利となりますが(賃貸マンションでも都内の方が賃料の割安感が高いのはそれが理由)、東中野は中野坂上・初台や中目黒同様のロケーションになりますから(山手通りとの位置関係)、マンション供給の多い地域となります。
どちらかといえばマイナーな街ならではの


緩い街並み(笑
※ちなみに北側には中野区特有の雰囲気の商店街もあります
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posted by iwahara at 22:17
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不動産な夕べ
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