今回紹介のお部屋はお部屋的には特別ユニークなところは無くて(特徴的にはコストパフォーマンスの高いところ)、時期が時期な上にシングルタイプですから間もなく成約終了と思われまずが、近郊沿線にけるマンションの位置付けなどを主眼にレポートしていきます。
■「マンションは都市計画的に都心の方が母数が多い」
(繰り返し説明してきたところですが春のシーズンでもあるので強調しておきましょう)
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確かに低層マンションもありますから『都市計画的に低層指定地域』であってもマンション建築が不可能というワケではありませんが(一戸建てにおける平屋と同様にマンション単体で言えばむしろ贅沢で高級な場合もあります)、都心近郊や郊外となればマンションの母数はそう多くはありません。内容的にも木造アパートの方が勝っているケースの方が多い傾向もあります。更に言えばしっかりした建築であれば非木造建築であるマンションは築年数が20年30年と超えても「レトロな趣味性が高い」上に減価償却的に賃料も下がりますから狙いどころなんですが、開発の歴史を考えてもやはり都心部優位になります。
となると都心近郊私鉄沿線などでマンション希望の場合「どう考えるべきか」と言えば、
=『幹線道路のある駅』となります。
幹線道路沿いは都市計画的に高層建築が可能になるため→逆説的に言えば「都市近郊の場合にはマンションは主に幹線道路沿いに建築される」ワケです。
たとえば「246沿いの田園都市」であるとか「甲州街道沿いの京王線」って事です。
「○○線を選ぶ」という○○線の沿線が電車の沿線では無くて、幹線道路○○線と考える方が話が早いぐらいです。
(都心近郊や郊外の場合「静かな環境重視」なら木造アパートの方がベター)
JR中央線は確かに人気の沿線ですが、中央線に登場する幹線道路と言えば「南北に環七・環八と東中野の明治通り」「東西に青梅・井の頭・五日市」となりますから、中央線でマンションを探す場合『中野・高円寺・荻窪』が自動的に主な候補駅となるワケです。
中でも有力な幹線道路である青梅街道は中央線というよりは地下鉄丸の内線に沿っているので(地元的には新宿西側の丸の内線は中央線の仲間みたいなものでして)+α「丸の内線だな」とも言えます。
※中央線の話をしてどうして丸の内になるんだと言われると元も子も無いのですが、、井の頭と違って丸の内の駅は「始発の荻窪」に始まり「阿佐ヶ谷→南阿佐ヶ谷」「高円寺→新高円寺」「中野→新中野」「東中野→中野坂上」と概ね徒歩10分圏なので、仲間みたいなもんなんです。
随分前置き長くなりましたが(笑
今回はそんな丸の内線新高円寺からリーズナブルな1Rを紹介します。
早速新高円寺駅です、
(ちなみにこの絵の左側にクイーンズ伊勢丹あります)
新高円寺駅と言えば高円寺の商店街続きであるのがポイント
いつもならついでにJR高円寺駅から商店街紹介しつつ歩いてもいい距離ではあるんですが、今回は別の意味で「新高円寺〜南阿佐ヶ谷」のコースとします。
JR高円寺駅から歩くと微妙に距離があるのと、その反面南阿佐ヶ谷駅が10分以内なので生活上の利便性的にはそっちの方がベターかなと思ったワケです。
南阿佐ヶ谷駅の話は後まわしとして、先に進みましょう、
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