(この話は微妙に先日住まいの心理学の方にアップした『引っ越ししない選択関連記事』に被るので興味ある方は以下リンクの方も併読ください。)
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/360896390.html
いきなり結論から言えば「特記事項にルームシェア可の記載の無い者は全部不可です」。
通常の二人入居可の場合にも制限があるように(姉妹限定や夫婦限定や双方保証人を立てられる婚約者限定など)、ファミリータイプはファミリーを前提としたもので、同時に「お子様可」部分も事前確認事項です。
ですから通常「基本的にルームシェアは審査的に不可」であり、たとえばですがルームシェアを検討されている方がリーズナブルな一般的なファミリータイプを前提にその可能性を考えるのは間違いです。※ルームシェアの場合、全員から保証人は勿論ですが入居者全員が事実上審査の対象になるだけでなく、火災保険の名義はどうしたらいいかなど各社対応違ってきますし、欧米に見られる『ルームメイツ方式』は日本の場合「ゲストハウスの経営」という意味になりますからこれホテル業的事業契約で全く別ジャンルになります。ですから日本における「ルームシェア」は「審査上の信用リスクも高く、同時に短期解約の可能性の高い契約」となるため、リフォーム状態が”現状”であったり所謂『諸条件相談可タイプ』のワンランク下がるタイプの部屋が「可」となるケースが専らで、数的にもペット可より少ないと思った方が賢明。
(「どうしてそんなに面倒な」と思う方いらっしゃるかもですが、倉庫同様でも住居として貸してしまってもいい欧米と違い、日本は借主保護のため「即入居状態に整備された部屋」でなければ賃貸住居として部屋を貸すことはできません。ですから日本の賃貸住居は常に「ある程度水準以上の資産の貸付」と同じになります。「住宅ローンを共同で借りるとか無い」のと同様に、原則共同名義的契約を想定していないんです。)
と、前置はここまでとして本編入ります。
リーズナブルな部屋探しの基本は『母数の多い街』となります。
都内でも有数の賃貸マンション供給地のひとつが初台です。
理由は簡単で都市計画用途指定や建築基準上中高層建築が建築可能な条件「整備された幹線道路が多いから」。
一般的に初台は「それなりの高級住宅街」としても知られていますが、不動産価値的に高級なのは駅南側の「代々木・参宮橋区画に接しているから」でありまして、同じ初台でも西新宿5丁目方向は昔から庶民の街です。マンションそれ自体が高級マンション企画で建築されていなければ相場自体それほど高くありませんし前述の『母数論』的に市場における需給バランス上リースナブルな選択肢も発見しやすくなります。
勿論殊更高級志向でなければ商店街含めて「一般的には庶民の街の方が暮らしやすい」ですから、初台駅北側の選択はアリアリの選択となります。
さて、早速初台駅からスタートです、

ちょっと先走りですね「まだ都庁前あたり」でした(笑
いやぁこの辺の環境を由としない人もいらっしゃるでしょうけれど、都市建築的に幹線道路には幹線道路なりの風情ってものもあったりするのだと個人的には思います。

さて、今度こそ初台駅です。

オペラシティには撮影制限があるので、この絵ぐらいが紹介可能な範囲でしょうか。

(ご存じオペラシティの下が初台駅)
ここから駅北側の住宅街はどんなのと言えば、

普通に庶民的な街並みが続くんですね。
なにげに商工会的エリアだったりする点も庶民の街の証、

今回も駅近なので(徒歩5分)間もなくで物件に到着です。
→続きを読む