えーこのレポートも時期が時期なだけに、本取材の後現地レポートできるだろうか微妙なのであります(春となりますと週単位で候補消えていくので)、現地取材が実はまだなんですが資料段階でも先行でお伝えしようと思います。
※今回は仮に掲載までの間に終了となった場合には街レポートに切り替え予定です。
※2/7現地取材により一部修正編集個所あります。
(池尻大橋からの徒歩部分など【物件概要】に変更あり)
「渋谷系」なんて記号もありますが「渋谷界隈の住環境をどう考えるのか」意外とみなさんも漠然としているのではないかと思います。そもそも渋谷徒歩とかでは流石に考えませんよね(笑
自然と渋谷と言えば「1に東横、2に井の頭、通勤混雑上等の新玉線(田園都市線)」といったところじゃないのでしょうか。
実はそこが盲点なんであります。
さて、渋谷系なる文化的側面に関しては確証は無いのですが、まさか渋谷の歌舞伎町でもあるセンター街ですとかホテル街を指すものではありません。主に「表参道に猛烈な数を誇るヘアサロン従業員の若い方達がリードした」なんて説もあります(終電で帰宅できないのでビッグスクーターのフュージョンで通勤するのが流行の発端など)、となれば「表参道と渋谷は違うでしょう(笑」って事にもなりますわね、青学方面の先は西麻布だし南下すれば恵比寿・代官山だし。
渋谷って街を考える場合「東側は表参道で渋谷じゃないでしょ」となり、
繁華街の流れも(新宿とは逆に)山手線西側なのだから、という流れで住居としていいとこは「松濤だ」となっているのだと思います。
ご存じのとおりで松濤は最寄り駅などの徒歩が遠く「お車で通勤の戸建ての方の街」というのが実態ですから(上原みたいなもんですね)、
■渋谷徒歩圏で且つシングルライフや若い方にもアリな街と言えば「神泉・池尻・駒場」だと考えます。(青葉台は代官山郊外と判断)
すると「池尻は通勤混雑上等の新玉線(田園都市線)じゃないか」というご意見も聞こえてきますが、ここは道玄坂に勤務先ある方なら徒歩・自転車通勤もアリな立地ということで、池尻大橋だけは田園都市線ですが”例外駅”という考えによるものです(勿論異論は認めますよw)。京王新線における初台みたいな捉え方ですよ。
まーね、あくまでもザックリした想定ですから、堅い事言わずにお付き合いください。
そこで、渋谷最寄りの盲点(地元の方は勿論ご存じでしょうけど)「神泉・池尻・駒場」、
ここにリーズナブルな2DKがあったので是非レポートしてみようと、こういう企画です。
立地は駒場と池尻の中間点となる大橋で、
お部屋はこちら
パッと見バランス釜浴室のB・T同一となりますが、資料的には浴室給湯タイプとありますのでリフォームされている可能性もあります。このタイプと言えば実質的にはB・T別に類する湯船に入るのメインタイプですのでB・T別志向の方には設計古いですがアリアリの形式かと思います。しかもリーズナブルなタイプにも関わらず独立洗面もあり。
2DKで和室の合計12帖となりますが、勿論現代的にはこちら「シングル入居ベースで居室12帖以上のストゥディオ」と考えると大変お部屋広くて使勝手もよく、昭和の兄弟姉妹二人入居想定ですと「完全振分けじゃないと」的になったところですが、現代的に言えば12帖の広い居室となるのでむしろ高ポイント。
つまり物件表示は2DKですが、この部屋は現代的に解釈すると1Kストゥディオにもなるっちゅうワケであります。
(ちなみにデザイナーさん的な人ほど和室ベースを好んだりしますけど、これは出来あいの洋室には工夫の余地が少ない事と和室ベースの方が基礎的な造作コストが高かったりするためだと思います。安物のフローリングより畳の方が上ですから。)
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