今回は一つの指標を知るレポートですね。
賃料的に言えば、青山だとか赤坂だとかでも対抗馬としてあり得る時にどうなんだろうと考えた場合(勿論立ち回り先的に各人事情ありますが)いろいろご意見もあると思いますが、これも逆に言えばですね新宿渋谷徒歩圏で暮らしいいと言っても街が大き過ぎるのでそれは住居となれば地域的に限られてくる(昔円山町のアパートをレポートした事ありますけどねww)。
街のど真ん中ともなれば都心でも賃料はどうしたって高くなりますから(この場合商業地としての商圏的評価になりますが)、馴染みのある街のど真ん中で暮らす事を考えた場合都心近郊都市の方がスケール的に現実感あるって事になります。実際中央線や東横線の住人の方って「週末に新宿とか渋谷とか普通行かない」パターンかなりあると思います。
話を街中の物件に戻しますが、事務所用途増えてくるので比較する相場も住居用ではなく事業用相場になりますから「どのぐらいの賃料になるんだろう」的な部分知らない方多数でしょう。
滅多に街のど真ん中で空き部屋とか出ないので(瞬間決まるため)情報希少性もあると思います。
物件が駅近なのでルートもすぐ終わってしまう側面もあるのですが、
そこはそれで気持ち半分『街カテゴリ』吉祥寺レポート的に進めてみましょう。
吉祥寺が人気の街みたいな風評となった一面には「漫画やアニメの舞台に時々登場する」という要素あると思います(古くはAKIRAであるとか最近では東京喰種トーキョーグール にも登場してましたね)。えーこれはですね、作家さんであるとか制作会社が杉並〜武蔵野に多いってところ関係してまして、
某末広商店街の某アパートなんかは「漫画のアシスタントさんが延々と暮らしていて」なんて部屋もあったりなかったりで、ズバリ製作者の生活で近所だから登場しているだけだろうと(笑
吉祥寺の本筋は新宿と連なるJAZZ喫茶の街だったのですが、そこは(JASRACのおかげで)大幅に没落しまして、、
更に東急伊勢丹により大きく繁栄する以前は歴史的に「風俗の街」だったりしてますから、吉祥寺の街中や駅近が都心の一等地的意味の”いいとこ”みたいな意味になることは決してありません(そこ勘違いされている方いらっしゃるかもですが)。
住居的には「三鷹・西荻・三鷹台」の住宅街の方がむしろ”いいとこ”でありまして、その中心地の商業区画の呼び名が所謂吉祥寺って存在ですね。
ですから普通部屋探しでいきなり吉祥寺徒歩で”探さない”のが地元の常識ともなってます。
さて、そんな吉祥寺ですがその知名度もあってすっかり今は大きな街になってまして、地元的には悩みの種だった「旧近鉄ビル」にヨドバシが参入したことは大きかったですね(元ユザワヤで現駅ビル工事箇所もそうですが)。
(ヨドバシ入る前など一時期風俗も増えてちょっとヤバい感じもあったのですよ)
物件過去レポート的にはそのほとんどが末広商店街方向でしたから今回は別地域を歩きましょう。
物件の方はこのサンロードの横すぐみたいな思い切り駅近になります。
ちなみに同じサンロードでもヨドバシ正面の交差点を渡り西友区画に行くとすっかり人の流れも少なくなるのです。更に五日市街道に出ますと、このようにですね更に人通りはまばらとなります。
五日市街道の北側となりますと、吉祥寺郊外というより西荻住宅街の郊外の色彩が濃く、
表現難しいんですが「吉祥寺に近いではなく西荻窪が遠い」のような印象になるんです。
(吉祥寺だからと若干オフな立地でも高い賃料の店舗出店をして、後から苦労している方も多数に思います。吉祥寺の商圏は想像以上に特定地域に集中する傾向あるんですよね。←プロ的には店舗出店の場合も無理に吉祥寺を考えるのでは無く同じ文化圏なら西荻窪のがお勧めなんです。)
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