『高島平』から大手町方向3駅目に三田線「志村三丁目」があります。
いよいよ特集のメインとなるビンテージマンションへ向かうとしましょう。
(ちなみに三田線志村三丁目駅はとても地味で最後の方に画像でてきます。)
街的には環八方面にはほとんどお店は無く、この駅前通りが主だった商業区画であり、
街そのものは小規模であると同時に、厳密に言うと今回の物件区画と別キャラになります。
物件は駅徒歩10分(その中の当該棟まで数分)ですが、物件区画は更に首都高池袋の南なのです。
この区画は東武線の上板橋〜ときわ台に及ぶ住宅街を形成しており、三田線で言うところの「板橋区役所〜新板橋」と文化圏が異なります。
(「板橋区役所〜新板橋」となると、中央線で言えば中野〜大久保ですとか、井の頭の神泉だとか、日比谷線の上野入谷みたいな?池袋近隣の”板橋区の駅”は板橋区ですが限りなく池袋ダウンタウンとなっており実際池袋ターミナル賃貸仲介店の営業範囲に含まれます。)
■今回紹介の「三田線志村三丁目や志村坂上と東武線の上板橋〜ときわ台」で形成される区画は練馬区桜台などに雰囲気近いかもです。
三田線志村三丁目固有の特徴もあります。
「『高島平』インパクト」と言ったら冗談になりますが大規模開発型の建築が確かに目立ちますね
今回画像は出てきませんけれど、首都高池袋の北(駅より)には実際規模の大きな高級マンションもありますし、街道が近いという事もあって中高層建築の開発がやりやすい面があるのでしょう。
(「東武線の上板橋〜ときわ台」だとそれほど高層のイメージ無いので三田線高島平〜志村方面の特徴と言えるかもです。)
大規模開発関連の整備も行き届いている感じで
そこは庶民の街板橋ですから駅前にはドーンとパチ屋があったりしますが(笑
井の頭線の杉並で言えば浜田山の井の頭街道北に渡っちゃた成田西周辺とかにもちょ〜っと似ているかもです。
さて、物件は商店街を抜けた先となりまして
郊外小規模駅の弱点である「cafe不足」により、
事実上物件周囲でお茶するならこことなりそうな、
こちらを目印に最寄交差点を渡ると「”物件領地”の間口」となります。
いつもの都市デザインの画像をはさみつつの
「”物件領地”の間口」が見えます
初回レポート記載のとおりで、今回紹介の物件はスケール的には「広尾ガーデンヒルズ」に近いものがありまして「一帯の丘全体が複数棟で構成される物件街区となる」構造を持ちます。
ここから先は広大な管理組合HPに「サンシティのマークは構内に緑しげる樹齢250年以上と云われる御神木「スダジイ」」なんてコピーのある、旧旭化成敷地を三井が開発した『サンシティ』敷地となるのです。
当時の公団のテーマでもあった「庶民に非木造高層建築を」という企画の『高島平』と違い、
この『サンシティ』は明らかに”ヒルズ的”な西洋型高級住宅群を意識した大規模開発設計となっており、敷地に入った瞬間「間違ってなんとか農業大学板橋キャンパスとやらの敷地に入っちゃったかしら?」のような印象です。
敷地への入り口は別にもありまして、
事実上『サンシティ』専用の食料品スーパーや
動物病院もあります
(今回のお部屋は「ペット可かつ推奨」なのでここ重要なポイントです)
建築のスケール感がわかっていただけるでしょうか
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