知らない間に世間では「ミニマルライフ」みたいな(室内に最小単位の家財しかない暮らし)一部の流行が報道されるようになっておりますが、retourの場合(主に『住まいの心理学』ブログの方で)建築としての「ミニマルコンパクト」を都会における暮らしの選択肢として提唱してきました。
発端となったのは黒川氏の中銀カプセルタワーでもあったのですが、他著名建築家の方の作品など知る中で「建築家の人って以外と狭い部屋が好きなのかな」という世界もあると知りまして、
加えて日本の場合千利休先生の「3帖間茶室」という概念もございます。
そんな中から貧乏学生アパートという意味では無くですね(笑
「リビングは街にある」的な着想から居室はミニマルコンパクトな(居室は寝室メインと考える)生活も都会における選択肢として有力且つ合理的であると考えてきました。
(地味なポイントとして、ケースバイケースな部分ありますが理論的には建築強度も上がります。)
ミニマルコンパクトは主に都心を想定したものですが、今回の阿佐ヶ谷は都心近郊の街ですが「物件立地的にミニマルコンパクトが相応しい条件を満たしている」候補となってております。
阿佐ヶ谷からも南阿佐ヶ谷からも5分でほとんど有力商店街パールセンターの中に住居があるみたいな立地となっております。
■スタートは丸の内線南阿佐ヶ谷駅から
ほとんどバールセンター出口付近の絵となっております。
(区役所のこっち側みたいな)
以前は商店街支流となるすずらん通りからのレポートありますので、あえて今回はメインのパールセンター出口から向かってみましょう。
商店街パールセンターは南阿佐ヶ谷近くになるにしたがって緩やかにフェードアウトしていく流れとなっておりまして(南阿佐ヶ谷近くだと支流の新高円寺寄りのすずらん通りの方が賑やかです)、
この辺までかなりのんびりした雰囲気
食料品スーパーなどは南阿佐ヶ谷寄りだったりしますので、にわかに賑やかとなり
もうこの辺りから、一本住宅街へ入ると物件に到着なのです。
ルート的に南阿佐ヶ谷駅から商店街入口まで飛ばしている関係上数分で到着となっております。
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