毎度恒例でもありますが、不動産業界の年末年始です。
「だいたいが成人式まで休業」
今年はそこに水曜日(業界の公休)からむので「16日からかな」と思います。
ここにはこの業界が日本の法人で一番数の多い中小零細を中核とするところもポイントです。クリーニングやリフォームなどの工務店まで含めると想像も及ばない数で、「退室からの募集」までの流れで全社が揃わないと仲介営業含めての通常営業とはならないって要素もあります。
加えて大家さんも年末年始の予定があるでしょうから、審査考えれば「世間の年末年始休業が全て終わったころ」からがスタートとなるんです。
勿論某社グループなどのようなFCの関連会社だけの営業しかしないスタイルだとある程度早く動き出すんだと思いますが、総じてこのタイプの業者にいい話を聞きませんから(地方は事情が違うので別ですよ)、その意味でも無理して早く動かない方が吉だと思います。
合わせて、2月には『春のシーズン』(賃料が最も高い)が始まってしまいますから、1月の部屋探しは2週間程度の短い期間で決まってしまいます。この意味で資料だけの検討を十分に行って「計画的な内見で一発で決める」が吉です。
また、このブログ読者の方はもうご存知だと思います。「2月〜4月の部屋探しは避けるべき」となります(見かけ上の需要が倍になるので想定外に候補も少なく、条件も高額になる)。
ザックリ言えば(2月3月は事情が事情で仕方なく)「5月6月、最安狙いなら7月、そして10月11月」がお勧めです。
最安狙いの7月について少し補足すると、
母数的には底になるので、空室候補が決して多いことはありません。
春の空室が6月まで決まらなかったものが7月諸条件相談になるというものです。
(夏の暑さで引っ越しして新規空室が出る事自体が多く無いので《8月はお盆で夏季休暇》、あるものから最もハイCPの候補をという探し方が7月の部屋探しのイメージです。)
流石に私は新築の供給時期などは詳しく無いので、わかりませんが
あえて夏に完成と言うパターンも多いとも考え難いでしょう。