今回の物件は非常にユニークですよ、
半端じゃありません。
インディ系の起業を考えている方にはこれ以上の選択枝は無いだろうってぐらい内容があります。
不動産の仕事の経験から感じることは、独立事業主系で事業されていたりフリーランスで活動し散る人や飲食店舗を開店する人、みなさん元は会社組織で仕事されていた経緯がある事例とても多いんです。
日本の教育制度にはいろいろ問題もありますから、社会人になって初めて「こういうのどうかな」って新しいアイデア浮かんでって事結構多い筈で、そんな時初めて「独立や起業、先ず持って会社を辞めるべきか」なんて唐突に考えても準備も無いのですから誰しもが独立できる環境はありません。
「法人登記すべきか?」「経理の勉強していないけれど、」「代表電話番号とか、まず事務所借りないと」「思いついたアイデアで事業としては成立したとしても生活できるほど収入あるだろうか?」「一緒に仕事したい人はいてもとても給料支払える売上を出す自信無いし、、」
ビジネスにおける運用面のノウハウや、人材の確保、なんといっても売上、事務所含めて基本的な部分のコスト、
思いませんか「随分いいアイデアだと思うんだけれど、ちょっと無理だよ」とか、
しかし世の中そこからテイクオフする人達が少なくないのも事実です、
今までの環境から言えば「勝負師」に近い押しのある人だけが掴めるチャンスだと思われてきた独立系ですが、経済のファンダメンタルか見た時それでいんでしょうか?
経済のダイナミズムはそのまま「参加する人達のアイデアや独創性」です、官僚主義的な組織性に普遍的な優位があるならこの世は共産主義になっていた筈で、実際身近な環境の豊かさも商店街の小さなお店のちょっとしたアイデアだったり、小規模な喫茶店の趣味性だったり「個人のアイデアが自由に」ってこれ風通しのいい社会あってこそで、
ここって大きな企業における組織の活性化論も同じ方向向いています(あまり論議されてませんが大企業って大企業であるが故に常に官僚主義に近い構造ありますから→存在として構造そのものが非効率な側面がある:これが機能するのは大量生産重工業時代で先進国経済構造においてはマイナーな存在)。
で現在日本の経済ファンダメンタルは?
公共事業的開発に乗数効果的成長が期待通りに機能せず、需要を公や外需に頼る仕組みは(世界的赤字財政により)破綻しつつあり、先進国として本来充分な内需があって自然なのに国民所得は増えている実感が無い。
ここを加速させる有効な方法は「直接投資と労働分配率の高い企業構造の加速・流動性です」つまり個人企業だったり独立(インディ)系の中小零細企業が常に新鮮なアイデアで循環する事で(労働者の側から見ても求人の細分化で個性的な就職先が爆発的に増える)、先進国型経済のファンダメンタルは有効需要を生み出し機能性をバージョンアップさせます。
ひょっとするとこういう経済構造に必然とも思えるレンタルオフィースの新形態が既に起業されています。実は随分前からサイドバーのリンクには入っていたんですが「アントレサポート」って企業です。
■いきなり物件概要からサラッと説明しますと、
JR渋谷8分井の頭線渋谷5分、井の頭線神泉2分、渋谷区円山町6、法人登記住所利用・秘書機能・一般的営業時間の電話対応・商談スペースの提供(コースによっては有料)郵便物受取等」
事務所機能と事務職アウトソーシングのパックで
賃料3万6750円(入会金7万円)、
他に経理サポートのオプション等多数あり、コースも”サポートオフィース””総務サポート”等複数、現在空室はありませんがそのままレンタルオフィースとして事務所を借りる事も可能です(法人登記までの会社設立プランもアリ)。
詳細はURLから見ていただくのが早いかと、
http://www.entre-support.co.jp/index.shtml
問い合わせは電話かTEL: 03-5458-4221 (平日:AM9:00〜PM6:00)
メールの場合にはHPの問い合わせから
担当:多々良さん宛で「retourのブログ見ました」で問い合わせいただけると話スムーズです。
注目すべきなのはですよ、
「事務所用途しないのであれば自宅に持ち帰って仕事するのは住居契約の自宅で可なんですから」わかります?風呂なしアパートをセカンドハウスで借りたり、そのまま現在の自宅を拠点として別途会社登記の住所もあって、商談用のスペースも使えるワケですよ。
つまり会社起業コストが天文学的に安くなるって事ですっ
早速どんな会社か取材となりました。
場所は渋谷です、
道元坂上交差点の(神泉方向の交番あるとこです)
神泉方向曲がって
すぐそこ
ここが賃料3万6750円であなたの会社のエントランスになります。
神泉駅方面の距離感からすると、
神泉八百屋の手前ですよっ
打ち合わせスペースとして使える商談フロアはこんな感じで
あなたの会社受付はこちら
このアントレサポート事務所には現在空室ありませんが、レンタルオフィースがあって間取図的にはこんな感じ
レンタルオフィースの賃料は広さに応じて7万3500円(共益費2万9400円:4u1名)〜12万750円(共益費3万3600円:8u4名まで)・入会金25万円、
狭いようですが共有設備としてFAXコピーや商談スペース・トイレ給湯室喫煙所テラス席等があるので、実効有効床面積は16u〜25uのフロアに秘書機能が付加されて電話インターネット回線付きですから、それだけでもかなり低コストです。
当然オプションで他に細かいサービスをつけることもできます、
これまでretourのレポートで取り上げてきた個人事務所として有効な物件の代表格でもある「赤坂レジデンシャルホテル+光熱費インターネット回線利用料+事務職一名」と比較してみてください。
コストパファーマンスは半端じゃありません、
実際に入居されている事業者の方に協力いただいてレンタルオフィースも見せてもらいました。
ペットのサプリメント販売されている企業で「スケアクロウ社」
http://scarecrow.bz/
ペット用の健康補助食品の販売されている会社なんですが、こちらのオフィースを利用されて経営されています。
このスケアクロウ社の在り方はとても参考になると思うんですよね、
個人で始める会社にしても決して大規模商材の開発とか必要無いんです、そんな小さい企業が多数存在する事で結果として大手企業のラインナップより社会的効率は高くなりますから(同時にインターネットの存在が各地に営業店舗を持たなくても販路を開く事になりますし)、「私にもこんなアイデアあるんだけれど」な時に起業する事を考えてもいい。
そして忘れがちな要素として重要なところに、
コーポレートガバナンス・法令遵守(コンプライアンス)や企業としての信用はアントレサポート社の入居審査により”その一部”が担保される部分で(ペーパーカンパニー的悪用等は入居契約段階で審査としてチェックされる)、契約されている企業に問い合わせした顧客の印象として「大手企業かと思った」なケースも多いって話を聞きましたが、「そのまんま」なんです。
アウトソーシングだけなくオプションに労務相談や司法書士の紹介などもあって、個人企業には難しい部分を契約各社で共有する事でカヴァーできる。
ある意味アントレサポート社がハブになって、各契約企業はネットワーク構造をもってひとつの大手企業と同様の機能性を担保し同時にその契約における審査が会社の信用にもなる構造は機能性の高い大手企業が一部門を独立採算性のある子会社に独立させたのと相似なんです、
ここから先は取材時に担当の多々良さんと突っ込んだ話をしたところなんですが、
「会社に所属したまま兼業社長として起業は在り得るか?」
ここも相談可能だとの事です(この場合現勤務先収入等の審査でOK)、
つまり始める事業は曖昧でも(キックオフする時には申請審査が必要)「OLサラリーマンを続けながら自分の会社も持ちたい」「老後を考えると今から自分の会社を設立して”パートタイム社長”のように初めてみたい(ここ電話対応はフルタイムなんですからバーチャルな営業時間は一般会社と変わりません)」相談可能です。
※なので特にこういうユニークな相談の場合必ず「多々良さん宛で「retourのブログ見ました」で問い合わせ」して下さい。話が見えなくなっちゃうといけませんから(笑
これはデカイですよ、
勤務先企業の規約も関係しますから、その点は誰にでもできる事じゃないかもしれませんが「会社が起動に乗ったら退職も在り得る」のであって、同時に趣味性の高いcafeを始めるのと同じ企画性で、「趣味性の高い自分の会社を持っている」これって老後のために趣味でもみつけてって話より”濃密な面白さ”あるのじゃないでしょうか。極端に言えば規模が小さければ個人の収入や資産の範囲で倒産する事も無いんですから、
自宅を仕事部屋とせずに、別途事務所探しの趣味性で言えば、
不動産業的枠組みでは、本店登記やポストに屋号を付けるとか入居者以外の不特定多数の人の出入りがあれば事務所用途になりますから賃料に消費税もかかるし、そもそも事務所可じゃなければなりません。当然保証金等の入居条件も住居に比べて高くなります(一般に6ヶ月等)、和室の古築アパートであるとか味のある住居を事務所で借りられる事はとても難しくなりますが、仕事部屋や書斎セカンドルームとして借りる分には住居用途として審査OKなので、事務所機能はアントレサポートと契約して、『所謂社長室』は自由に格安の住居から選びたい放題になるんです。
利用の方法として様々なアイデアが浮かんできます、
注目のレンタルオフィースです。
2008年11月21日
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