2006年01月16日

『グランハイツ代々木』編集後記です

実は14日の内覧会で、今回始めて公開されたお部屋を見てきまして、全室ではありませんが室内画像を公開いたします。やはり見てみないとわからないもので、体感上の広さやデザインのまとまりなど図面の印象とは大きく違ったのでした。
(次回の内覧会日程については、又確認が必要になります)

エントランスも完成
yoygiG2_01.png

yoygiG2_02.png
1階テナントにはコンビニ「ローソンが入る」との事です。

今回は、ちょうどうまく他の組の内見を避けて撮影できましたから室内画像中心のレポートになります。設備関係は前々回の特集レポート(2)を参照ください。

まず、K2からいきましょう。
yoygiG2_K01.png
収納とキッチンを同時に隠す引き戸がユニークで、開閉の位置をアレンジする事で部屋の雰囲気も随分と違います。
キッチン周りが完成していたので前回見たときより広いと感じました、
同時にK1も見たのですが、キャラクターは全く違います。兄弟間取りとは思えません。K1は、カウンターキッチンの主張が強く、ファミリー系の柔らかい印象が特徴になり、K2はソリッドなストゥディオという印象になります。

そして唯一の1DK、Hタイプ
yoygiG2_H01.png
やはり、前回感じたのと同じで低層階の「南向きのお部屋」は、若干ですが室内が暗い印象があります。
しかし、このHタイプ図面の見栄えはイマイチかなっと思ったのですが、部屋の印象は図面と大きく違い(この部屋が一番印象違うと思います)、ハイサッシが強烈に効いています。とにかく縦長の部屋というバランスとこのハイサッシが絡んで『やたらと天井が高く感じる』のです、
こちらのお部屋も前後ともにシームレスな1DKなので、引き戸を閉めたままにすればストレートなストゥディオとなります。
奥のお部屋が寝室といった用途になると思うのですが、ここは自由に考えてもいいと思えました。
画像をよく見てください「ハイサッシと、白いクローゼットの扉」ここがポイントです。とても高級感があります、
高級cafeやギャラリーのような雰囲気がありますね。
シングルユースのEタイプ
yoygiG2_E01.png
この画像でK1の話を思い出してください、カウンターキッチン系は印象が柔らかいんです、ソリッドな切れ味はありませんがくつろぎ感はこちらになりますね。

二面採光のGタイプ
yoygiG2_G01.png

yoygiG2_G02.png
横の出窓が、カウンターキッチンタイプの部屋と同じような効果を持ちます、印象は同様にソフト系。
シングルタイプの中では、一番オーソドックスな高級感がありますね。
※バスルームに窓があるところがポイント高いです

最後に賃料が一番お得なBタイプ
Bタイプにはカラーヴァリエーションが、「ホワイト(床)・グレーの04系」と「ホワイト(床)・ホワイトの05系」の二つのタイプがあり、紹介するのは04(部屋番号)系です。
yoygiG2_B02.png

yoygiG2_B01.png
この部屋が一番驚きました、
“一番目立たない間取り”だったので、普段よく内見しているような「1Kの部屋だな」と予想していたのです。
ところがびっくりです、ハイサッシと両サイドが壁という構成の結果「最もクールでソリッド、切れ味の鋭いストゥディオそのもの」じゃないですか!
これにはびっくりです。31.36uのお部屋なんですが部屋の広さ感は驚くほど“広く”、ハード系には違いないのですが、そこはインテリアの配置でソフトにもハードにもちらの雰囲気にも自由に変化するでしょう。
ハイサッシ以外デザインらしいデザインという特徴がないので「無色透明なクールさ」が余計に際立っているんです。
「天井高・縦横比・水周りの効率的デザイン」この組み合わせが、基本中の基本なんだと思い知らされました。
「どこがどう、ここがこう」という特徴はほとんど無いのに、この完成度。
『部屋の印象はバランスで決まる』再認識しましたね、
グランハイツ代々木は高層階になってもさほど賃料に差がありませんから、空室があるなら高層階がお勧めですね。
※「ホワイト(床)・ホワイトの05系」はもう少し印象が柔らかいです。

画像はありませんが、他の1LDKタイプも見てきました。
■Cタイプが「ハイCP(クオリティーパフォーマンス)」です。u数スペックは他の1Lと比べて見劣りしますが、決してそんな事ありません。「若い人向きですね」って感じはありましたが、Bタイプに通じるソリッドな印象は他の1Lには無いもので、賃料を考えたら(最上階でも19万4千円)十分以上の内容です。
間取りの特徴として振り分けではなく「グルっと回る系」なんですが
yoygiG2_C_m.png

この「グルっと回る系」には“ある特徴”があります、「生活導線距離の長さ」=「部屋全体が広く感じる」です。
間取り的には、相変わらず“振り分け人気”が高いですが、振り分けの導線はストレートなので、「ゆったりした感じ」にはならないのです。

■最後に唯一の2LDKであるDタイプです
yoygiG2_D_m.png

寝室は十分な広さがあるのですが、もうひとつの部屋が4.4帖と「ちょっと狭いのでは?」と思うかも知れません。
ですが、間取り図にある通りこの4.4帖のお部屋には“収納がありません”、ですからこの部屋は「仕事部屋」や「お茶を飲んだりしてくつろぐ部屋」であって寝室では無いのです、そしてLDと有機的に繋がっているので「グリーンな部屋」なんかにするのも面白いと思います。
デザイナーズ風な雰囲気はありません。カラーが「ブラウン(床)・ホワイト」である事と相まって、印象はとても『アダルト』。カラーの選択と設計がピッタリ一致していますね、このお部屋もお勧めです。


さて、ここまででグランハイツ代々木レポートは終了です「Bタイプがいいですね〜」とにかくこのお部屋はいいです。35〜40uの1DKや1Kを探している人いませんか?いかにもデザイナーズはちょっと、、な方いませんか?「グランハイツのBタイプ」かなりいいですよ〜

次回はリクエストのあった「千駄ヶ谷のナチュボーンデザイナーズ」をお送りしますっ
posted by iwahara at 05:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産な夕べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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