レイアウト上手な方には想像以上のパフォーマンスを発揮しますから賃貸条件だけでなく、入居者の工夫で内容向上の伸びしろがあるという面白さがポイントですね。
（ノーマルな配置でも賃貸条件相応の内容はしっかり確保されていますよ）
さて立地はこちらも頻繁に登場している街阿佐ヶ谷です
取材が楽ってところに本音もありますが（笑、、
本題は間取り図ってところですがともあれ阿佐ヶ谷駅からスタートです。
ルートは北側で、新中杉でも
旧中杉からでも向かえる立地で
（旧中杉の方が近道）
資料の徒歩表示は「JR阿佐ヶ谷14分、西武新宿線鷺宮10分」となりますが杉並詳しい人なら「この立地なら阿佐ヶ谷圏だね」納得いただける位置で、徒歩距離も体感それほど長くありませんが心配な方にはバス便多数なのでその点も心配ありません。
（バス便は阿佐ヶ谷行きだけでなく中野行きも荻窪行きも至近です）
早稲田通りまで出ちゃうともう物件です、
（年始でseesaaサーバ動作の不安定により投稿時に後半部分が落っこちていたのに気が付かず、、追記編集です）
物件は早稲田通りからちょっと入ったところ私道の奥にありまして
このような絵のひと棟奥になります。
外観に関しては（上記理由により）プライバシーに配慮しここまで、
（ここの裏手が関東バスの車庫敷地となるので開けていて開放感のある区画です）
肝心の間取りですが、
横玄関に１R高級ストゥディオまんまの設計、
マンションであれば角部屋など棟内でも特殊な状況にならない限り滅多にできない間取りです。確かにこのままでも玄関部分を中心にリビング系４帖と寝室系５帖にキャラクターが別れるとも言えますが（キッチンが別となるのでDK化が無い）、
ここは１Rストゥディオとして活用したいところで、玄関から居室の間に何か家財を置いて一工夫するといいでしょう。
（玄関上がり框（あがりかまち）の高さや室内では座ったときの視点で問題ないので、こういう使途の場合高さはほどほどの方が開放感が損なわれません）
衝立式の和風スクリーンもアリかと思いますが、２連だと設置が不安定なのか微妙にサイズが合わずで（笑
上記パーツを利用して「寝室よりに出来る間口」を奥行きの細い家具で補うといいかもです。（微妙に収納に被りますが二台連結でコーナー作る手があるかも）
勿論定番の『のれん』も効果的、最近は随分お洒落なものも多いですからね。
ドア付けちゃうって方法も無いじゃ無いですが原状回復前提のDIYではちょっとそこまでは無理かなと（腕に憶えのある人は部屋に傷をつけず設置も容易な方法考えてみるといいかもです）、そこは個人のアイデアで。
なようにですね、
リビングと寝室ではなく、寝室の手前にcafeスペースが作れる広い１Rのようなイメージの方が現代的かなと思います。
物件概要
JR阿佐ヶ谷14分、西武新宿線鷺ノ宮10分、杉並区下井草1、築S50、木造2階建ての2階、23.64㎡１K、フローリング、ガスキッチン、洗濯機置場、エアコン、駐輪可、二面採光、
賃料6万7000円、礼敷1/1、
非常にリーズナブルでこれは表示上の最寄が西武線に近い事もあるかと思うんですが、前述のとおり同地域の住人にとってはこの立地は「阿佐ヶ谷圏」となりますから、阿佐ヶ谷で考えれば相当にお得ですね。
関東バスの営業所が裏にあるぐらいなので、バス便も多数なので徒歩時間が気になる方はそちらを検討してもいいでしょう。（阿佐ヶ谷行きなら新中杉まで出て、すぐ近くには中野方面、日大二高通り寄りからは荻窪行きがあります）
※大規模商店街ではありませんが買い物の利便性も何気に便利なところです
えーそこで昨今の阿佐ヶ谷振り返るとですね、
こちら駅南側の再開発の様子
（同時に公共工事も行われているようです）
確かにこれだけ駅近で再開発成功すればパールセンターなりの集客も多くなり街の利便性向上にもなると思うのですが、個人的には「所謂中央線文化的雰囲気」というものは後退するような気もします。
（住居はちょっと歩いて低層でって街なんですけどね～、このタイプの造りは「三鷹と荻窪だけ」のような各駅別の棲み分けがあったんですが）
駅南側の新中杉
パールセンター
商店街など南側に展開されていますから住居も南が便利ではとも思えますが、それだけ商業地にもなりますし青梅街道の影響もあって南側はキャラクターがちょっと変わるんです（丸の内線系）。阿佐ヶ谷っぽい住居イメージでは「北側ちょっと歩いたところ」の方が”らしい”かなと思いますよ。
（※独特の雰囲気あった阿佐ヶ谷団地も再開発ですから）
映画『リング』に登場した真田広之が座っていたベンチも消えちゃいましたね～、劇中の意図とは全然違って考え事するような場所じゃ無かったですけど（笑
この物件の間取り、最高ですね。この値段で9.5畳のフローリングがもてるなんて・・値段の割に高級感のある生活が出来そうです。もはや1Rじゃないですね。
四ツ谷便利ですよね～”ほぼいろんなところから真ん中”ですから（笑
ええ、時々木造アパートには”ナチュボーンデザイナーズ系”含まれますから見逃せないのです。
リアルに高級アパートってジャンルもありますしね、
特に「都心部近郊・郊外の沿線」の場合には低層指定もはっきりしている場合多いですし利回り計算的に十分上モノの減価償却が終わっているケースも想定されるのでCP考えれば木造アパートお勧めですよね。