いきなり「取手行き快速」に間違えて乗ってしまい、三河島で各駅を待つ事にしました。
日暮里から三河島に降りた瞬間「えらいとこにきたな」と思ってしまいました。別世界というか、、タイムスリップというか、
「静かな町並みに夕焼けが目に沁みる」
三河島から66分で土浦です、何度も橋を渡ります。
電車は各駅なのですが、結構混んでいて快速「取手行き」の方が空いていました(この辺は地域の事情が違うんですね、各駅の方が足が長いからなのでしょう。取手まで快速って手があるのかも知れません)ということもあり、座れたのは「柏」でした。
「かなり地方」という事もあり、外は真っ暗です。ペンタックスオプティオのナイトモードの確認をば、、しかし土浦の駅が近づくと大都会が突然現れたのかのようです。「明るい」
しかし、明るいのは「駅前だけ」でした。
ここから悲劇が始まります、JR関東のバスは「一日に5本」ほどしかなく、次のバスまで待つと「1時間以上」です、、
余裕で取材に行けると踏んで、電車内で延々と仕事していたおかげでFIVAのバッテリー残量(今のとこMAX5時間ぐらい)50%、
仕方なく千束まで1Kほどバスで行き残り6Kを歩く事に
バッテリーは30分ほどもつバックアップを持っていったのですが、これはこの前壊れたFIVA交換パーツとして買った中古についていたものであまり信用できない、、ともかく「だいじょぶだろ」とGO
バスを降りて、マシンの地図を頼りに24号線を歩きます、PCで使ってるのはゼンリン系のネットワーク型で、幹線道路は緑で表示されるのですが、この24号線「全然幹線道路ではなく、まるで農道。規格歩道も街路灯もありません」
左右は深い河川敷きで、正直「怖い」「非常に怖い」
まるでUFO出現フィルムみたいな絵になってます!
しばらく歩くと緊急車両とパトカーが追い越していきました。自転車に車があたったらしく、救急車に男性が、道端には自転車が、
この暗い夜道で私の服装は「黒い皮のPコート、グレーのカラージーンズ、黒い皮の手袋、黒いタートルネック、黒い靴下」
「こ、、これは危ない、、。」
胸元を照らす(ほとんど幽霊のように見えたのじゃないでしょうか?)FIVAの液晶モニターのバックライトだけが頼りです。
というか、車もほとんど走っていない、お店も無い、民家もありません!「この道でいいのかよ」の不安な気持ちのなか『満月の月明かり』だけが頼りです、これほど月が明るく感じた事はないです。
有機肥料の香りのする道を抜けて、民家がちらほら見えてきました。その民家が、全部『犬神家の一族』みたいな家ばっかじゃないですかー
満月の中、外犬君に大歓迎されます。(全員吼えています)
しかし目印のバス停を確認し、
「これで帰りは安心」時計を確認すると
「もうバスが無い」
バッテリー残量3%、私は土浦まで帰れるんでしょうか。。
しかしそんな事は無視無視、物件を探します。どえらくでかい小学校の隣の区画にそれはありました。どうやら隣が家主の御屋敷らしいのですが、どう見てもNHK大河ドラマの「戦国武将の生家」
そして物件です。
http://retour.seesaa.net/article/1303239.html
あまりの暗さにナイトモードでも「じぇんじぇん写りません!」
ま、見てください、
「ここのどこかに宇宙人が写っています」
ここまで思いとは裏腹に、
「うつらネーなこりゃ、暗すぎ」私はいったいここまで何をしにきたんでしょうか!(しかしこの時には「俺は帰れんのか」の気持ちでいっぱいで、写らないとか写るどころの心境じゃありません)
しかしご安心を、この辺のお家はみな同じような「文化財」ばかりで、月明かりの下ではこーーんな感じ
さて帰り道です、小学校の「交通安全人形はほとんどオカルト」
怖ぇ〜〜
ここで既にバッテリー残量0%、ここから6Kばかしの帰り道なんですが、そこは「一度来た道はなんとなく戻れる」という野生の本能頼みです。案の定、“道を間違え”ながらも何故か「あ、ここだ」というポイントに辿り着きつつ、「月に向かって歩く」な感じで股旅者真っ青な速度で歩いていきます。
実際物件近く(800mばかし離れていますが、、)には同じように賃貸物件と思われる“文化財に”『染物のお店が』ありましたよー
どうですかみなさん!築180年文化財(申請中)38万5千円。
間違いなく安い!しかし
「どう考えても簡単には薦められません!!!」
いったいどういう業態が向いているのでしょうか?
駅まで送迎のある「超高級料亭」
はたまた、「陶芸」あるいは「ここで暮らして歴史小説を書く」。
とにかく代用はありません、似た物件を探せと言われても困ります(近所のお宅を歩いて回るしかないですね〜、空き室は山ほどありそうです。)
近所にコンビにはおろか“店自体”がありません(あっても6時で閉店のようです)、時折暗い夜道で自動販売機の明かりで目が潰れそうになるぐらいですからね〜、
断言します、ここの暮らしは楽じゃありませんよー。
※ちなみに物件隣は、倉庫らしく(平屋150uぐらいです)、オーナー所有らしいのですが、ここもお願いすれば貸してもらえるのじゃないでしょうか?敷地は500〜600坪ほどあり、物件は門に(門から物件まで50mほどあります)囲まれ、オーナーの駐車場もついています、ここにも一台ぐらい置かせてもらえそうです。
こんな世界もあるんですね。
帰り道で山手線に乗った時、妙にホッとしました、、ハハ、、、
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気になったお店がひとつ土浦の幹線道路沿いにありました。
「なんか入るのに勇気がいるような、、」
あ、週末の別荘にいいかも
iwaharaさんなら、きっと現地に行くと思っていましたが!?お疲れ様でした。
そんなところ、歩いていたら車にひかれちゃいますよ
〜。
遅ればせながら、12月中旬に引越完了しました!
猫が神経質なのでちょっと痩せてしまいましたが、今は元気にしています。では。
とにかく「とんでもない」場所にあるのだけは理解出来ました。
でも正直住んでみたいですね。
そうですか、ネコには「引越し」ってストレスですからね、暫く時間かかっちゃいますよね、ネコでも外が覗けるバルコニーが気に入ってもらえるといいですね。
MAXさん、有志6人で36万(2万交渉)でどうっスかね〜、いませんかお友達(笑
近所に神社もありますから、盛り上がりますよお正月、「9LDKだから全員宿泊可能」ですよん。
間違いなく日本の不動産屋さんでこんな面白いことしているのはiwaharaさんくらいでしょうね…笑。
このブログは、広告ではなくあくまで東京の不動産をネタに様々な暮らしについてのドキュメンタリーを書き続ける事が目的ですから。
街を観光する事は簡単ですが、そこで暮らしたときのお部屋の賃料や間取りはわかりません。
旅ではなく「暮らし」を追いかけていこうと思っています!