ここのブログをとおしで閲覧いただいている肩には「あれ池袋〜新大久保がほとんど登場しない」事気が付かれていると思います。
これはもっぱら地方の方が地域の事情を知らないで参考にされてしまうのもいけないと慎重に取り上げているところで(所謂池袋繁華街〜新大久保の無国籍な部分など)、
そんな意味でなかなか登場しない高田馬場ですが、今回のお部屋は凄いですよ。
立地も新大久保的景色を若干残すJR高田馬場周囲とは全く違い『目白・学習院・面影橋文化圏』となります。
最寄はJRではなくて地下鉄東西線の6番出口です
早稲田通りを少し先に進んでですね
住宅街へ進みます
※自宅SOHOな方などには欠かせない「喫茶ルノアール」があるところも見逃せないポイント
この絵を見て東京詳しい方なら「ふむふむ新宿区東側住宅街のそれですね」とピンときているのではなかろうかと思います。
さて、先に進みますと
『神田川』
実はこのまま側道である遊歩道をまっすぐ進んでも物件に到着なんですけれど
街の雰囲気もお伝えしようと反転、住宅街を抜けるルートで先に進みます。
住宅街といっても、所謂ひとつの「静かな商工住宅街(庶民的な街って事です)」でありまして、平和な景色が続きます。
まもなく到着
物件は新目白通りと明治通りの交差点にありまして
さっきの遊歩道を仮にそのまま進むとこちら
交差点側へ右向いて
振り返って
両通りともに十分拡幅も完了して整備されていますから特別交通量が多いようにも感じませんし、騒音に関しても甲州街道や246よりよっぽど静かなのです。
(交差点なので速度を落としているポイントだからって部分もあるでしょうね)
さてそこに
インド国旗も鮮やかなお店がありまして
(管理媒介会社のQUALITY担当の方によると情報誌などでも紹介されているお店だそうです)
はいその上階こちらが今回の物件です
何気ないちょっと事業ビル風のこちらのお部屋が凄いんです。
(実際今回紹介の最上階以外は1R事務所系造作であるとのこと)
エレベーターありませんから階段で5階のお部屋へ
1LDK系の大型1DK(35.7u)なのです。
(40uあるとそのまま1LDK になるタイプ)
物件概要
JR高田馬場8分、地下鉄東西線7分、副都心線西早稲田8分、都営荒川線学習院下2分・面影橋4分、新宿区高田馬場2、築S61鉄骨増、5階建ての5階、35.7u1DK、
・ワンフロア占有
・リビングタイルカーペット敷き(条件によっては希望の柄への張替え相談)
・エアコン2基、エレベーター無し
・改装相談可(原状回復を条件とする)等諸条件相談可
・楽器可(管楽器は専用ルーム必要でしょうとの話)、音楽再生可
・TV地上波受信状態が完全ではないためTVの視聴はインターネット回線など検討必要です
(個性派の方入居希望)
賃料9万円、礼敷2/2、
相談部分が多いですからいつもと違った書式で書きましたが(笑
ぶっちゃけ「イロイロとかなり相談可能な部屋」なんです。
現在はリフォーム前の状態ですから、まず現状のタイルカーペットは張替え前なので希望のタイプが選べます。
しかし単価が違いますから高価なタイプを希望する場合には借主負担相談、
そして一部壁の撤去など妥当な範囲の改装希望であれば今回のリフォーム計画で可能な場合もあるとの事で、こちらも相談(希望内容が1R可など大幅な場合には借主負担相談)。
ご自身でオリジナル改装希望の場合には、原状回復を前提に相談。
改装に関しては「少なくともベーシックな1R造作をデフォルト」とする原状回復の特約とするなどこれは内容伺わないと詳細までは答えられないです。
※改装後の内容がその後の継続使用に対してむしろポジティブである場合には通常のルーチンリフォーム程度の原状回復となる可能性もありますが、何分改装後の内容を改装前に評価できませんから「大改装に関しては建築関係デザイン経験アリ」であるとか「専門の業者による改装を自分で発注」のようなスケールの場合に限りと、考えていただければと思います。
■次に音に関してです、
交差点のロードノイズは常識的範囲で聞こえるんですが(まったく気にならない程度です)、なんとこのマンションは『ナチュボーン防音性能』を有しているんです。
通常遮音に強いのはRC造となるので「何故鉄骨増で?」と不思議に思う方もいらっしゃるかと思うんですが、
このマンションは各室ワンフロア占有となり(間取り図の鉄骨見てもらえるとわかると思うんですが)『木造住居で地震が来たら構造的に強い(柱が多い)トイレに避難』と同じ効果で非常に躯体が強固なんですよ。構造的に平面図が長方形じゃない事も躯体強度に関係しているかもしれません。
そして事業ビル並みの床(天井)強度があるため、特別遮音構造で設計していないにも関わらず上下階の音が「まったく入らない」んだそうです。
(また平面図長方形でないため室内でエコーを起こす平行面が無い)
なんと、その証拠に
現役ミュージシャンの方が入居されています。
(管理媒介担当者の交渉でブログ出演快諾により登場していただきました)
ラブハンドルズのギタリストの方です
http://www.luvhandles.jp/
・織田裕二さんの世界陸上イメージソング提供
・映画「グーグーだって猫である」劇中歌提供
等ラブハンドルズ以外の音楽製作においても活躍されている方です。
そのままスタジオとして使用しているのではありませんが(本気出すときには木製の遮音ルーム内で演奏)、通常の作業はそのまま音出しして可能。
「仮にどんぐらいの音でしょうか?」
と、スタジオモニターヤマハのNS10でドーンと音出ししてもらったのですが、
通常のステレオ再生における中音量超えたぐらい「全然OKです」
(夜間でも全く問題無い遮音性であるとのこと)
お部屋の中はどんな感じでしょうか、
<つづく>
2010年05月17日
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