
「レア度的」というのは、またもや滅多に無いお部屋なので、同じような部屋は○○区にありませんか的に依頼されてもちょっと困るという部分なんですよ。
(といいつつここのところ二度無いような部屋続いておりますが)
不可能ではありませんが、そうそうこれだけの部屋は難しいところで、
以下レポートご覧いただければご理解いただけるかと思います。
更に荻窪の街の中でも秀逸な「教会通り商店街界隈」なんですね〜
ここは駅近ながらしみじみとして情緒豊かと申しましょうか、感じのいい街なのです。



昭和っぽいですよね。
同時にですね、表通りとなる青梅街道商店街も健在ですから一本裏の静かな街ながら暮らしは豊かな地域なのです。
(荻窪は東西南北で街のキャラクターも違うんです)
さて、こんなロケーションにこのようなお部屋が現在空室です。

ズバリ「木造AP和室ストゥディオ」
賃料4万3千円(水道代2000円)
昔玄関に広い土間があった当時(古い店舗なんかイメージしていただければと)「玄関の次は茶の間で、台所は裏手の勝手口に」なる間取りがあったんですよ。
現代的には”勝手口”もほとんど見られなくなり、通常の設計ですと玄関の次はキッチンで更に奥が寝室が一般的ですからちょっと違和感感じられる方もいらっしゃるかも知れません。
今回のお部屋は、そんなレトロな時代の設計の”コンパクトタイプ”となります。
居室に対して台所がそのまま面してますから「これはストゥディオである」と断言します。
(意外と暮らしやすいんですよこれが)
■玄関直で居室だとあれなんですが「ちゃんとオフセットしていますよね」、この辺にキチっとその当時の設計意匠が反映されているですよ。
(居室手前にのれんなんかを下げるとおしゃれだっりする)
ちょっと残念なのはバストイレの設計で、
この「直列タイプ」はむしろレトロマンションなどで目にするタイプですが、今回のお部屋は木造APですから「少々収納が狭くなってもB・T別を模索してもよかったのでは」と思いますが、この賃料で”浴室が付いている”、文句のつけ様が無いですよ。
(設計意匠的にB・T別は和風意匠なので)
物件概要
JR荻窪徒歩5分、杉並区天沼3、築昭和45、木造二階建ての2階、16u和室1R、エアコン、ガスキッチン、給湯、CATV、3面採光、連帯保証人不要システム利用可、駐輪場は無し、
賃料4万3千円(水道代2000円)、礼敷1/1
昨今のお風呂無しトイレ付きの1Kなどは3万5千円から4万円が相場ですから、比較して考えれば非常にリーズナブルで(はっきり飛びぬけて好条件と言ってもいいです)、このロケーションとこの間取り、
「こういう部屋が駅近にあるところこそが東京らしさである」と私は思います。
外観に関してましては、今回も小規模である事もあってプライバシーに配慮しまして

「このような街並みにありますよ」
でご理解ください。
※当然今回のお部屋も早期成約は確実でしょうから(今回レポートアップ後週明けも果たして空室だろうかというレベルです)「なるほどこういう間取りもアリか」「和室アパートならではの良さって確かにあるな〜」などの参考にしていただければと思いますっ