それは古い町なので神社近くの露店風商店街にはちょっと強面のお店もあったりで、任侠道の気配もありますが、そこは本物の任侠で酒場で喧嘩はあっても住居の治安は世田谷よりよっぽど上なのが台東区です。
今回紹介のお部屋はそんな台東区でもコンベンショナルなマンションが並ぶ田原町のファミリー物件となります。
せっかくなので都営新宿浅草線浅草から向かいます。

駅に降りてすぐわかるのは、
この街には高齢者の方と子供と外国からの観光客の多さで、

それはやはり観光地の一面があるのは確かですが

一本路地裏あたりに抜けると庶民の街が広がっていて
食品スーパーでも普通に賑わってますし、


所謂「ちょっとブルーズな街」なワケです、
当然街の開発は古く、銀座並みとは言いませんが立派なレトロマンションもあり

ハイ、建築中の”例のタワー”も見えますよ

ここから国際通りを下ると田原町です
浅草界隈でほんの少し残念なのは国際通りの幅員(道路の幅)が「ちょっと広すぎ」だというところで(この街知っている方ならわかっていただけると思うのですが)、国際通りだけなんとなく地方都市っぽいスキマ感あるんですよね〜
その代わりに田原町では街の景色も文京区みたいだったりします。



といっても一本裏は台東区の風情のままで、


軒先に必ず緑があるんですよね〜
この辺にこちらのようなファミリー物件があります。

一見オーソドックスな2DKに見えますが、
よーく考えると和室開放(ふすま撤去)で、現代的なストゥディオ系の1LDKとも解釈できるところがポイントです。
コンベンショナルですが使い勝手のいい間取りです。
平面図では納戸と表示されていますが寝室も8畳以上あるかなといった広さ。
物件概要
銀座線田原町1分、大江戸線蔵前6分、つくばEX浅草7分、都営浅草線浅草7分、 台東区寿2、築H1RC造6階建ての2階、57.28u2DK、
エレべーター、CATV、バス・トイレ別、追焚可、エアコン(残置)、オートロック、デジタルロック、24時間ゴミ出し可、駐輪場、
賃料12万9千円(管理費5000円)、礼敷1/1、
60uに届こうかという広さで管理費込みトータル13万4千円ですから、東京も随分賃料リーズナブルになりました。確かに入谷方面古築であれば更に相場的にも下がりますが今回のお部屋はコンベンショナル系での内容ですからここは選択のポイントですね。
外観はコチラ、

暮らしの安心感というか、古い街ならではの馴染みのよさは世田谷より上に思いますし、週末は有楽町や銀座であるとか御徒町って世界も新鮮なものです。
(渋谷はちょっと遠く感じる方もいるかもですが銀座線一本ですからね)
ファミリータイプだからこそ台東区って選択アリだと思いますよ、
せっかくなので浅草通りを上野まで歩くかと、
かっぱ橋商店街を抜け、

街を見ていくと、
「なんて風情のある不動産屋さん」があったり、

上野駅はもうちょっと先だったのでした。

(実は流石に上野徒歩はちょっと遠かったです(笑、)
話題が逸れますが先月終わりにアットホームを見ると八重洲で確か10万円ぐらいで30u程1フロア1戸1963年築RC5階建ての5階(バストイレ別)の部屋が紹介されており、
1階が飲食店で他のフロアはもはや事務所使用でしょうね
ちなみに翌週には削除されていました
私は新御囲地町界隈の方が個人的には好きですが、特にファミリーの場合って田原町界隈お勧めに思いますよ。
マジに「任侠が街を守る」世界観もありますが、そこ含めてもコアな江戸文化というか(実は喫茶店も多かったりする)、暮らしの実存感高いように思います。
いやあ東京駅から銀座方面で事務所系で住居可賃貸(というか元住居だったり)の古築レアはなかなか無いものですよね(ってレアですから)。
u数はミニマルコンパクトでも全然OKなので、古築事務所を逆に住居にしてとかってリノベでも流行してくれたらちょっと違ってくるんでしょうけれど。
往年の東京人だった団塊世代の方とかにヒットするように思うんですけれどね〜
(潜在的ニーズはかなりあるんじゃないでしょうか)