早速本題ですが、今回向かったのは前回繋がりという事でも無いのですが港区白金からとなります。
皆さん白金と言えば全て高級住宅街エリアと思っている方もいらっしゃるかもなんですが、いえいえそんな事は無いのです。わかりやすいいかにもな高級住宅街は前回の麻布十番三田方面から連なる所謂高輪方面でして、町目で言う”白金”は庶民の街なんです。
これは河川沿いのこのエリアが歴史的に用途指定が商工指定だった事もあり(今でも町工場的風情を残す住居も残っています)、郊外沿線的な商店街もあるのです。ですから人によっては肩もこらないので高輪より白金〜バス通り抜けて恵比寿って区画の方が好きって場合も決して珍しくないかと思います。
そんな意味で今白金が再開発地域となっているとも言えますね。
白金高輪駅再開発エリアからさりげなく住宅街を目指します。

駅近には随分と高級タワーが並びますが一本裏道行くと

低層の町工場的町並みと中低層の馴染みのいい住宅街が混在する白金なのです。

ちょうどこの日は地域のお祭りのある日だったようで、
後の画像にも出てきますが何故絵が準備中なのかの言いますと、
ズバリ暑いので取材が早朝だったからです(笑
古い商店に子供達

そして商店街


いかにも高級住宅街のような気取ったところは皆無でこの辺は相場も決して高くはありません。
間もなく物件で

昔は本格銭湯があったのでしょうか、普通のマンション入り口に不定期の『お湯』看板があるなど東京らしい異空間もあったりします。
(むしろそういう意味では広尾商店街に思い切りそのままの銭湯があるってところが偉大でもあります)
ちょうどこの辺にこちらのメゾネットタイプ1LDKが空室です

大型収納はありませんが、見ていただければわかるとうり構造がそのままウォークインとしか言えないスペースもあり、工夫次第で問題なく解決でしょう。
ルーフバルコニーもちょうどいい感じでありますから、寝室の広さは若干狭いところあるんですが開放的な分狭さを感じることは無いでしょう。
メゾネットながらザックリしたわかりやすい間取りですね。
物件概要
地下鉄南北線・都営三田線白金高輪8分、都港区白金3、築1997年鉄骨造6階建ての5・6階、50.92m21LDKメゾネット、エアコン、フローリング、室内洗濯機置場、CATV、バス・トイレ別、独立洗面、事務所相談可(敷金3ヶ月)、
賃料13万6千円、礼敷1/2、
問題なくハイCPの条件です。事務所も可ですがここを事務所で使うのは勿体無いでしょう。しかしエレベーターはありませんから若い人向けでしょうね。
それほど相場の高く無い町目といっても築浅系なら普通に40uランクの1Lで15万越しても普通でしょうから(同物件も決して古築じゃありませんしね)、かなりの好条件です。
(レトロ系でもこの広さなら普通に13万超えますから、リノベ系なら14〜でしょうか)
外観も周囲と馴染む事業ビル風の大人しいものです、

周囲を歩いてみると、


まだまだ昔の庶民の町並みを残していて、土地勘無い人はちょっと歩けば広尾がすぐそこ(徒歩12分ほど)と思う人はいないかもしれません。
この辺の古い町並みから再開発地域を望むと

高層タワーがCG合成のように見えたりします。
都心で広めの1LDKをお探しの方には滅多に無い有力なお部屋かと思いますよ。
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ここからはオマケ画像なんですが、
実は現地向かうルートで今回は国会議事堂=溜池山王で乗り換えたんですが、溜池山王の千代田線構内はかなりシュールですよ。
SF映画のエイリアンなんかでお馴染みのデザイナーであるH.Rギーガーのイラストを思わせるようなこの絵、


建築的にもちょっとそそられるものありますね〜
てなわけで取材終了後は南北線で今度は市ヶ谷乗換えだったのですが、
JR市ヶ谷駅北側(南北線出口のある方)ルノアールでひとやすみと、

早起きはするもので、
午前中のルノアールは貸切状態で、ちょっと得した気分でした。
都営大江戸線の飯田橋駅へ向かう連絡通路はお化けエアダクトみたいですし
ルノアールお好きなんですねぇ〜
昔は時々入りましたが10年ぐらい前よりご無沙汰です、ターリーズ、ベローチェ、スターバックス、エクセルシオール、ニューヨーカーズカフェのほうが安価ですし
最後に入ったのは茅場町と上大崎2丁目(目黒通り沿い新生銀行並び)の店舗(これは8年前でした)
有楽町ビル1F(正面玄関側)の『ストーン』はビルと同じ昭和41年からのようで当時の雰囲気が色濃く残っておりくつろげ気が休まりいいですよ。
あれですよね、都市デザインも”スケルトン”だと近未来的退廃に見えるってことなのかも知れませんね。
ルノアールはもうモバイラーにとっては個人事務所のようなもので(無線LANと電源が取れる)、時間帯にもよりますが、ノートPC開いた客がなにがしか仕事しながらズラーっと並んだりするんです。
さしずめ「ここが本当のネットcafe」的ビジネス専用喫茶みたいな世界がありまして、原稿書きなんかの作業のある方に聞くとルノアールのヘビーユーザは以外と多いんですよ、実は。
(そしてわりと気楽に長時間使えたりします)
そんな関係で私の場合ルノアールはくつろぐっていうか「仕事」って喫茶店なんですけどね。