そんなこんなで昔は池袋や新宿のイケイケ営業系の不動産会社なんかで、築年数や部屋の広さ賃料面で難しいお客さんがくると、「いい部屋ありますよ〜。これどうですか?早速見に行きましょう」とそそくさと車にお客さんを乗せ「すわ板橋へ」って事もありました。
そんな印象が先行していた板橋ですが、そもそも先入観無く板橋ってどんな場所なのかって意味も込めて今回のレポートになりました。
※現在の板橋は、区が相当緑地化を進めて大気汚染はかなり改善されていて、笹塚幡ヶ谷がOKな人なら違和感ないレベルですよ。
さて、板橋本町に降りてみます。

先ず目に付くのは、立体交差の構造の凄さで、昔のSF映画を思わせる風景なのに町は大人しく幹線道路から一歩入ると杉並みたいな静かな街ってのが特徴です。
確かに商店街もあるんですが、ちょっと黄昏ていて

こーんな感じです、
特徴的な事は、暮らしている人が都心の人と何かが違うとこです。女性のファッションや、子供達の雰囲気も(子供は都心部よりグッと多いですね、恐らく出生率も高いのじゃないかって思います)飾らない普段着の街って雰囲気です、
そこにこの構造

一本裏はとても静かで

今回紹介するお部屋はこちらです〜

なんと言っても特徴は「広さと安さ」で、構造もとてもガッチリしていますからマンションに特別に拘るよりクレバーな選択です。ここで3点ユニットストゥディオ型キッチンならその広さはマックスになるんですが、ここはトレードオフです「キッチンと居室の分離・バストイレ別希望」ならむしろグッと内容のいい間取りになっています。
室内に入ると、キッチン部分の分離感も十分で、とにかく広いですから居室をリビング風に暮らすタイプの人にお勧めですよ〜
都営三田線板橋本町1分、板橋区大和町、木造2階建の2階、築H5.8、ガスキッチン、バストイレ別、室内洗濯機置場、エアコン、フローリング洋間9(防音シート処理)帖、大型クローゼット、東向き、諸条件相談、23.22u1R(201号室)、24.23u1R(202号室)、賃料7万円、礼敷1/1
※こちらも元々礼敷2/2からのダウンになっていますから、お部屋の内容は全く心配ありません。

物件の外観は、確かにアパートには違いないんですが、この画像から「ちょっと奥まったとこにある」のわかっていただけますでしょうか?
駅近:徒歩1分なのに、静かでロケーションは防犯性も良く(袋小路は防犯性が高いのです)安心です。
この「サボテン」が今回のテーマに被るんです
マンションより全然いんじゃないかって以前レポートした事のあるお部屋で、室内画像なんかはこちらを見てみてください(以前のレポートは1階ですが、現在の空室は2階になります)
http://retour.seesaa.net/article/197062.html
近所のスーパーというと

ここになります〜
コンビニ関係やお弁当屋さんは、物件至近ですから一人暮らしで困る事はありません。
最寄の大きな街はJR・都営三田線巣鴨になります、
板橋の雰囲気をもうちょい掴めたらと、
「隣の駅まで歩いてみるか」そのまま徒歩圏の板橋区役所前駅へ
都市構造のゴツさは本当に凄くて

ちょっと都心でも見られない風景です

板橋区役所前にも個性的な建造物が

板橋区役所前の商店街を探してみます。
ありました「大山遊座」へ

そして大山遊座の喫茶店で休憩です。
ゴツくて大気汚染の過去を持つ板橋なんですが、カントリーウエスタン系のJAZZヴォーカルがなんか似合っている、
物件前のサボテンをふと思い出し「なんかメキシコって感じかな」と、
余計わかりにくくなっているかも知れませんが、そんな街ですっ板橋(笑
確かに新宿渋谷港で探しているのに「連れられてっちゃう」のはどうかと思いますが(板橋には板橋の個性ありますから)、最初から「板橋」って選択はアリでしょう。