大江戸線牛込柳町には目立った商店街はありません、となりの若松河田にはとても感じのいい商店街があるのですが、この物件については『神楽坂』がありますから、お買い物の心配はありません。
牛込柳近隣は、昔からの住宅街で物件数も多く、山手線の内側都心部としては賃料も安く、内容もいいことで私の中ではかなり有名な地域です。
とにかくここは坂だらけで、小道はどこもかしこも坂道になっています。
物件への道も“私道”で、大都会東京とは思えない庶民的な風景です。(物件はこの突き当たり左なんです)
さて、肝心の物件です。非常に面白い造りなのにパッと見た感じ「しっかりした一戸建て」には違いが無く、拍子抜けするほど「ちゃんとしてる」のでした。しかし「ほんとに手を広げたらとどくわこれ」には違いなく、路地の狭さが遠近法的にこの物件の極端な幅の狭さを感じさせないのかも知れません。
ファインダーに全部入んないですよ、、
ね、なんかいい感じだしょ?
悪くないですよね、てか拍子抜けするほどまともでしょ。ちょっとイカみたいだけど・・。
どうしても細いこの物件の全貌が撮れません。
(物干しの長さで物件の幅わかりますか〜)
ロバート・レッドフォードの映画で、私が一番好きなのは「明日に向かって撃て」じゃありません。75年シドニー・ポラック監督の「コンドル」です。この中でレッドフォードはフェイ・ダナウェイの写真をこう評します。
「 November 」
(意味は「君は滅び行くものばかり撮っている」)何故か忘れない台詞なんですが、最近は二月で冬の時より太陽の位置がちょっと上がり、寒い時なんか秋のようです。
「 November ・・」
裏にまわってついに全貌が。
いいですね〜、滅びゆくものの美学というか、それなのに窓が多いところが、生命を感じさせます。おそらくこの物件かなり室内明るいのではと思われます。これ、ある意味“アート”かもしれません。
物件から神楽坂に向かいます。
先に見えるのが早稲田通り=神楽坂です。坂を下りて又坂です。
神楽坂と言えば赤城神社
しみじみ、あーいい物件だと思いました。何かこの世界に「合ってます」
(こちらの物件は「申込アリ」との事です)========================================================
赤城神社近くにいいかんじの和菓子屋さんがあって
思わず中に入ります、
とても素敵なお店で、お店の中の雰囲気が歴史を感じさせてくれます。
「桜餅をください」
「ご主人、こちら何年ぐらい?」
「あきないですか?、70年」
2005年02月12日
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Tracked: 2005-09-18 05:46
う、美しい。
身近にある工業製品を用いながらもパッチワーク的手法をふまえ、アートにまで高められた外観デザイン。
誰にもまねできない。