物件の管理会社である日立グループの愛宕産業さんの協力で今回は内観取材もありますよ～
さて、デザイナーズを探すポイントは「デザインによって提示されるライフスタイルとの親和性」になります。そこの評価が高ければ賃料そのものの評価がガラッと変わる事になるので人によっては「この内容でどうしてこんなに安いの」にもなり「この内容では僕はちょっと暮らせない」にもなるのです。
ですから、個性が強いだけ「アリ」な人には『構造的に得』になるのが、本来のデザイナーズの在り方だとも言えるでしょう。
さて、今回紹介する赤坂のお部屋は個性的ですよー
立地は千代田線の赤坂至近で、南側の公園沿い坂道の中ほどにあります。
公園からはTBSが見えますから駅徒歩至近ってよくわかっていただけると思います。
近隣では鹿島建設が自社施設を建設中
つまり、近隣環境は再開発地域的な色彩が濃くて今がちょうど「買い」な地域と言えます。環境も静かですし（鹿島の工事の音がしますが物件室内には全く音入りませんから安心してください）、赤坂から乃木坂寄りの環境と考えてもらって構いません。
物件外観は「隠れ家式ミュージアム」のような雰囲気で、ギャラリーやデザイン事務所の自社ビル（事務所使用も可ですよ）としか思えないものです。
ビジネスビルの裏の空間に建築されているのですが、ビルとの間には十分に間隔が取られているのでオートロックと相まって「ここだけ特別」という雰囲気はより高く、物件前面の庭もデザインされたものです。
（右が物件ですよー）
物件概要です（空室は4タイプあります１Fは全て成約）
千代田線赤坂徒歩4分、港区赤坂6、オートロック、BS、CATV、エアコン、浴室乾燥機、室内洗濯機置場、システムキッチン、モニター付きインターホン、クローゼット、螺旋階段専用スペースあり、事務所使用可、RC造3階建て、礼金0キャンペーン中、賃料17万2千円～20万円、礼敷2/2
管理会社：日立グループ愛宕産業（03-5952-0076）
現在空室は
C（19万8千円42.49㎡）、D（17万2千円34.92㎡）、E（20万円42.75㎡）、F（19万円40.43㎡）4タイプに空室があります。
1階にはウッドデッキがあり、室内の広さ自体がシングル向け（24.24㎡等）で全く別のタイプになるため先行して成約になりました。
こういったタイプで「1階だから」がナンセンスである事が証明されています。
成約のお部屋は内部を見る事は出来ませんから、愛宕産業さんから頂いた参考画像をご覧下さい。
（資料提供：愛宕産業）
「日当たりはベランダまで（ウッドデッキ）」流石デザイナーズです、完璧に設計されています。
（この画像で「1階は部屋が広く見える」のもわかっていただけるでしょうか）
実はこの物件の意匠デザインは、複数のデザイナー（建築・緑・照明等）のコラボレートで、リゾートやコラボレートハウスのデザインをしている会社が担当しています。
なので「都市空間のくつろぎ」をテーマにしたマンションである事がわかります。
さて上階の構造で特徴的なのは、なんといっても「各個専用螺旋階段」です。
デザインされた前面庭園とルーフ並に広いバルコニーも特徴です
背面の住居との距離は近いのですが、このルーフにグリーンを配置する事で全く気になりませんしバルコニーの設計自体が立体的なっているので空間の占有感もとても高いです。
さてDタイプ（シングル向けカジュアルタイプ）から見ていきましょう
室内は
カラーコーディネートと、スキップフロアに特徴があります。
居室と水周りを明解に分けることで、広さを生かす方向でとても効率的に設計されています。所謂「普通の部屋」ではありません。しかし居住性や広さが十分あってグリーンの似合う部屋＝完全なリビングタイプである事を意図しています。
浴室回りのパーツは全室共通
次にCタイプです
見てください、これが今回の４タイプの中でも目玉中の目玉で、すばらしい設計です。
廊下があるので、本来㎡数効率は低い筈なんですが、廊下自体が扉によって仕切られていませんから、これが空間演出のアクセントになっています。
こちらは背面からの画像ですが、まるで「一部屋別にあるよう」な設計意図が完全に成功していて、42.49㎡である事を忘れさせてくれます。体感上の広さは60㎡ランクの２LDKの壁を抜いたような感覚で（ここには螺旋階段から専用である事が一役買っています）、60㎡ランクから住み替えても狭いと感じる事は無いでしょう。
これで19万8千円安いです。
この窓が効いてますね
Eタイプは事務所向けで
ズドーンと広い部屋を探している人にはピッタリ
寝室を区切るにはちょっと工夫が必要なのですが、実は天井部分に空間を仕切る窪み（凹）があって、そこはパーティション等「自由な発想で」という部屋になっています。
元々玄関部分は螺旋階段の下1階部分になりますから、玄関開けるとすぐ部屋的心配はいりません。
最後にFタイプ
ここには移動式の収納が予め設置されていて、自由に空間を造れます。この工夫がストゥディオの部屋を間仕切りするテクニックで、オープンに間仕切りする事で常に部屋を見渡せる居住性はマルチタイプの部屋には決してない開放感で、この部屋は明解にEタイプとは違って、家庭的というか女性的な雰囲気が特徴です。
全室に共通するのは「リアルウッドのアクセント」で
デザイナーズ特有の「打ちっぱなし系」の対極になる“デザイナーズ”である事を特徴つけています。グリーン関係のデザイナーも参加しているのがよくわかります。
螺旋階段に設定されているグリーンは何と「水入らず」のメンテナンスフリー
賃料には、お部屋だけでなくこの外観を含めたデザインコンセプトも含まれますから、トータルで考えるなら非常に安いです。
デザイン性の高い事務所や、創造性の高いSOHO、仲のいいDINKS（笑
お勧めですね～
実はこういったデザイナーズは維持管理（夜はライトアップされるのですが管理費はありません）含めて、大手管理会社物件じゃないとメンテナンスができません。そういった意味でもとても希少な物件で（建築自体かなり冒険的なので）、このグリーンな個性がマッチすればお得ですね、
良い物件ですね～！
私も うちのかぁ～ちゃんから
離れて１年位 赤坂に住んでみたくなるな～？
そりゃ～無理か？
岩原さんには脱帽だ～い！
城北方面 秋場でした！
赤坂レジデンシャルがあるじゃないですかー！
なので7万5千～いけますよ赤坂（前レポートした赤坂アパートもカッコいいっすよ）
ちなみにレジはホテルなのでキッチン無いのですが何気にretourはホテルタイプの問い合わせ多いんですよ
新宿のコンチェルトは名前変わったみたいですが、
しかしこのデザイナーズは安いですよマジ
同じ㎡数で普通に流通している事務所がほとんど賃料
代わらないですからね。
螺旋階段のシャフトの内壁にも実は微妙に角度がついていて、ホーンロードのかかるスピーカー前面のような開口角度がついているんです。造形はとても凝ってますよほんと