なんとなくこの界隈も紹介増えているかな(笑、と思いますが、
いえいえ取材が楽だからだけではありませんよ。中央線文明の中出色の街であった高円寺ですが一時似つかわしく無い店舗も増えて「らくしない時代」があったり、「似つかわしく無く人気で賃料が高騰」したり微妙な変遷がありましたが昨今の不景気もあって本来の姿(文芸・パンク系)に戻ってきたように思います。
(吉祥寺が堕落の方向に突っ走るなか高円寺の価値が相対的に上昇している側面もあります)
となればこれは紹介しなければと街の紹介です、
今回は駅南側となります。
(ちなみに北側は中野テイストな商店街が網の目となってます)
駅周辺もちょっと小奇麗になってますが、変わらないものは変わりません。
この辺からずーっと丸の内線新高円寺駅まで商店街が続くのです。
途中には業務用スーパーがあったり、
ちょっとオフなところには西友もあります。
商店街には歴史的銅板建築の商店も残っており
街の構成は「古本屋」「古着屋」「オリジナルアパレルショップ」「様々な雑貨屋」「安食堂」がメインで(昔は+「中古レコード屋」)、
所謂『中央線サブカル系の中で更にサブカル系の街』なのです。
昭和の高円寺は文字通り”男街”であり(風俗街も有名で商店街の中に普通に風俗店が混在していたりするカオスな街)、ライブハウスがあるのかバンド関係且つ貧乏な音楽系の住居者も多く、街歩けばわかります。人々の服装明らかに普通と違います(笑
ハード系の女性はともかく昔は男性中心の街でもありました。
一時の風評人気で(相場高騰時代)事情を知らない女性の入居希望が増えた時代を経て現在に至りますが、『吉祥寺の東急文明化』が進む昨今、中央線的な世界を求めるなら男女ともに高円寺かなとも思いますね。
さてそろそろお部屋の紹介といきましょう。
商店街をこの辺まで進み、
有名店と思われる喫茶交差点を曲がり
ちょっといったところ、
(ほんとにどこまでも雑貨屋さんがあります:上図はアクセサリーショップでしょうか)
商店街は南北方向だけでなく、緩く西側にも伸びており
(途切れ途切れになって南阿佐ヶ谷の商店街方向に伸びる)
そこで空室なのがこちらのお部屋、
何の変哲も無い1Rに見えますが、通常このタイプは20u以下の木造アパートによくある間取りで(投資向け分譲タイプの1Rとも微妙に違います)、同じスケールで鉄骨造マンションとして23.7uとなりますと、かなりズドーンと広い形になります。
括弧書きに記載あるように、投資向け分譲タイプの1Rであればユニットバスに90度などにユニットキッチンとなるケースが多い中、このマンションはズドーン系かつ2口ガスコンロ可となっていて、地味なようでなかなか実のある間取りではなかろうかと思います。
物件概要
JR高円寺9分、丸の内線新高円寺4分、杉並区高円寺南3、築S63重量鉄骨造3階建ての1階と3階に募集アリ、23.7u1R、ガスコンロ2口可、Bフレッツ対応、駐輪可、保証会社利用要(賃料・管理費合計30%)、
1階:賃料7万2千円、礼敷1/1、
3階:賃料7万8千円、礼敷1/1、
※3階との比較で1階賃料がかなり安めなのは主に外への見出し(眺望)の差異に思います。1階テラスの塀はかなり高く(防犯上は安心ですが)採光ボード含めて1階の見出しがいいとは言えない(自分でテラスにグリーンを置けばいんですが)部分があるためと推定します。
どちらにしても、数年前の高円寺相場であれば間違いなく8万クラスの内容ですから随分リーズナブルになってます。
ある意味オーソドックスな間取りですから万人向きとしてお勧め、
(立地的にも暮らしの内容も地下鉄高円寺駅の南、つまり青梅街道の南に出てしまうのと、北側のJR高円寺駅よりの区画とでは大きく印象も違います。以前はかなり相場にも差異があったように記憶しています。今回はJR高円寺も10分以内の立地ですからかなり有力な内容には違い無いかと、)
今回は物件そのものがユニークというより高円寺特集的レポートですので、街歩きに戻りましょう。
この先には三平ストアー
間もなく丸の内線新高円寺駅です
新高円寺駅周辺は最近別レポートもありましたから、ここまでくれば十分でしょう。
いかがでしたでしょうか、
絵を見てもらえれば、いかにもパンクの街高円寺のイメージ伝わっていたかと思います。
極端な話街を歩く”高円寺な人”は若い人に限りません。
それだけ歴史ある街でパンクなジジイも歩いてます(笑
好き好きかなり別れる部分あると思いますが(ニュートラル系の方は迷わず阿佐ヶ谷か荻窪がお勧め)、面白い街ですよ高円寺。
2011年05月02日
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