三田方面は別の意味でいいとことなり高いですし、駅近は商業区画でもあります。その先の南麻布は大使館と広尾系になりますし、駅北側は文京地域でそっちの先は六本木一丁目界隈になりますし、東麻布の更に北になってしまうと(坂の上)麻布台という相当政治的にも強い地域になるわけで、殊更特別の野心をお持ちで無い場合には東麻布が住居としてリーズナブルな選択となるわけです。
事実麻布台が大名屋敷だったような江戸時代にはここ界隈は周囲の商工地だったのかもしれないです(同じ旧渋谷川高速沿いの白金高輪における白金と雰囲気似たところもあります)。
そんな意味で開発しやすい背景があるのか東麻布はデザイナーズマンションが多いのです。
後段登場しますが、昨今始まったことでは無くって歴史的にここにはデザイナーズが好まれる土地柄があるのかもしれません。
今回はそんな世界を背景にそのまんま「リアルデザイナーズ」を紹介します。
(”デザイナーズ”ではなくて”リアルデザイナーズ”と銘打っているのは所謂デザイナーズには”なんちゃってデザイナーズ”も含まれるのでそこを区別するための造語です。)
区画的には麻布十番外郭なんですが物件最寄駅は赤羽橋です、

ご存知の方はご存知と思いますが、
実に地味な駅です(笑
街は閑静な住宅街に緩い商店街もあり普通に暮らしやすそうなロケーションなのです



(思ったのですが、取材時はお盆休みの真っ盛りでしたからこの辺では日本人より欧米人の方が多いのかと思うほどなんですが、東麻布にデザイナーズが多いのは欧米居住者の需要を見越したものに始まっているのかもですね。)
今回の物件は不動産表記的には麻布十番より神谷町の方が近いのですが、結構な急坂というだけでなく”なんとなく動線として神谷町は無いロケーション”ですから最寄は赤羽橋と麻布十番の認識がベターかなと思います。
さて、直線距離は神谷町の方が近いとなると東京タワーも近いとなります。

又物件目の前にはスーパーもあるので、

思いのほか暮らしやすそうな物件です。
空室は複数あるのですが、今回紹介するのはその中でも最もコストパフォーマンス高いこちらのお部屋です。

確かに日本人にはちょっと躊躇する人もいるかもなビッグなワンルーム50u越えのストゥディオです。
物件概要
大江戸線赤羽橋4分、日比谷線神谷町8分、大江戸線・南北線麻布十番10分、
港区東麻布1、築H16、SRC造11階建の6階(空室は複数アリ)、50.19u1Rストゥディオ、
エアコン、B・T別、ウオシュレット、室内洗濯機置場、エレベーター、オートロック、TVモニター付きインターフォン、IHクッキングヒーター、CATV・BS、Bフレッツ、ダウンライト照明器具付き、
ペット相談(+敷金1ヶ月)、SOHO相談(詳細確認要)、保証会社必須、
天高3m以上・リアルデザイナーズ(グッドデザイン賞受賞)、
賃料19万9千円(共益費1万円)、礼敷0/1
地域相場から見ると平米単価的にもかなりリーズナブルで、内容も確かにリアルデザイナーズ、天高3mは滅多に無いといいますかあえてロフト付きのような設計は取らなかったんでしょうね。
逆に言えば典型的なSOHO向きのお部屋。
(SOHOに関してはいくつか要確認事項があるので情報と入してはあくまでも相談の範囲です)ドーンと広い部屋を希望している人には好適の内容、
ある意味昨今欧米外資系の需要との関係あってのこの条件でしょうから狙い目であるのも間違い無いところです。
物件外観はこちら


折角なので神谷町方面〜麻布台を回って麻布十番のルートとします。
物件間近の坂道は


こんぐらいのスケールで東京タワーが見えます。
先は飯倉交差点


ここから麻布台の街は以下のレポート詳しいので参照ください。
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/159286364.html
旧麻布タワーズ横から東麻布に戻ります。

確かにデザイナーズが多くて、
不動産業者が登記簿関係で出入りすることも多い法務局の窓にもデザイナーズが映ってます

こちらですね

まもなく麻布十番駅。
麻布十番の駅近くには依然レポートしたレトロデザイナーズが健在で、
http://retour.seesaa.net/article/23073498.html
いつ見てもカッコいい

というワケで今回紹介のお部屋も「特別デザイナーズを意識することもない地域性」に馴染んでますから住居としてもよし、SOHOで考えてもよしな内容ではなかろうかと思いますよ。