前回レポートの続編的な内容となりますが、合わせてご覧いただけると北参道駅を中心とした『明治神宮前(原宿)・表参道・外苑前・千駄ヶ谷』な辺りの雰囲気掴めるのでは無いかと思います。
千駄ヶ谷レポートではこれまでも明治通り東側が多かったと思いますが今回は西側です。
「若干印象違うところあるんですよね」その理由のひとつに宮庭マンションがあります。(正統派デザイナーズのビラシーズが並ぶ事でもで有名な東側と違い)西側にはペアシティなんかもありますし若干大人な印象あるかなと、
さて毎度お馴染み北参道駅からスタートです。
ここから西側へ、
話は戻って『宮庭マンション』ですが、原宿(千駄ヶ谷)ではあまりにも有名というか、まず知らない人はいない筈です。
「区画のどこかに宮庭マンションがある」ぐらいの印象ですから(笑
今現在の評価はヴィンテージと呼ぶには微妙な存在ではあるんですが、レトロマンション好きなあなたの期待を裏切る事は無いでしょう。
確かに各棟建替え決議の話は出ていると思うのですが、今現在でもリノベした部屋が中古として売りに出ているワケでおおよそ話がまとまるとは考え難く(自主管理で躯体のガッシリしている往年の分譲マンションはやはり”大規模改修”がベストに思います)、まだまだ現役ですし賃貸の場合には建替え決議の心配もほとんど関係無い分気楽です。
今回紹介のお部屋は北参道駅のすぐ近くなので間もなく到着、
1LDKですがドーンと広いストゥディオでもあり現代的な内容となっております、
丁度玄関ドアに対して目隠しとなる衝立がありまして、よくわかってらっしゃる設計です。
物件概要
副都心線北参道2分、JR千駄ヶ谷8分、JR原宿8分、渋谷区千駄ヶ谷3、築1968年(昭和43年) 、RC造8階建ての2階、40.5u1LDK、
フローリング、二口ガステーブル設置可、エレベーター、エアコン、二人入居可、光ファイバー、事務所使用相談(敷金3ヵ月賃料税込14万7千円)、
賃料12万9千円、礼敷1/1、
非常にリーズナブル(というかハイCPでしょう)、
この賃料だったらちょっとした郊外と1万差ぐらいですから、現在の東京は賃料に関わりなく「郊外に住むか都心に住むか」という選択が普通にできる状況にあるんですよね、
(郊外と違い都心部には旧法借地権や往年の分譲マンションなど”相場から外れるぐらいの”不動産も散在しているため選択肢は限られますが、相場に対して標準に並ぶ郊外よりユニークな物件が構造的に多くなります。)
外観はこちら
近隣は閑静な住宅街で、
(勿論事務所関係も多いですが)
話は戻って宮庭マンションのいくつかも紹介しましょう。
駅前のランドマークにもなっている『第7宮庭マンション』
(隣には「第25宮庭マンション」があります)
100m先に『第8宮庭マンション』
ちょっと300mほど足を伸ばすと『第1宮庭マンション』
「宮庭マンションシリーズ」はペアシティの様な高級ビンテージ性には乏しい部分ありますが秀和シリーズの一部とは勝負できる古築マンションで、千駄ヶ谷原宿地区で暮らす世界観としては「らしい生活感」あるのじゃないかしらと思う次第です。
明治神宮前駅からは散歩ペースで表参道ついちゃいますし、
(勿論逆に都心過ぎて感覚的に落ち着かないケースも少なく無いかと思いますから都心が普遍的に上位って事はありません)
都心では往年のマンションが古築化進むなか、同様に郊外とそれほど変わらない選択肢は今後増えていくでしょうから、賃貸派の方には結構面白い時代になってきていますね。
2011年11月28日
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