なかなか『秋葉原』を希望する人はいないかと思います。ところが現在業界的にも秋葉原再開発は注目されており今後街の様相も相当に変わっていくものに思います。
細かい事言えば今回のお部屋は隣接する台東区ですからそんな意味でもなかなかこのロケーションを想定する人は少ないでしょうね。
今回はそんな秋葉原再開発の断面も込みのレポートになります。
早速秋葉原駅からスタートします、


現在秋葉原は再開発が盛んに進行中で将来は電気街だけでなく「有力なマンション供給エリア」となる可能性があります。
以前は暮らすには買い物環境がかなり厳しかったのですが、
現在は駅直のUDXにスーパーが入ってまして、

これはかなり大きいですね、
物件は御茶ノ水湯島方向では”無く”隣接する台東区となります。
(ちなみに仮に物件が御茶ノ水方向であれば女性を含めてマルチにお勧め地域になります)

ここから東ルートを進みます。
台東区との境界エリアは「再開発準備地域」的な状況で、


今現在の街の状態的に必ずしも落ち着いているとは言えない部分もありまして、商工地域ですし裏町っぽい雰囲気でもあります。
昭和通りを渡ると台東区

御徒町方面の街並みご存知の方なら、

絵的に台東区とすぐわかりますね(笑
そして物件に到着です。

杉並や世田谷の住宅街的な街並みではありませんから「”一般的”なイメージで言うところのの女性向けなる街」とは言えないでしょう。
新御徒町的に商店街最寄でもありませんし、同じ台東区でも田原町のような賑やかなところでもありません。
(ちなみに佐竹商店街もちょっと遠いです)
そして実際今回紹介の物件も一見すると事務所造作なんですよね、イメージ的には街も物件ともに「ハードボイルドな男性に似合う街」って雰囲気でしょう。
(秋葉原駅も近いですし銀座も近いという実利性の高い利便性がポイントでしょう)
神田を想定する方があっているかもしれないですね。
お部屋はこちら、
一見ないてことない1Rに見えますが優れものの間取りなのです。

特徴として玄関位置が弱点(室内が全て見通せてしまう)に見えますが、この位置であれば書棚や収納などで簡単に玄関ホール分割対策可能ですから、ちょっとした工夫で化ける内容です。縦長1Rではないストゥディオである事など(これが探してもなかなか見つかるものではありません)メリットも多い間取です。
【物件概要】
日比谷線仲御徒町5分、銀座線末広町5分、JR秋葉原7分、台東区台東1、築年記載無し(20年〜経過していると思います)、RC造6階建ての4階、23.22u1Rストゥディオ、角部屋、エアコン、ガスキッチン1口、フローリング、室内洗濯機置場、
賃料7万3000円、礼敷1/1(償却1)
文字通りにハイレベルな好条件。
細かい解説しますと礼敷1/1ですが「償却1」ですから実質「礼敷2/0」に近い内容のところを管理上敷金0では無理がありますから契約の構成は1/1になっているという形です。
(室内造作とリフォーム的にかなり高度なレベルであるため礼金1での募集本来は厳しいレベルのお部屋であるところからの折衷案と理解してください。昨今は以前のように礼敷2/2難しくなってますから、)
外観見てもらうと早いのですが、


バルコニー無し、窓は腰高で洗濯物干場は昔屋上だったと想定されますが、現在も屋上物干し可能か確認要ですが昨今消防の規制も厳しいですから屋上物干しは想定外にしておく方が堅いと思います。
(著作権的に室内画像はお見せできないのですがなかなかの出来栄えでして)室内干しが似合う部屋では無いので、サイドバーで紹介しているHITACHI の乾燥機を利用するなど一工夫必要です。
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ココからしてまず男性向きですが、窓が腰高で部屋横方向に一杯に並ぶ形は(一見して事務所的間取なのも事実ですが)デザイン上のアクセントとなっており、探してもなかなか無いタイプの間取りです。
勿論レポートにありますように街的にもハードな部分ありますから、男性が似合うマンションと言って間違い無いと思います。
さて、ルート的に秋葉原駅昭和口方面と最寄の買い物環境を確認するために戻りルートは「南回り」とします。台東区のこのエリアはやはり商工地域的に事務所倉庫が多いかなという内容なので、近隣に商店街があるというエリアではありません。



のように近隣にライフがあるのですがどうでしょうか、
動線的に「こっち方面に日常歩くかな〜」と思わないではなく、やはりレポート導入部にあるように買い物は秋葉原電気街口方面からUDXに入っているスーパーがメインかなと思いますし、最寄駅的にも『銀座線末広町の秋葉原』と見立てるのが筋論かなと思います。
物件レポート離れて思ったのですが、
このエリアの開発状態は随分とバラけておりまして、


味わいのある古い建築が埋もれちゃっている状態があるんですよね。
もう少し以前の景観というか街の文化を守る方向で開発ができないものかと思ったりもしました。
(不動産開発的に一番難しい問題だと思いますが、)
ここから秋葉原昭和口はすぐそこです

徒歩距離的にはこの昭和口から向かうのが近道かなと思いますが(直接部屋まではライフまで遠回りする事は無いですから) 、前述のとおりで現実的には電気街口であったり、銀座線からとなりますから、街のイメージは前半レポートで判断ください。
トータルで見ても確かに物件イメージはハードボイルドな男性的な部屋に思いますが、内装の状態はリフォームレベル的にもかなり綺麗なものですし完全にストゥディオ設計の1Rであるなど玄人好みの優れモノのお部屋です。
大手町方向通勤の方等に好適であると思いますね。