井の頭線ではダントツの暮らしやすさを誇る永福町ですが、商店街であるとか通勤利便性だけでなく、準低層指定地域特有の「街の安心感」がなんといっても特徴です。
ですから高層建築は滅多にありませんから(中高層マンションは幹線道路のある明大前に集中している傾向あります)、木造アパートかと思いきや今回紹介なのは低層RCマンションとなります。
「低層RC」というだけで高級な建築になりますが(今回は設計的にも高級と言えるでしょう)、ジャンル的には中堅どころのシングル向けマンションとなります。
30u越えであるとかデザイナーズ的な特徴はありませんが、現代的なツボを押さえた設計とも言えるでしょう。
今回の場合低層小規模建築ならではのRCマンションながらバス・トイレ別であるとか、イメージ的には「RCアパート」と考えてもらう方が雰囲気掴みやすいかも知れません。
さて永福町と言えば先日駅が改装されておりまして、
(東京では最近この駅の改装が目立ってます)
『京王リトナード永福町』としてオープンしております。
今回はそんな駅レポート的な絵を多目に、
勿論以前と変わらず食料品スーパーもあるので、たいていの買い物は駅ビルで済んでしまうという便利さで、これに加えて今回紹介の駅北側には商店街が伸びていますから「かなり暮らしいい街」です。
喫茶店などもちらほらありまして、いかにもファミリー中心という事も無くファミリーからシングルまで幅広に適応性の高い街です。
商店街はこちら
商店街は電柱の地下埋設工事があるのか、一部閉店の店舗もあるようですがしっかりした商圏のある地域ですから新店舗もありますし、面白そうなお店もチラホラ。
昔からのプラモデル屋さんが健在だったり、
ブティクとギター店のコラボのようなお店があったり
雰囲気のいい商店街です。
所謂オヤジの飲み屋街的なものはありませんから、キャラクターは「ファミリー・女性系」に属するかと思います。
今回紹介の物件はこの商店街からちょっとだけ住宅街へ入ったところでありまして、
徒歩はスペック的に8分、実徒歩10分といったところですが商店街を通るルートですから徒歩距離にストレス感じる事はまず無いと思います。
空室は複数ありまして3階のお部屋を紹介してみましょう。
24.18u1Kのダブルバルコニー(ひとつはルーフ)、
RCマンションですが低層小規模という造りから(小規模ながらの排管の自由度を生かして)バス・トイレ別となっており一見すると木造アパートのような設計です。
u数は25ありませんが、見晴らしとルーフがありますと部屋は広く見えますから30u同等は言いませんが居室7帖越えに嘘はありません。現代的ニーズに高い適合性のある造りと言えるでしょう。
永福町らしい中堅マンションではないでしょうか。
(ちなみに1階にも空室あります、1階は平米数をシングル標準の20u前後に抑えて賃料も格安になってます、)
【物件概要】
井の頭線永福町8分、杉並区和泉3、築2003、RC造3階建ての3階(1階にも空室有)、24.18u1K(1階20.79u1K)
オートロック、TVモニター付きインターフォン、3階ルーフバルコニー、バス・トイレ別、室内洗濯機置場、2口ガスコンロ、エアコン、フローリング、駐輪場、有料駐車場(2万3100円)、週2回の共用部巡回清掃、家賃口座振替利用要、
3階賃料8万8千円(管理費2000円)、礼敷1/2
1階賃料7万4千円(管理費2000円)、礼敷1/2
特徴的に付け加えますと、オートロックは小規模系の方が防犯性を発揮しますので(中高層の高級タイプだと防犯性能というよりプライバシー設備)、ここも得点でしょうね。スペック的には女性向けとなるんでしょうけど効率的設計の水回りと居室7帖以上の造りは性別なくオーソドックスな基本性能を備えたタイプと言えるかと思います。
「作りは高級でジャンル的には中堅シングル」というバランスも絶妙です。
(高級シングルとなると10万、11万〜となってしまうので、)
近隣環境は
このような平和な住宅街でありまして、
主に戸建が多い地域です。
帰り道はまったく同じなので、商店街を戻ります。
この日はいつも行列になっている駅前のラーメン屋さんも空席あったみたいですね。
確かに駅ビル変わるとちょっと街の印象も変わるというか、
以前は駅より商店街が目立つ街でしたが、更に便利になったかなと思います。
駅には屋上庭園型のスペースもあるようですが、
設計的に「どこから行けばいいの」みたいなところは若干あったかも。
それはともかく(笑
永福町は通勤的に「渋谷も新宿も(吉祥寺も)」いける街なので是非抑えておきたい街のひとつです。
2012年12月10日
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