■603AタイプA:51.41u21万7千円(管理費4000円)1LDKのお部屋です。

こちらはルーフバルコニー付きに
カウンターキッチンが特徴のひとつでデザイン的にも二人入居を前提とした設計です

この絵でも実質1Rストゥディオである事がよくわかります

リビング性の強い雰囲気を持っているので、北向きのお部屋に比べて1R感が強く同時に開放感も上回りますから、広目のストゥディオを探されている方にはこちらがお勧めです。
この同系列のお部屋が14階まで続くCタイプ45.98u18万9千円〜19万9千円(管理費4000円)になるのですが、カットの入ったデザインになるので寝室部分の自由度はかなり後退します

ストゥディオ的キャラはさらに強くなるので、1LDKを希望している方には向かないかも知れません。
ちなみに南側の説明として「高速が視界に入るのは5階まで」です、
■ぐっと階層を上げて1202Qタイプ28.89u11万5千円〜13万6千円(管理費3000円)のお部屋です
賃料的にも戸数から見ても、高層階を希望する場合のメインとなる1Kになります。

居室の内容は前回レポートのPタイプとほぼ同一となりますからそちらを参照してください。
高層階であることと、Pタイプとの違い(南向き)である特徴はキッチンからの見出しで一番明快です。

光線の関係で、本来「玄関に対して横長」のお部屋なんですが縦長系の空間認知が強く働くんですよね。
なかなかこの部分は説明難しいんですが、

「生活導線のラインが引かれる」と言えばいいでしょうか、
ここも南向き特有の光線のコントラストによる現象で、体感上若干Pタイプより居室は狭く感じます。
低層階の北向きの1KであるPタイプの内容がいいですから、高層階優先でなければ「Pタイプの方がCP(クオリティーパフォーマンス)高いかな〜」というのが正直な感想です。しかし、高層階ならではの特徴はここからで

この開放感はちょっと他にありませんから、所有されている家具のカラーリングもコントラストの強いものが多い方にはお勧めです。
■次に最上階で、並びとしてはQタイプの隣に位置する曲面のある部屋1401Fタイプ42.14u15万円〜19万円(管理費4000円)1DKです。

こちらは図面だけだとストディオ系に見えますが、実際お部屋に入るとデザインとして”1DK”であるのがわかります。

立体的な構造が結果的にダイニングと居室を分けているので、1R様の雰囲気はありません。実質的にはダイニングといってもキッチンは別れていますから、このDKはコンパクトなリビングの性格が強いので「部屋の使い分け」が狙いになると一番その性格は強いタイプになります。
この部屋もコントラストは強く、コーナー側の窓の開口は狭いですから(西日を意識しての設計に思います)開放感というよりはプライヴァシー重視でカップルの方にはこのFタイプが使いやすいかもしれません。実際室内に入ると「変形タイプ」の印象はありません、素直な部屋の部類に属しています。

位置関係として、東のC(A)西のFとなるんですが印象派正反対ですから「開放感重視でストゥディオ希望ならCタイプ、プライバシー重視で落ち着いた雰囲気希望ならFタイプ」でしょう。
■最後に上層階まで連なるメインの間取りなんですが、最も個性的なお部屋1405Dタイプ45.76u18万3千円〜19万4千円(管理費4000円)振り分け1LDKとなります。

確かに構造はストゥデイオにも見立てることのできる1Rにも見えますが、これ全く違います。中心のキッチンはカウンター構造では無いのでここが明解に壁になり図面表記上LDKである部分は完全にセパレートされ”2R”と言っていいでしょう。

最も立体感のある部屋です。

西側のリビングへの窓
ここはちょっとした”廊下”に感じられ

鋭角的なリビングスペースは「小さなcafeの個室」に非常に近い雰囲気です。
隠れ部屋っぽい感じがとても強いので、寝室とは別に仕事部屋が欲しいとか読書が趣味であるとか、つまりリビングより書斎が欲しいあなたにぴったり。
キッチンに窓が無いのが残念ですが、

両居室から完全に隠れる構造ですから(間取り図の印象とは随分違います)、部屋の高級感は高いですね。
こちらが寝室

今回のレポート南向き3室AQFと明らかに雰囲気が違う事がわかっていただけるでしょうか?「ほわ〜とした」って言えばいいのかしら、このなんというかフィルターのかかったような上品な明るさが北向きのお部屋の特徴で、リラックスしたオフな雰囲気は明らかにこちらが上です。
『開放感のC(A)・プライヴァシー重視で落ち着いた感じのF・振り分け構造の効いた個性的なD』といった三種のキャラがありますね。
(レポートはありませんが、その中間でエコノミータイプがH38.91u15万2千円〜17万7千円(管理費3000円)になります)
Dタイプの景観はこんな感じ

最も広く使えるAタイプが、外形構造の関係で603一室しかないのがちょっと残念です。コーナーつけずにスカッと真っ直ぐ伸ばしてしまえば(前編の最初の外観画像参照)と思うのは私だけでしょうか、、、
大穴最も安いTタイプの1Kは「3室のみ」最高傑作と思われるMタイプは「1室」ですから、自分好みの部屋を見つけたいあなたは「お早めに〜」
やっぱ昨今のコンベンショナルな新築は中途半端なデザイナーズより上ですね。
※末尾ににもう一度全タイプの賃料掲載しておきますっ
全室の取材も終わり鍵を返却して、近所の珈琲館で画像チェック等しているとすっかり日も暮れて「初台オペラシティが映える時間帯です」

■各室賃料
A:51.41u21万7千円(管理費4000円)、B:50.63u18万7千円(管理費4000円)
C:45.98u18万9千円〜19万9千円(管理費4000円)
D:45.76u18万3千円〜19万4千円(管理費4000円)
E:43.58u15万円〜16万1千円(管理費4000円)
F:42.14u15万円〜19万円(管理費4000円)
G:40.73u14万8千円・15万5千円(管理費4000円)
H:38.91u15万2千円〜17万7千円(管理費3000円)
I:37.86u14万8千円(管理費3000円)、J:37.12u14万1千円(管理費3000円)
K:36.89u15万8千円(管理費3000円)、L:35.02u13万6千円(管理費3000円)
M:34.78u15万1千円(管理費3000円)、N:30.11u12万4千円(管理費3000円)
O:29.04u13万5千円(管理費3000円)
P:29.26u11万8千円〜12万6千円(管理費3000円)
Q:28.89u11万5千円〜13万6千円(管理費3000円)
R:27.96u11万5千円〜12万4千円(管理費3000円)
S:30.54u12万6千円(管理費3000円)
T:27.58u10万9千円〜11万7千円(管理費3000円)