『DATA research 945』(ニュース番組じゃありませんよー!)
さて”これ何”かといいますとですね、、
通常賃貸の空室調査の依頼を受ける場合には「実際の引越し予定」が前提で、同時に内見時に調査した部屋が他からの申込によって募集終了にならないように「早くても内見可能日程の前の週」「通常は内見予定日程の当該週」を基本にしていますし(これ同時に内見になった場合に備えて担当はスケジュール組むので自動的に担当調査件数も決まってくるのです)、期限を切らない随意調査は指定物件がある等の例外を除き基本的にお断りしています。
えー、つまり「実際の引越し予定は決まっていないのですが、半年後ぐらいには」なお問い合わせの場合はですね、
「いや〜、それは早すぎます。実際に引越しする日程の4週前で丁度いいぐらいなので5週前ぐらいに改めて連絡いただけないでしょうか」とお返事しています。
いや確かに稀に半年空室(大家さんには悪夢)って事もありますが、通常内容のいい部屋なら1ヶ月空室が続く事はありません。それもあって、社内営業資料の情報公開にあたる『間取り図ツアーDATAベース』は約1ヶ月の強制削除でメンテナンスしているのですから。
で、この調査費用って仲介手数料に含まれているので、通常の空室調査は無料なワケですが、確かに「今引越しする予定は無いが、○○区で探すと実際どうなんだろう」であるとかそのまんま「引越し予定は半年先だがどんなもんなのか情報が知りたい」ってニーズがあるのは確かなんですよね。
しかし調査には当然人件費含めてコストがかかるのでどうしてもお断りする他無い。
これ随分と長い事検討してきて、会議も開いて「あーだこーだ」とやった結果、
「通常の空室調査と同等のサービスはできないが、特定の条件の範囲内であれば」とGOが出たのです。
検討した結果「内見案内・物件の詳細内容確認・契約関係の申し送りや折衝・契約」という過程が発生しないので『DATA調査と図面資料の送付だけなら一律料金で可能じゃないか?』と。
そこで調査費用9,450円で、引越し予定の無いあなたにも賃貸空室調査サービスを依頼する事ができる窓口を作りました。それが『DATA research 945』(ニュース番組じゃありません!)なのですっ
図面資料に触発されて、「いや、この部屋にもう引越ししてしまいましょう」と突然の方針転換がある場合には”その回”の調査費用は無料(通常どおり仲介手数料に含まれますので)になりますからその点は心配ありませんです。
確かにどこの不動産会社でもやってないサービスなので、はたして採算取れるのかって非常に厳しいところでして、これ今回実験的なスタートとなります。
※実際の引越し予定のある場合には『物件オーダー(Vacant room order)』使ってくださいね、ここは間違わないようにお願いします(笑
調査の流れそのものが違うので、話があっちいったりこっちいったりしちゃいますから。
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