物件最寄り駅は茗荷谷なのですが(ここ詳しく後述します)後楽園駅から向かいます。

後楽園駅徒歩と言えばヴィンテージ「川口アパートメント」ですが、そのままそっち方向(春日通りを北上)が小石川まで連なる高級住宅街でありまして、所謂茗荷谷徒歩のが最寄りなんですが茗荷谷駅付近はそのまま不忍通り沿いの住宅街との連続性がある駅だったりするため、街の流れ的に後楽園から向かっていると、このような取材意図になってます。
(ちなみに茗荷谷徒歩8分でこちらが最寄り駅、後楽園からですと1500mほどで物件のある播磨坂です)
というわけで、そのまま春日通りを進みます

中央大学がありまして、

更に進むと一大マンションエリアとなります。

文京区の同エリアは商店街的にもお上品と申しますか、営業時間が昼中心だったり日曜お休みなどの傾向ありまして、巨大な商圏ながら「所謂繁華街的要素が無い」とこが”いいとこの証”にもなっているため、行った事無い方は夜道が暗く感じるかもしれませんが文京区は東京でも治安最強区なので全く心配はありません。
(欲を言えば地域住民向けもう少し洒落たcafeなどが出店できる都市計画のがベターに思うんですけどね〜。思ったとおりでカジュアル系のイタリアンやフレンチ店舗は”どこも満席状態”でありまして、地域住民ニーズとしてもこの辺の期待あると思うんですが。)
こちらは茗台中学校

その迎えに物件最寄りの食料品スーパーでもある三徳があります

同じ三徳でもこれだけ高級感のある三徳見た事無いみたいな(笑
そして物件最寄りの小石川5交差点(播磨坂)に到着です

(ちなみにここから茗荷谷駅まで380m)
今回記事のメインはここからが本番なんです。
『播磨坂さくら並木』


率直な感想で「日本でしょうか」みたいな事になっておりまして、
播磨坂さくら並木は「環状三号線として計画されながら400m前後で終わってしまった(その先開通見込はほぼ0)特殊な地域」であり、「正直ここの住民の方だけ公共投資的環境面でズルいよw」な区画なんです。しかも結局開通していないワケでありますので、交通量も少なく中央緑地帯は公園化までしており、現在文京区の桜の名所という位置づけのマンション系高級住宅街であり、印象としては半蔵門のところよか落ち着きのあるところになってます。
今回紹介の物件はこの播磨坂さくら並木沿いなんです。

これが又ユニークな間取りで、
(B・T別マストだと資料を見る事も無いというマンションベテランの方向き設計。)
3点ユニットでは無くレストルーム形式の浴室(ホテルタイプといった感じでしょうか)、他配管最短の設計となっており合理的な非木造建築設計、特徴的なのは最上階であり斜め天井部分があることです。床面積は43.7u1LDKですが「実行床面積は36u前後の大型1DK」と捉える方がわかりやすいでしょう。
リビング窓の開口方位は東です。
【物件概要】
丸ノ内線茗荷谷8分、文京区小石川5、築1986RC造5階建の5階、43.7u1LDK、
エアコン2基、浴室簡易オートバス、TVモニター付きインターフォン、洗濯機置場室内、最上階、ガスコンロ二口(グリル付き)、防犯カメラ、CATV・BS、
リフォーム済み(エアコン新設)、二人入居可、ペット相談可(敷+1ヵ月)、
播磨坂さくら並木沿い、参考丸ノ内線・南北線後楽園(約1800m)
鍵交換代15,750円
賃料11万5千円(管理費1万円)、礼敷0/1(保証会社契約要)、
保証会社を利用せず保証人方式も相談可能となってますが(この場合敷2)、管理上このタイプは概ね保証会社マストな傾向ありますので、保証会社を利用する条件で想定しておくべきところです。
さて、それはともかく、
実行床面積が36u前後とは言えこの立地で43.7u1LDKがこの条件というのはウルトラがつくハイCP、二人入居は勿論アダルトな中堅シングルの方にも好適な間取り、
1階はカジュアル系イタリアンが入っており(満席状態なんですが)、ペット可的には獣医さんすぐ近くみたいな部分もあり、間取りもユニークながら条件もすこぶるハイレベルですね。

※思うに同物件は”あっという間に成約終了”ではないかと思います。タイトルにありますとおり参考として「こういう高級住宅街でこのハイCPとかあるんだ」的にご理解ください。
播磨坂さくら並木にも高級食材店ありまして(最初スイーツの店かと思った雰囲気)、いろんな意味でここだけ特別なエリア感大な区画です。
さて、先ほどの交差点まで戻り茗荷谷駅へ。
駅は300mほどなのですぐそこ、


茗荷谷が最寄り駅には間違いありませんが、表現難しいんですけれど駅前商店街は小石川と連続性に欠けていて(小石川駅ってのがあればわかりやすいというか茗荷谷駅と新大塚駅が近過ぎ)、それこそ播磨坂の環状三号線が伸びてれば地下鉄駅の配置上「小石川5交差点が小石川駅になっていたのではなかろうか」などと思ったりしますね。
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※先日『住まいの心理学』の記事を誤って『retour&Rtour』の6/7記事に掲載しておりました。
「夏のエアコンレスについて考えるpart2」は住まいの心理学へ移動しております。
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/366318879.html