文京区もエリアによって勿論キャラクターは異なり千駄木や根津となれば「ほどんと日暮里から谷中に至るアメ横辺境的な山手内側の台東区な下町」となります。根津は勿論上野公園隣接とってもいい立地ですから台東区かなと思うほど文京区っぽくないと言っても過言ではありません。
谷中商店街周囲は賃貸住宅の募集がなかなか少なく(飽和状態ということもあるかもしれませんが流通性の高い母数が少ないのかもしれません)、通常谷中界隈で探すとなると「日暮里の西か千駄木」となるんですが、街単体の魅力的には根津が一番馴染みがいいかも知れません。
お隣駅の湯島となると今度は本郷に至る文京区そのものにイメージ近いですから(それなのに御徒町に並んでいる両面性があるのが湯島の特徴)、根津には穴場的な印象もあります。
そんな根津ですが、経験上最寄り駅的にこちらもそうそうハイCPな部屋が調査でみつかる印象は無かったんですよね(中堅グレードのマンションが主力みたいな)、エリア的にもそのまま文京区画と不忍池公園などに挟まれ幅的に広く無いって部分もあるかな〜と思いますが(住宅街が南北に細く伸びている的な)、今回のお部屋はダントツのハイCPです。
※下段物件概要解説に記載のとおり週単位で制約終了の可能性も大かと。
早速根津駅からスタートと思いきや、当日は湯島方面から向かったので「駅南側の食料品スーパー紹介」から始めましょう。
今回の物件「本当の本当に駅徒歩1分」な立地なので、駅南側区画徒歩3分ほどのこのスーパーを紹介してもと思う方いらっしゃるかもですが、駅徒歩的には根津の主力スーパーである「赤札堂」と比べるとこっちが近いかもです。
駅出口はもうすぐそこ
リアルに徒歩1分ですからもうこの絵の隣が物件になってしまうので(笑、前述の赤札堂のある交差点の少し先あたりまで行ってみましょう。
そこにはいかにも昭和テイストな雰囲気が漂います。
根津は鴎外などでも知られる文豪の街だったり、
なんと言っても幹線道路の一本裏の景色に魅力があります。
東京下町ではお馴染みの「全力で家の軒先に植木を置く」というですね、もうこれは掟のようなものでありまして、それだけでなく下町特有というか街を歩く人の数が多い印象があるんですよ。えーこれは住居含めた開放系の生活感なのかなと思ったりします。
更に先に進みます(一歩裏をUターンする格好で南下しております)
赤札堂のある交差点のタバコ屋さんも
なんだか懐かしい雰囲気ですよね。
さて、今回のお部屋に話を戻しましょうか。
概念としては往年の投資向け分譲1Rなんですが、現代的な視点から見ると「所謂投資向けをはるかに超える広さ」が特徴の30.79uの大型1Rとなります、
ストゥディオと呼んでもいいぐらいの1Rでありまして、確かにミニユニットキッチンであるとかやれクローゼットが無いであるとかの側面ありますが、ここは勿論「素材買い」です。
暮らす人次第で現代的ストゥディオにもなるという間取りですね。
■最近格安のIHコンロをキッチンワゴンで追加設置
(ミニキッチンの場合キッチンワゴンは使い勝手拡大のキモでしょう)
■ミニ冷蔵庫も冷蔵庫として利用して冷凍専用庫などを購入
■収納も最近格安の通販ワードローブを増設
以下物件概要ご覧いただければ一目瞭然ですが、自力追加投資も容易なほどの条件になってます。
【物件概要】
千代田線根津1分、文京区根津1、築1983SRC造10階建の4階、30.79u1R、
フロアタイル・HI新規施工、エアコン、ミニ冷蔵庫ユニットキッチン、洗濯機置場室内、電気温水器(オール電化)、エアコン、CATV、Bフレッツ、
二人入居相談可、
アクシスコミュニティ賃貸保障利用要(保証人要:賃料総額50%タイプ1年更新)、
(敷金2で通常の保証人方式相談)
賃料6万9千円(管理費6000円)、礼敷1/1
更に文字通りの商店街区画の中にあるマンションですので、ぶっちゃけ買い物もその時必要な分だけ購入も難しく無いと思いますから元から大型冷蔵庫必要の無い暮らしも可能かも知れませんし、単なるシングル向け1Rを超える内容が実現可能でしょう。
▲ちょうど数日前に賃料改定されておりまして、想像以上の好条件になってますので週単位で早々に成約終了かなと思います。
今度は先ほどの街紹介に戻りまして、
赤札堂から南側、冒頭のスーパー方向への一本裏の街並です。
いい感じの街ですよね。いかんせん根津は冒頭説明のとおりで住宅街区画的には「南北に幅狭く伸びている」ところがありますから、母数的に正直常にハイCPな部屋が見つかる街ではありません。
しかし紹介のように隣の湯島とは街キャラが完全に別物であったり、そんな湯島も徒歩圏ですから散歩がてらアメ横方向も行けますし、面白さの点からなら千駄木より上ではなかろうかと思います。
2013年10月16日
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根津駅前・根津1丁目交差点を東に折れ、魚屋さんの前を通り、言問通りをひたすら進むと鶯谷駅へと辿り着くのですが、上野桜木は台東区の山の手(かっては池之端もそうだったようです)で台東区の他の地域とは様相がだいぶ異なる印象を受けた記憶があります
寛永寺陸橋(階段で下界へ降りれます)を挟んで東側(根岸)はまさに谷底で高台の閑静な住宅街からラブホテル街へと一気に異次元の世界へ突入です。
上野駅西側直は商工系の中でも”工系”だったりしますから(住宅街となるのはやはり新御徒町あたりだとか田原町だとか入谷だとかですから)、
山手内側の「あれ文京区?な台東区」は独特だったりしますね。
千駄木が微妙なのは谷中は近いが駅は文京区だからかもしれません。
根津からのJR最寄り駅は御徒町になりますが(上野のが近い近道あればアレですけど)、
”頑張れば徒歩圏の鶯谷”と言えば知る人ぞ知る吉原の送迎駅ですが、あれなんですよね、根津から言問通り先の駅出口(北口)は風俗の雰囲気もそれほどでは無く、同じ駅でも出口の印象が違っていて(むしろ日暮里系みたいな)、この辺の趣の違いも面白いところかと思います。
(※流石に一般的に賃貸で鶯谷最寄りは出しませんし、問い合わせもありませんけどね。)
上野桜木
池之端
根津
千駄木
では一度も内覧したことありませんが、上野公園では一ヶ所だけ!
2008年の春に…
「グリーンパーク・マンション」
もはや入居者は事務所ばかり
されど北西︎側からは「国立博物館」が、まさに手に取る近さ!
大昔はともかく現代においては非現実的な眺め!
南東︎側は見ませんでしたが、蔵前方面が見渡せ︎視界良好なはず
結局…
「畳の張替えはするが、他は現状維持で!」と言われ
暗く古めかしいため見送った次第です
案内役は御徒町の昭和通り沿いに構える昔ながらの不動産屋で名前は忘れました。