昨年度から相場状況的にかなりお勧めになっている西荻窪を何度と無くレポートしてきましたが(推測ですが地元大手老舗がしっかり市場動向を理解されているため適正賃料をリードしているためだと思います)、春のビギナー向け的な意味でも「吉祥寺に暮らすという事は西荻か三鷹台方面か三鷹で部屋を探すということ」なる地元見解を説明しやすい物件ということで早速取材に行ってきました。
レポート中記載ありますが、今年この西荻窪でかなり大きなニュースもあるんです。
今回の物件は大変わかりやすいルートで西荻窪から吉祥寺方向の立地です
西荻駅の北側ルートは大きく分けますと「駅前商店街北上コース」「西友通過コース」「吉祥寺方向に伸びる商店街コース」の3つのルートがあります(荻窪方面は大きな分類としては駅前商店街北上コースの範囲に含まれる)。
今回は「西友通過コース」ですが、「西友通過コース」と「吉祥寺方向に伸びる商店街コース」は狭い幅の中並走していますから、帰り道で商店街も紹介しましょう。
いつもの西荻窪駅です
冒頭説明の西側方向への通勤2ルートがそのまま見えますね
今回は西友ルートとなりまして
まあ買い物にこれ以上便利な通勤ルートは滅多にないかと思います
こちらのルートは一本北側並走する商店街に比べれば住宅街のそれなのですが
飽和状態で商店街内に出店できなかった若い人のお店かな?という店舗もちらちらとあるのです。
(※以前のレポートでもお知らせのとおり西荻窪の若い人のお店はだいたい吉祥寺系だったり、吉祥寺系より趣味性更に上だったりします。「流行る前の東急裏」に近いイメージかもしれません。)
といいつつ基本閑静な住宅街であり
西荻の北西と言えば女子中女子高女子大というかたちで、歩行者のほとんどが女子の街でもあります。
駅徒歩9分ですが印象的に「西友を抜けてからカウントされる感覚」のため駅徒歩は8分ぐらいにしか感じませんでした。
物件に到着であります
お部屋の方はベーシックな1K
玄人的に見ますと「木造で3点ユニットなら余裕で17uから設計可能」なところを、床面積が約20uありつつも無理をせずに洗濯機置場もバルコニー置きとなっていることから居室6帖の広さはしっかり確保され広さに余裕をもった設計であることがわかります。
【物件概要】
JR中央線西荻窪9分、吉祥寺15分、武蔵野市吉祥寺東町4、築1990木造2階建ての1階、19.8u1K、
エアコン、フローリング、ガスコンロ設置可、洗濯機置き場、角部屋、CATV(JCN武蔵野ネット対応)、自転車置場、
保障会社『スメートレントシステム』契約要(賃料総額保証人有り1.1%無し1.9%)
賃料5万4000円(管理費1000円)、礼敷1/1
東京ビギナーの方はなかなか想定しない条件が並んでおりますが、
不動産玄人な方にはこのパッケージングの絶妙さがわかっていただけるのではなかろうかと思います。選択者により実存するリーズナブルな部屋の典型でしょう。
(逆に言えば賃貸ビギナーな方は希望条件の設定段階で資料を目にする事もできないかもしれません。)
1階ですし洗濯機もバルコニーですから公式的には男性向けと紹介いたしますが、街の環境などから考えて決して女性との適合性が低いと固定的に考えるものでもないかと思います(ケースバイケースですね)。
物件の向こう側は高級低層住宅街であり
確かこの辺の先に故丹波哲郎邸もあった筈です。
(中央線は漫画アニメ業界や文豪系だけでなく演劇関係の人も多かったような、、間違っていたらごめんなさい。)
帰り道は一本北側併走の商店街へ
そして
商店街から5分ほどのこのちょっと目立つ建造物が今春ルトゥールでちょっと大きなニュースに登場します(公開できるのはここまで)。日本の音楽シーンにとっても歴史的な建造物だったりします。
商店街はこんな感じで
バスも吉祥寺行きですね
ある意味現代吉祥寺が妙に完成された繁華街となって”しまった”ため、
西荻窪の街にはちょっと懐かしい印象も感じますね。
駅に到着です
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<番外編となります>
今回レポートでも触れておりますが、retour推薦の物件は東京ベテランな方や不動産や建築に関心のある方との接点はあると思うのですが、所謂『築浅希望系のビギナーの方』希望条件と必ずしも一致しない場合が多いです。またretourはこのブログを中心に住宅雑誌的展開のみで所謂営業店的な広告を行っていません。春のシーズンでご友人などを紹介いただく場合には恐縮ですがどういうキャラクターの会社であるのか(ブログ記事なども)合わせてお伝えいただけるとスムーズだと思います。
ご存じなくて希望条件があまりにも行き違うと所見の説明・解説も大変なことになりますし、場合によると所謂ターミナル営業店(専門性の無い営業店)を利用される方がむしろ吉の場合もあると思います。
(ある意味一般的には「所詮部屋探し」だったりするので「詳しい解説を聞きたい人ばかりではない」のも実情です。)
誰もが専門家的なコンサル込みの部屋探しを求めているワケではありません。
しかし業態として仲介調査を専門としているretour東京が希望条件設定の内容解説や問題点の検証説明もせずに追従的営業を行う事はできません。
retour東京の現状認識大枠はサイドバーにリンクのある以下コンテンツ『間違いだらけの部屋探し』を紹介いただくのが一番わかりやすいかもです。
http://www.retour-tokyo.com/txt02.htm
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2015年01月26日
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