特集の三田線繋がりで今回は都心部の千石からハイCPな2DKを紹介します。
東京での暮らし浅い方には都営三田線なかなか馴染みが無いかも知れません。
賃貸住宅の相場には想像以上に「駅の知名度」が影響しておりまして、三田線千石と言えば文京区ながらお得感のある相場で有名な駅のひとつです。確かに丸の内線の文京区な街ですとか春日方面と比較すると千石はJR巣鴨が近いということもあり(歩いても10分ちょいだったと思います)、街柄も若干庶民的だったりします。個人的意見になりますが私は文京区の中でも屈指の暮らしやすい街だと思っています。
ちなみに千石駅周辺の商店街は「巣鴨駅方向に巣鴨まで続いいる白山通り」と、「不忍通り北の住宅街に小規模なもの」がありますが、今回の立地は不忍通り南の文京エリアになります。
最寄出口はA2ですが、わかりやすいルートと買い物的にはこちらが便利かなと思いあえて一丁目交差点のA4出口から向かいます。
不忍通りです
確かこの辺には昔女子高の寮もあったとのことで、ご存知の通り東京でNo1の治安を誇る文京区ですから実に平和な街並みとなっております。
帰宅時などの買い物はこちら
この辺から住宅街へ南下します
まーこれが実に平和な住宅街で
(ちなみに文京区の住宅街は”高級戸建てがズラー”っとかのイメージとは違います。歴史も古いので区画整理の進んでいないところもありますし、狭い道に古築低層住宅が並ぶ様子も珍しくありません。)
そのまま先へ
中学校がありまして
このあたりをちょこっといった先がもう物件です
retourの取材には珍しく、この日はかなり早い時間だったのでちょうど中学生の登校時間だったりしたのですが、女子中学生が校門前で生徒同士が「おはようございます」と挨拶しておりまして(学友に「おはよう」では無く)、すわ宝塚かと思いましたが、北海道の地方都市で暮らした私には考えられないお上品な文化に触れたというところです。
(なかなか文章ではこの印象伝わらないと思うのですが「さすが文京区」などと思った次第です。)
物件最寄には小石川植物園もあるのですが、そちらは後述します。
さて今回のお部屋がこちら
所謂長いタイプの2DK、見方を変えると居室12帖ですから1DK・Lと考える事も可能かと。
二人入居の間取り的には振り分けのが希望としては多いところですが、今回は十二分にシングル用としてアリな賃貸条件となっておりますから、現代的には1Kストゥディオの居室広い目マンションなどに相当する間取りと理解できるかもです。
【物件概要】
都営三田線千石7分、丸の内線茗荷谷12分、築1991、木造2階建ての2階、38.50u2DK、
エアコン、フローリング、B・T別、室内洗濯機置場、ガスコンロ設置可、CATV、保証会社利用要、
鍵交換代19440円
賃料8万2000円(管理費4000円)、礼敷0/1
なんともう少しで40uでこの賃貸条件(しかも木造ですからマンションより広いのでマンション40uと同等でしょう)、礼敷0/1となっているのは「保証会社マスト」である点も踏まえたものかなと思います。間取り図的に洗濯機置場は室内でもバルコニーかな?と思いますが、木造ならではのB・T別、キッチンもしっかりDKですから広々としており、日本的暮らしをベースにした「無理のかなるところも無く気楽にそのまま暮らせる内容」が特徴でしょう。
先日より連載してきた【特集】でもお知らせのとおりで「三田線は渋谷には行きやすいといえない」特徴ありますが(渋谷方面は副都心線と東急系にまかせるとして)、新宿方面ですとか東京東側には強く東京の暮らし長い方には好適でしょう。さくっと神保町にいけるなんてのも三田線の特徴になります。
部屋を繋ぐドアを開け放てば抜群に風通しがよい設計となっているのも木造の良さですね。
(※「生活は帰宅時間をベース」な方には無関係なポイントですが、居室方向は南東ですが狭いところに低層住居が集まっている部分もあるので日照関係重視の方は内見で確認しないと実際のところはわからないですね。キッチン方向は北西ですが前方とても開けているのでこちらは明るいと思います。)
折角なので周辺環境の小石川植物園が見えるところまで行ってみましょうか、
(正式な入り口は案外距離ありますがかなり近いです)
高級マンションも立ち並ぶところに
ドーンと
緑が広がっています
文京区ご存知の方ならよくわかると思うのですが、この小石川植物園夜はかなり暗さに貢献しておりまして(といっても文京区の暮らしって深夜型では無いのですが)、夜にこちら方面散歩するのはお勧めしませんが、小石川植物園は大変広大なので空気含めて周辺の環境に重要な緑となっております。
さて、帰り道は近道ルートで
すすっと白山通りへ
駅までの実徒歩も閑静な住宅街と右も左も学校だみたいな状況なのでww、とても平和な道のりで到着です。
ここまでくると駅はすぐそこ
最寄にはもうひとつ昔からの商店街もありまして、
少しオフな位置関係になるのですが
旧白山通りです
休みの日などに散歩がてらに外出って時にはこちらがお勧めかな(個人的意見ですがとても雰囲気いいです)、
さて、帰り道は少々無理をして春日方面まで歩いたのですが、
流石文京区
通勤ラッシュならぬ「通学ラッシュ」(しかも複数の箇所で同じような学生諸君の流れを見ましたよ)。
東京は街の個性が全然違いますから、部屋探しの時に「駅の知名度で探す」のは得策ではありません。通勤ルートを複数経路考えて気になる駅があれば「まず散歩してみるべき」です。
1回や2回の散歩ではわからないこと多数ですが、全く雰囲気知らないのとでは大きな差があります。
地方からの上京でどうしても事前の偵察が出来ない場合は、内見時間に先乗りしてじっくり街の雰囲気を確認しておくとベターです。
(※特に女性の方は「駅近すぎ」も問題になるケース(繁華街が近いなど)あるので、一度現地行っておくのは重要だと思います。)
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2015年05月24日
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