勿論物件資料的にデザイナーズを謳ったものではありませんが、間取り設計的にナチュボーンでデザイナーズみたいな結果になる部屋って存在します(マンション固有の現象かと思います)。
今回のお部屋も「昔は事務所として設計された時もあるのだろうか」なるお部屋でありまして、そんな経緯もナチュボーンな印象に繋がっているのかもしれません。
お部屋は「阿佐ヶ谷・南阿佐ヶ谷から青梅街道沿いの荻窪寄り」に位置します。
南阿佐ヶ谷から荻窪間の青梅街道は交通量も多いですし事業物件も多く、南阿佐ヶ谷駅を最寄と考える場合には閑静な住宅街のそれとは違いますから、「阿佐ヶ谷・南阿佐ヶ谷はご存知女性シングル向きの街」ですが今回はストイックな男性向きな一面もあるかなと思います。
ここも生活動線によって印象違ってくるので、後ろの帰り道阿佐ヶ谷ルートも是非ご覧ください。
さて、阿佐ヶ谷と言えば商店街ですが、南阿佐ヶ谷駅近くの”出口”は交差点からかなり東側にオフセットされており、
こちら
厳密に言うと、こちらは商店街支流なんですが、
となりの本流出口も
この辺だと商店街も収束しって印象の出口なんですね。
そこで先ほどの支流出口が南阿佐ヶ谷駅の交差点からどのぐらい東かと申しますと
標識画像がちょっと切れちゃいましたねww
250mだったと思います。公取委の不動産徒歩距離規約ですと分速80mですから「約3分」
ゆっくり歩いて南阿佐ヶ谷駅ホームから出る時間も入れると5分ぐらいの位置となり、
今回のように「南阿佐ヶ谷駅から西の荻窪寄り」になる場合、有名な商店街から離れる事になるんですね。
駅前交差点は杉並区庁舎や郵便局から警察などが集まる公共建築エリアでありまして、
厳密に言うと南阿佐ヶ谷駅は商店街に接続していないのであります。
そのまま表示どおり3分進むと駅の交差点
(梅雨の季節感ある画像となっております)
南阿佐ヶ谷駅が接続しているのは「中杉通り」です
物件までのルートはここから青梅街道直進です。
青梅街道にもお店はあるのですが、あくまで地域店の印象で
商店街の賑わいはありません。どちらか言うと交通量メインで歩道は空いており歩きやすいルート。
というわけで、駅から8分で物件に到着。
この道順だけだと商店街は案外遠いよってだけに終わってしまいますが、「阿佐ヶ谷駅へのルート」は印象が違ってきます。
それはともかく今回のお部屋はこちら
シングル向けマンションの基礎平米数17とほぼ符合する17.35平米の1K。
このブログ読者の方であれば、「マンションは木造APより平米数表示より少し狭くなる」ご存知かと思います。間取りから逆算すると居室広さは江戸間換算4畳半ぐらい、実質的には窓張り出し部分が物干しなどのサンルームとなるので実効性は江戸間4帖(団地サイズ評価5帖)になるでしょう。
1Rストゥディオでは無いのでミニマルコンパクト系では無く、居室プライバシー度高い”個室性の高い”間取り設計と言えるでしょう。
室内画像は著作権的に公開できませんが、天井の高さやこの構造(クランク型実質横玄関)表参道界隈などによくあるミニマルコンパクトにもよく似てますね。
間取り的には男性向けコンパクト。
【物件概要】
丸ノ内線南阿佐ヶ谷8分、JR中央線荻窪11分、阿佐ヶ谷11分、杉並区成田東5、築1973年、RC造5階の2階、17.35u1K、
エアコン、フローリング、ガスキッチン、洗濯機置場室内、
保証会社契約要(日本賃貸保証:賃料合計50%、口座振替手数料月額税抜き400円)、
ホームマイスター24サービス加入要(税抜き1万5000円)
賃料5万2000円(共益費3000円)、礼敷0/1、
コンパクトならではのダントツのハイCP。
構造もRCですし、バルコニーレスなサンルームタイプはデザイナーズによくあるパターンなので、家財が多い人には向きません。衣類含めて家財もシンプルに都市生活に慣れた人だとパフォーマンス最大化します。洗濯機置場も室内にありますが、決して広い部屋というキャラでは無いので男性の場合コインランドリーの使用(或いは乾燥機だけ)も有力な選択肢かも知れません。
間取りがこの部屋だけユニークなのでセキュリティ上物件画像は「この画像のどこかに映っています」的にご理解ください。
ちなみにまっすぐ青梅街道進むと11分ほどで荻窪なのですが、
地元的にはこのルートで荻窪は少し閑散としている趣もあり、中央線快速や丸の内始発に拘り無いのであればJRなら阿佐ヶ谷駅のがお勧め。
帰り道は阿佐ヶ谷商店街への近道を使ってみましょう。
物件から1分も無い成田東5町目交差点から阿佐ヶ谷の住宅街に入っちゃいます。
(先に見えるのは小学校です)
すぐ先を右(東)、
ここは閑静な住宅街でありまして
お店もチラホラ、阿佐ヶ谷の商店街に接続の雰囲気感もありますよね
阿佐ヶ谷は都市計画や地元商工会などの流れで「中杉通りの西側は飲食系」な棲み分けになっているため、この辺から緩い地元の飲食系商店街になっているんですね。
この画像の先に見えているのがメインのパールセンター商店街に接続する交差点です
阿佐ヶ谷のメイン商店街は中杉通りに対し蛇行しており、南阿佐ヶ谷駅ではかなり中杉通りから離れているのですが、この交差点付近はすぐ近くなんですよ。
ここ(交差点から商店街まで見通せますね)
物件から徒歩5分から6分です。
左向け左で
中杉通りから阿佐ヶ谷駅(更に5分ほどで南口駅前リータリーです)
そのまま商店街に入るとこんな位置関係
つまり、阿佐ヶ谷駅から商店街で買い物などして帰ると考えた場合「節約重視の女性」にも今回のお部屋は適正あるかと思いますね(階数も2階ですし)。
閑静な住宅街の物件ではありませんが(そもそも阿佐ヶ谷の閑静な住宅街は低層指定でほとんどアパートですし)、暮らし全体で考えるとなかなか便利なロケーションだと思いますよ。
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2015年06月17日
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