時々この話になりますが、東京都心よりの場合通常どこかの駅から歩いてもだいたい10分以内に住居があるため徒歩10分以上の部屋がなかなか無いなんて事あります。徒歩10分以上になれば幾分かでも賃料は安くなるものですが、東京の場合だと(鉄道も放射状に整備されているので)ある程度都心から距離のある近郊にいかないと候補が出てこなかったりします。
中央線の場合だと高円寺あたりからが目安かなと思いますが(正直言えば荻窪あたりかな)、今回は丸の内線南阿佐ヶ谷の徒歩10分ちょいなお部屋を紹介します。
南阿佐ヶ谷の更に南、成田東と言えばぶっちゃけ杉並高校まくるルートとなると(高校生めっちゃ歩いているので危ないってことはありませんが)「かなり徒歩ルートが寂しい」ところありまして、過去に某格安物件に女性から問い合わせあった時に「この住所だと男性向きかもです」と返信した事もあります(現在レガシーな阿佐ヶ谷団地が再開発となり広域でがらんとしているのが大きいんですが)。
そんな成田東ですが「公園緑地である善福寺川緑地の東側」であれば話は全く別なのです。
過去阿佐ヶ谷団地を中核にファミリー向けの多かったこちら側には”地域に独立した商店街も存在する”女性にも暮らしやすい街だからです。
さて、そんなワケで南阿佐ヶ谷駅からスタートです
どこですかここ?な声も聞こえてきそうですが(JR阿佐ヶ谷から行ったものですから)阿佐ヶ谷パールセンター商店街の物件方向近道分岐先(すずらん通り)青梅街道口なのであります(駅から約300m東のポイント)。
えーっと南阿佐ヶ谷駅はこの先
(南阿佐ヶ谷界隈にはJR阿佐ヶ谷へ連なる商店街を例外に目立った商業区画は無いので)そのまま住宅街へ南下して物件に向かいましょう。
南阿佐ヶ谷の南側は(善福寺川がうねっているせいか)区画整理がわかりやすく進んでいない地区で最短距離ルートは道に迷いそうだったので、若干遠回りのわかりやすいルートを使っております。
少し遠回りしても実徒歩14、5分でした。
住宅街ではありますが、わかりやすいルート上には地元商店がぽつりぽつりとありまして、歩きやすいルートです。
閑静な住宅街を抜けると五日市街道に出ます
唐突に商店街が広がっているがご理解いただけるかと
なんとも庶民的な賑やかな地方都市を思わせる雰囲気のノンビリしたところでありまして
歴史的にファミリー世帯中心の大規模な開発区である証明じゃないですが
大規模な幼稚園も存在していて
更に商店街を進むと間もなく物件です
ちょっとコンパクトな2DKの間取りがこちら
もうちょっとDKが広い方がいいのではないかとも思ったりもしますが、右半分が水周り区画でDKというより”台所”という意匠なのかなと思います(建築は古く1977)。今回こちらのお部屋がリノベーションを経て以下内容で募集となっております。
RC造マンションなので38.34の平米数は(壁芯計測と思われなので)木造AP換算ですと「35、36平米〜ぐらい」となりますが、台所的DKと和室を4畳半とするとことでコンパクトながらきっちり2DKの間取りとなっています。
【物件概要】
丸の内線南阿佐ヶ谷13分、新高円寺約18分、杉並区成田東2、築1977、RC造4階建ての4階、38.34u2DK、
エアコン2基、B・T別、追炊き機能、独立洗面、洗濯機置場室内、ウォシュレット、2口ガスコンロ、TVモニター付きインターフォン、トランクルーム、駐輪場、内装リノベーション(和室琉球畳)、
賃料8万8千円(管理費9000円)、礼敷0/1
まず目につくのが、4階低層でRC造の豪華な建築でしょう。
現代的にはドーンと1Rなストゥディオも人気ですが、しっかり部屋が分かれている方が光熱費は断然管理しやすくなりますし「そこは伝統的な間取りですから」正統派的に暮らしやすい人の方が多数でしょう。
賃料も安く、若い夫婦の方や荷物大目な中堅シングルな方などに最適。
徒歩距離も街になれて近道を開拓していけば徒歩13分ですからイメージほど歩く印象ありません。
内容が内容だけに早々に成約終了でしょうね。
同地域には過去にもハイCPな木造APを発見した事ありますから(その時は1DK)、当該物件が終了しても有力な地域として抑えておいて損はありません。
とてもガッチリしていて、この年式だとかなりの力作じゃなかろうかと思います。
物件最寄が善福寺緑地で、
ご覧のとおりすばらしい環境
単純に街の人気比較ではJR阿佐ヶ谷のが上ですが、庶民的商店街やこの環境が買いな方にはJR阿佐ヶ谷より上となる場合もあるでしょう。
ちなみに物件近くのバス停は
吉祥寺行きが走ってます
(後半で紹介しますが、新高円寺商店街にも徒歩でいけて、バス便で吉祥時にも行け、勿論普通にJR阿佐ヶ谷商店街にアクセスでき、丸の内線の隣り駅は荻窪だってんですから、中央線文明的にはかなり抜きん出た利便性です。)
さてここから五日市街道を反転し、新高円寺へ歩いてみましょう。
距離的には17分18分なのでちょっと遠い感じもしますが、五日市街道そのまま直進なので感覚的には「新高円寺にも普通に歩けるよね」なのです。
先ほどのルートの反対側歩道を進んでおります
五日市街道冒頭の絵を道路反対側から振り返った図
商店街はポツリポツリと途切れる事無く何気に続いており
こちらの中古オフィース家具屋さんまでくれば「新高円寺ついたな」と感じるポイント
こうなっております
標識直下を左へ(北へ)
新高円寺の駅前商店街ス
ここが=JR高円寺から伸びる商店街の入口
丸の内線新高円寺駅
南阿佐ヶ谷から徒歩10分ちょいって世界もなかなかお勧めな街だったりするのでした。
今回の物件は違いますが、この地域にペット可物件があれば環境的にもなかなかよさげに思いますね。
2015年12月26日
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