何せ天気予報が雪もあるかとの事で、取材が追いついておりません。果たして現地レポート上げられるのかまだ未確定なのですが、物件概要レポート先行でいこうと思います。
時折メディアにおいて東京人気の街レポートなんてありますが、最近は単純な好感度調査では無く某不動産ポータルサイトのアクセス上位のレポートになっているようです(それが人気の街を反映しているとは思えないのですが、、)。調査の趣旨的には利便性や漠然とした希望順位などを表すものに思いますが、目黒も荻窪に続き上位の街です。
目黒と言えば探し方にコツのある街のひとつ。
理由は簡単で、駅近が品川区であったり駅商店街も大規模で且つ飲食店街だったりしますから、一般的な探し方でマンション限定などしますと「割高な分譲キラー系ばかり」になってしまいます。
白金側ににも目黒西側にも格安木造アパートは存在しますか、前述のポータルサイトのアクセス統計なんかですと目黒を指定する人はマンションマストなのじゃないかと推定されるので、印象は相場の高い街となっているかもしれませんね。
玄人的には目黒は相場も安く、探しやすい街のひとつなので、事前知識無く探した場合との違いが大きな街のひとつです。
特徴としては前述の駅近なら木造アパートの他、目黒の街の”いいとこ(=古くから多数住居がある)”が駅から10分以上西側に歩く油面交差点近くであるってポイントがあります。
駅徒歩的には不動前の方が近かったりするのですが、地元的には目黒駅徒歩圏内なんですね。メインの商店街までの距離は近いですから。
油面交差点付近の”いいとこ”は高級住宅街でもあり(そこそもここ江戸時代からの住宅街なので)、大邸宅も珍しくない場所ですが、古くからの住宅街なので賃貸物件も多数存在します。
思うに「古くからの街で大邸宅も多い」=「相続税対策の賃貸住宅転用(や売却)も多い」という歴史的経緯もあるように思います。
専ら油面交差点から目黒駅はバス便だったりするので(便数も多いです)、資料的にはバス何分と表示されるケースもありますが、実際に歩くと商店街までそれほど距離が無かったり、商店街は体感上の徒歩距離を短く感じさせますから「普通に目黒徒歩10分ちょいでもいいよね」だったりするのです。
ちなみに油面ってのは江戸時代に御用馬の施設があった場所らしく、その後馬繋がりで競馬馬の施設となり、現在は移転し無くなってるのだそうですが馬繋がりのお祭りが現存しており何気に「チャリやバイク乗りの方には縁がある場所かも」知れません。
地味なポイントですが、不動前駅の商店街も庶民的で雰囲気がいいですから不動前から近めで目黒駅徒歩もそこそこな立地は「かなり有力な推薦地域」となります。
今回の物件もそんな立地の物件です。
時期的にはビギナー向けの1Rなどの方がよかったかのかなと思いますが、街のイメージからがベテラン向けなところありますから、今回はあえてベテラン向け物件を紹介します。
間取りはこちら
「大型クローゼットが何故無いのか」ですとか、「この広さで何故にB・T別じゃないのか」ですとか、「レストルーム方式はよしとして独立洗面は可能じゃないか」なご意見あるかと思いますが、
そこがベテラン向けなんですよ(笑
洗濯機置場のある脱衣室はランドリールームと理解できますし、使い方によってはウォークインとすることもできるでしょう。B・T同一はRC造系マンションのセオリーですし、この間取りによく似た部屋を某有名ビンテージマンションで見た事ありますので、マンション生活ベテランの方なら迷わず生活がイメージできる間取りになっています。
元は1DK的内容なのかしらと思いますが、現在は12帖を越える1Rストゥディオとなっており、横幅ワイドな1Rですから体感上の広さも高い水準にあると思います。
【物件概要】
JR目黒11分、目黒線不動前9分、目黒区下目黒3、築1986、SRC造9階建ての4階、32.53u1Rストゥディオ、
オートロック、エアコン、室内洗濯機置場、2口ガスコンロ(グリル付き)、
駐輪場、角部屋二面採光、二人入居可能、
(洋室床仕上げは記載が無く現況優先とします)
賃料9万5千円(管理費8000円)、礼敷1/1
所謂中堅シングル向け30平米9万円”圏内”と言っていいでしょう。管理費込みで3千円出るとは言え平米数も30平米を超えてますからね。仮の話ですが築浅『分譲キラー』系で目黒なら12万ぐらいでも居室7帖以上あるかなないかなってところですからそのハイCP度合いが際立っています。B・T同一などの内容から東京ビギナーな方は資料を目にする事も無いと思われですから、そこは玄人好みなこのお部屋の価値をご理解いただける方の特権でしょう。
方位も(二面採光なので)実質東向きであり(個人的にはマンション北東ベスト論者なので最強よ評価しています)、朝日が入る方位となりますので暮らしやすく、実際の日照は内見しないとわかりませんがお部屋が暗いという事も無いでしょう。
春のシーズン前に「今年こそ30平米超えの部屋で」と検討されている方に推奨です。
2016年01月23日
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