いいとこなのにあまり一般に知られていない街のひとつが「音羽」かも知れません。
なんといっても音羽って駅の名前が存在しないのがいけないような気も、、。
結果的に「茗荷谷とお茶の水大の裏」みたいな形で一部に知られているのかもですが、実際の最寄り駅は護国寺となります。
これがまた、護国寺駅単体は案外ちっこい街なものですから総じて賃貸住宅探しにおいて決して人気の街として登場することはとても少ないんですよね。
さて、今回はそんな音羽を大々的って話じゃありませんが紹介してみようと思います。
てなワケでスタートは茗荷谷駅です。
茗荷谷の駅まわりからしてあまり商業区画が賑わっている印象ありませんが、
駅の裏手に地元商店街含む商業区画があります
この辺には食料品スーパーもあるので、帰りに買い物な時には茗荷谷を使う手もあるでしょうね。
(護国寺駅前にも小規模なスーパーはありますよ。)
規模は大きくありませんが地元商店街がこちら
さて物件へのルートは「春日通りを北上して御茶ノ水の裏を護国寺へ抜ける」ルートとなります
抜け道ってことではありませんが、交通量も少なく静かで歩きやすい道が伸びています。
(地元的には公園通り的な位置づけのようですね)
まもなく御茶ノ水大の裏口
その先は筑波大付属中学ですか
バリバリの文京区画であります
物件は5分ほど歩いた先で
さて、今回の物件と話を進めようと思ったのですが、
ここ歩いたらこのビンテージを紹介しないワケにいかんでしょう。
『音羽ハウス』です(築1970、住友販売の施工は鹿島建設 現在でも平均5千万ぐらいしてます)
関係者以外ここから先侵入禁止みたいなことになっておりますので、
高台を見上げるばかりなのですが
(お隣の築1979「ベルテ音羽台」も現在売物件として存在している部屋1億越してます)
流石にこの時代のビンテージは凄い
日本の建築と思えない水準にありまして、
ご存知のとおりこちらは小説家時代の瀬戸内寂聴(瀬戸内晴美)さんが缶詰にされて小説書いていたお部屋ですね。そこいら辺の「この地域の文系の頂点的世界半端無い」は後述します。
で、本題にもどりましょう(笑
今回紹介のお部屋は、ぶっちゃけ音羽ハウスの目の前にありまして
間取りはこちら
解放するとどーんと1Rストゥディオにもなる1LDKタイプ。実際にこのタイプの成約事例があり好評なタイプです。LDKの広さは業界自主規制10帖ギリギリあるかなって水準ですが(公式的には9.5帖の表示)、1LDK・2DKの標準的床面積である40uを超えておりますので内容的にも十分な広さを確保したものです。水周りのまとめ方が大変上手な設計ですね。
【物件概要】
有楽町線護国寺3分、丸ノ内線茗荷谷11分、東京都文京区大塚1、築2015年、RC造7階建ての5階、40.07u1LDK、
オートロック、エアコン、フローリング、システムキッチンガス2口、バス・トイレ別、浴室乾燥機、追い焚き機能、独立洗面、室内洗濯機置場、シャワートイレ、BS・地デジ、TVモニター付きインターフォン、宅配BOX、二人入居可(子供可)、自転車置場、今回契約のみトランクルーム無料、角部屋二面採光、
保証会社契約要、
鍵交換代22680円、
賃料13万5000円(管理費7000円)、礼敷1/1、
若いご夫婦や、素性が良すぎて生まれてこの方お金に困る事の無かった幸運な方など、
やはり場所が音羽ですから、真面目で文系な方にお勧めでしょう。
(次回出てきますが近所に鳩山さん家あるとかのロケーションですから。)
本来の最寄り駅はこちらの
護国寺駅というか=講談社です
さて、ここから江戸川橋通りを神楽坂へって道のりは「早稲田を横目にやれ出版社だ印刷会社だって文系の頂点的世界」が集中しているエリアです(江戸川橋の印刷工場は次から次ぎと無くなってしまったらしいですが)。
駅にタッチしたところで、反転してまして神楽坂へ向かいましょうか。
※画像多過ぎにより後半の街レポートは『音羽から早稲田・神楽坂』として次回に続くとします。
2016年03月26日
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かれこれ25年前
『住友 音羽ハウス』を初めて目にした時は『麻布タワーズ』同様、その佇まいから“聳え立つ要塞”の如し印象を受けました
鹿島と竹中が施工した数多くの建物の中で1980年代初頭までに造られた物は特に重厚な造りで定評があったとのこと。
何故かクリントイーストウッドの『荒鷲の要塞』を思い浮かべてしまいました(笑
マンションの語彙的にあーでないと本物のマンションじゃありませんわね。
スケール的にも『分譲賃貸』な部屋も存在するのだろうか?と思ってしまうほどで、
圧巻といったところでしょう。
後半レポートに登場しますが、
出版社通りとも言える江戸川橋・音羽通りには「演歌のキングレコード」があるのがとってもいい感じするのでした。