過去三鷹市側の若い人向けコンパクトを紹介しておりますが、今回のお部屋は東京ベテランの方を含むアダルトな方にも適応性のある(事務所も可ですから)お部屋となります。
武蔵野市西久保がお勧めなのは、三鷹駅からは少々歩きますがルート上には商店街がありますし、更に武蔵野市公的機関の中心が「更にその北(武蔵関方向)に存在する」ため、駅から遠方にも商業区画を備え、駅徒歩を感じさせない利便性があるためです。
(勿論散歩好きな方なら吉祥寺東急裏も”そう遠くない”距離感です。)
勿論三鷹はバスターミナル駅の要所でもありますから、通勤でバス便を利用すれば(ひっきりなしに来るぐらいの頻度となっております)徒歩距離10分超えが苦手な方にも対応可能です。
この点、三鷹駅の南”三鷹市側”の10分越えの場合は牟礼が代表となるように田園系だったりするため、木造アパートが中心になるなど街のキャラクターが全く違うのです。
今回、ふとした拍子に感じた事ですが「西久保から三鷹駅に歩く雰囲気」からして三鷹市側からのイメージとは随分違うのですよね。
さて、そんなこんなで過去レポートと同じルートになりますが、
梅雨時の三鷹駅からスタートです。

駅から若干離れておりますがご容赦ください。
一本裏からのが少し近道なのと、雨ですから。
買い物環境は駅ビルにもありますし、こちらにもあります。

cafeもあります、
更に少し先には東急ストアもあります
いつものように武蔵野警察を超えて井の頭街道交差点へ

ここから先の商店街は「西武新宿線的な」雰囲気のいい街並みとなります

そういえばですが、北と南で市町村の違う三鷹駅だけで無く、西荻も阿佐ヶ谷も高円寺も駅の北と南でキャラが大きく変わる街ですね。
必ずしも都市計画用途指定なども関係しておらず、この辺は純粋に文化的な差異なのかもです。
さて、そんな商店街の先に郵便局が見えたら「まもなく到着」となります。

郵便局までが公取基準の徒歩10分で、井の頭交差点でだいたいいつも信号待ちになるので実徒歩だと郵便局まで10分ちょいでしょうか。
少し先のコンビニのある交差点にて物件到着です

ミニマルコンパクトな間取りはこちら

ベランダバルコニー側の設計から間取り図見慣れた方なら「高級系だな」と推理されると思いますが、そのとおりです。物件は分譲賃貸であり棟内ランドリーですからコンセプトはホテル系高級1R、都心には時々見かけるスタイルですが都心近郊から郊外への境目に位置する三鷹市でこのタイプは希少ですね。
分譲タイプ1Rの特徴として収納が無い事がありますが、このお部屋は玄関横のシューズボックス位置収納が拡大されており、結構この空間がいろいろな用途で使えそうです。
衣類関係はオープンハンガーラックや組み立て式などのワードローブが必要になります。
【物件概要】
JR中央線(東西線乗り入れ)三鷹13分、武蔵野市西久保3、築1990年、SRC造7階建ての4階、17.69u1R、
分譲賃貸、オートロック、エアコン、フローリング、システムミニキッチン、棟内コインランドリー、電気コンロ、(給湯はプリペイドシステム)、地デジ・BS・インターネット回線、
24時間管理システム(税抜15,000円)契約要、
信販会社による家賃引落システム契約要、
事務所相談(敷金+1ヶ月、償却2ヶ月)
入居前防虫施工希望可(税抜9,000円)
鍵交換代(税抜18,000円)
賃料5万6000円(管理費3000円)、礼敷1/1
ミニマルコンパクトの特徴は「空間的にそれほどモノも置けないし」を含むシンプルライフと経済性の両立です(高級ノートPCの運用など全てを廉価にという意図ではありません)。
平米数的にはひょっとしたら学生時代のオンボロアパートより狭いかも知れません、ミニマルコンパクトの狙いはリビングの延長を近隣の図書館やcafeの利用(徒歩2分ほどの距離に図書館アリ)などなど都市生活に特化した”性能としてのコンセプト”のひとつであり、同時に不動産の構造そのものとの関係性でもあります。設備としてのミニ冷蔵庫もそこに合致します(目の前がコンビニです)。

建築物を造る時「上ものの融資を土地担保で十分に賄える」これが建築物全体の安定度になります(株式会社における自己資本比率みたいなものです)。ホテルタイプの高級建築の場合だと地方や郊外の場合底地の担保価値が不足し不動産というより耐久消費財のようになってしまいます(修繕費の融資や再開発時のコストなど)。
底地評価の高い都心部や都心近郊だから可能となるもので、都市生活のスタイルとして合理性の高いアイデアになります。
勿論シングルライフに特化したものですから、その意味でも一致性が高いというワケです。
さて、近隣環境ですが
冒頭説明の「武蔵野市郊外だけれど武蔵野市公共建築的には中心地の裏」に相当する”独立商店街”がこちらの先です。

(ここは過去にもれポーとしていますね。交差点後方北側には図書館があります。)
ちょこっと歩くと
ドラッグストアにスーパーサミットが見えますね。

こつらが独立商店街区画になります(一本裏に飲食店街も備えます)。
物件の周囲に戻りますと
ご近所が

ええ、パークなんとかという名だたる高級マンションシリーズが。
底地評価の安定度も確認できると、このようになっております。
三鷹駅への帰り道から見た三鷹駅

この時間だから(夜景的に)余計そう思うのかも知れませんが、
三鷹駅南側から見る三鷹駅方向と随分印象違うのですよね。
武蔵野市側から駅に歩く方が近郊都市っぽいんのです(想像するに駅前商店街の歩道が”無駄に幅広すぎる”のもそんな印象となる理由かも)。
私この辺地元なのでかれこれ30年近くになっている筈なんですが、
「今それに気が付きました」(笑
吉祥寺界隈とは相場が全く違うのに”東急裏”へ歩くのもそれほど苦では無い。
散歩好きで吉祥寺系な方へもお勧めのミニマルコンパクトです。